- 本 ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063886818
作品紹介・あらすじ
「保険は家族への愛情の証」? …ちょっと待った!!
ある日曜日の昼下がり、財前家に嵐の如く現れた保険のトップセールスレディ! 彼女の目的は、財前の父親を生命保険に加入させることだった。巧妙なセールストークに、母、陥落寸前!! なんか胡散臭い…。そう感じた財前は、持ち前の頭脳と生意気さで「保険のおばちゃん」に真っ向から立ち向かう!
暴かれるガン罹患率のレトリック、割に合わない保険料、そして生命保険の儲けのカラクリ! 保険を見直したくなる、目からウロコの第16巻!!
ある日曜日の昼下がり、財前家に嵐の如く現れた保険のトップセールスレディ! 巧妙なセールストークに、母、陥落寸前!! なんか胡散臭い…。そう感じた財前は、持ち前の頭脳と生意気さで「保険のおばちゃん」に真っ向から立ち向かう! 暴かれるガン罹患率のレトリック、割に合わない保険料、そして生命保険の儲けのカラクリ! 保険を見直したくなる、目からウロコの第16巻!!
感想・レビュー・書評
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保険についての仕組みがよくわかった。
が、いきなり解約しようとまではなかなか勇気がなくて出来ない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本巻で学んだこと
●保険外交員のインセ
●保険のルーツ
●保険とは何か?
●保険の裏側事情(保険加入への反論)
●日本で保険が流行るまでの経緯
●福袋とビジネス
●売掛金回収
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保険の話
数字をよく考えるきっかけになりました -
16巻は保険の話。保険の裏側について知る事ができ目からうろこ。わざと仕組みを難しくする保険。保険は三角と四角。久々に読んだ、3回目。
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保険のことがよくわかった。
この本を読んで医療保険を解約した。 -
セールスレディは歩合制
評価の基準は毎月の保険料ではなく死亡時の保障額
保険のルーツは古代ローマ人たちが葬式のためにお金を出し合ったところから始まる
商売としての近代保険のルーツは15世紀のイタリア、大航海時代の奴隷運搬の海上保険とし誕生
17世紀にはイギリスのエドモンド・ハレーが「生命表」を作成、統計分析を行い、年齢ごとの死亡率には規則性があることを発見
18世紀にはこの生命表にもとづいて、イギリスのエクイタブル生命が導入
1875年アメリカでプルデンシャル・フレンドリー・ソサエティー
1887年にはカナダでマニュライフ生命保険
1879年には東京海上保険会社
1881年には明治生命
貯金は三角、保険は四角
保険セールスの三種の神器、義理・人情・プレゼント
0歳の人間が70歳までにガンになる確率は男性21%女性19%
80歳でも男性41%女性29%
二人に一人が癌になるは80歳以上の話
そもそもガンになったところで100万以内で収まる。高額療養費制度がある
本来の保険の姿とは右肩下がりの三角形であるべき
日本国内における生命保険の世帯加入率は9割
一世帯あたりの平均支払金額は年間40万円
市場規模は40兆円
日本は世界屈指の保険大国
でも、入ってるけど知らない、これが日本の保険事情
生保は確かに儲かる、いい商売
「わからないものは人で売れ」
「保険は貯蓄」当時は金利が7%〜10%もついた
商品のブラックボックス化、様々な特約をつけてパッケージ化した
集めた保険料の9割を加入者に戻している
死差益は生保会社の利益の柱
保険とは数学に裏打ちされた商品
先に金を集める。これが最強の商売
商売を行う上で最も難しい問題は代金の回収
保険では利差益でも大きな儲けの柱としている
保険の還元率はギャンブル以下
保険は70〜30%、競馬は75%、宝くじ46.5%
保険大手は5年で全員が入れ替わるぐらいの離職率
生命保険が売れるのは「ストーリーの力」があるから
保険会社の内勤で保険の仕組みを理解している人ほど、医療保険などには入りたがらない
「よくわかっていない奴(営業マン)が、もっとわかっていない奴に保険を売っている」
子供がいるなら20年くらい掛け捨ての死亡保険
保険加入時に気をつけることは「お金の使い道」ではなく「金額」で考える
保険というのは目的別の利用には向いていない
利用しやすい保険は、若くて健康な世帯主が急死したり、病気やケガで長期間仕事に就けなくなるといったレアケースに備える商品くらい
「生命保険は「入るほど損」⁈」 -
保険に入ってなくてよかったと思った。
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保険会社が儲かる理由
著者プロフィール
三田紀房の作品





