- 本 ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063885699
作品紹介・あらすじ
連載時のカラーを、完全収録! カラフルな色彩と、アニメキャラに彩られた”内”の世界。”内”を維持するために存在する、色のない”外”の世界。”外”で働くS沢と及川のもとに現れた謎の少女達。彼女らの正体は、「惑星」だった--!? 『もやしもん』大団円から2年、石川雅之の描く、前代未聞の惑星擬人化漫画、開幕!!
感想・レビュー・書評
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2020.5五巻まで読了なり。
コロナウィルスが広がり多くの命が奪われ、その一方で、外出自粛による自然環境の改善がなされている報道もあり、結局人間が地球にとって一番の外になってるのではという意見もある。そんな話をこの本読みながら思い出した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初版 帯
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遊星各々が代表を送ってくるのはCSルイス『惑星三部作③忌まわしき砦』。ナウシカ以下に地上は荒廃。地球が子どもになって「もう死にそう」と訴え、植物が壊滅して人工の緑で目を騙しているのは楳図かずお『14歳』╱磁場がなければ地球も金星並み高温暴風/冒頭カラー頁の毒々しさ。推定22世紀初頭、日本はアニメで世界に20世紀の夢を追う発達障害児集団と見られている。核融合炉が実現しエネルギーの不安はないが現実を見る勇気ない/月が語る「夏休みの終わり」、豊かな生活のために捨て場のないゴミを宇宙に捨てるのが失敗し大停電時代…
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女の子の肉付き!というか脚!に定評のある石川絵をこれでもかと言わんばかりに女性擬人化惑星がアピールしてくる(苦笑
ありそうでなかった「未来の地球像」のディストピア感、惑星達を見て自分の気持ちを確固たるものにする及川、何だかんだ読後感の良いSFとして進展してくれることを期待 -
ついに惑星の擬人化かと思ったら、さすが「もやしもん」の石川先生、なかなか深い話だ。未来の地球のディストピア加減がツボ。
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設定を理解するのが細菌よりはるかに難しいけど、楽しい
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作成擬人化漫画。
「夏休みの終わり」が来て、地表に住めなくなった地球で、過去の汚濁と未来の清浄の間に生きる人間世界。S沢は宇宙に手紙を送る仕事をしている。及川は「内」での職にあぶれ、「外」の「防護服を着て過去の遺物である何か分からないが使えそうなものを回収する」仕事をしている。
そこへ地球(擬人化)がやって来て、他の太陽系惑星に向けて「手紙」を発信してくれ、とS沢に頼み、力尽きて寝込んでしまう。そこへ火星(擬人化)金星の順にやって来る。S沢は聞きかじりの「人間ってのは地球にとっては表面についた病気みたいなもんでさ」「俺らの存在自体が地球にとってはひどく迷惑なんだって」「だから地球を守りたいとか思うなら まず人類が地球からいなくなりゃいいんだって」と言う言葉を吐くが、一笑するかのように火星が「人類ってさ 地球のコアに何かちょっかい出せたことある?」「星ってね 表面なんてどうなろうが大したこっちゃないんだよ」「表面でチョロチョロしたくらいで地球が調子崩すなんてありえない」「あんた達は単に自分達で自分達の首を勝手に絞めて遊んでるだけ そんな思い上がった考え方は安心して忘れちゃいなよ!」とカラッと言いのける。
惑星は惑わない。惑っているのは人間で故に星を見つけた時に「惑星」と名付けた…深い。
著者プロフィール
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