ランド(3) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.09
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本棚登録 : 308
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063886245

作品紹介・あらすじ

村人と山の民を巻き込んだ混乱の果てに、叔母・真理の心は壊れ、父・捨吉は死んだ。すべては、好奇心からしきたりを破り、「あの世」に近づいたせいなのか。責任を感じ、「あの世」への思いを断ち切ろうとする杏の前に、再び和音が現れる。「この世」と「あの世」を繋ぐ、禁断の「武器」をたずさえて――。この物語で描くのは、山下和美が描く、日本という国への不安。

感想・レビュー・書評

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  • ランドと呼ばれる古来からの生活を守る世界、そこに生まれた双子の姉妹の数奇な運命物語第3巻。世界の全体像が次第に明らかになって、ディストピアSFの様相になってきたような。

  • 真理おばさんずっとこのままなのかな‥。正気に戻るよね?
    杏はあのまま山の子になってしまうのかと思ったけどめっちゃ働き者になって戻ってきた。
    平太が野心ありあまってあんな役回りに名乗り出ちゃってどうなるのか‥。子供がやる仕事じゃないよー

    だいぶこの世界の構造がわかってきた。和音様はアンドロイド的な感じなのかな。

  • 本当天才っすよね…なんつー作品描くんだ…

  • 畏敬の念を強めた 空は吸い込まれそうなほどに青くて_花は心を新たに掻き立てる程に燃えるような黄色だった この世には無い人と人を繋ぐ武器だ_「杏」と読む_君の名前だよ

  • マリおばさん、心が壊れてしまって悲しい…。ふと正気が出てくるのは何か深い意味がありそう。
    それでも杏の真っ直ぐに向き合い姿勢が健気で美しい。

    気になるところが平太。杏と敵対してしまうのだろうか。

    前回日伏線が散りばめまれてましたが、今回はかなり大きく進展。
    現世の件も出て、謎の老人も登場。
    天音はあの世もこの世も把握している模様。気になるになる伏線のようです。

    アンはあまり登場しませんでしたが、嵐の前の静けさなのかな。
    あの世を知らないこの世の人達を見ていると、なんとも言えない気持ちに駆られます。

    各章の漢字に文字のタイトルが蒼穹のファフナーに通じてるように感じられてディストピア感が。

    アンたちの今後も気になる。

  •  読了。
     真理おばさんこのままなのかしら。父親も死んだと聞かされて、杏は自分を責めてあの世を知りたいという思いを断ち切ろうとするけど。和音はいつも良いタイミングで現れるな。全然先が読めない。
    (210725)

  • 知命者が実は現代的な場所でそれぞれ役割を与えらえて生きていたことが判明。現代の場所シーンも多くなり、ランドの謎の一端が明らかにされる。

  • 結構色んなことが明らかになってこわいけどワクワクしました。こわいけど。
    ちょっと不思議な少年みたいな感じもある。

  • 壮大なパラレル!で、どうなんの?

  • 1~3まで一気読み。
    あまりにおもしろい!
    徐々に色んなことが明らかになっていく。
    この世界のすべてがわかったら、どうなるんだろう?彼らは。
    ああ とにかくはまった!

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著者プロフィール

1980年「週刊マーガレット」からデビュー。主に少女マンガ誌を中心に活躍していたが、『天才 柳沢教授の生活』で「モーニング」に不定期連載を開始。以降、『不思議な少年』など話題作を発表し、女性、男性問わず幅広い人気を得る。現在、「モーニング」にて『ランド』を月イチ連載中。

「2018年 『杉原千畝 命のビザ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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