とんがり帽子のアトリエ(1) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.21
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本棚登録 : 2245
感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063886900

作品紹介・あらすじ

小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれを抱いていた。だが、生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない……。そのため、魔法使いになる夢は諦めていた。だが、ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使うところを見てしまい……。これは少女に訪れた、絶望と希望の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 絵がしっかり描き込まれているのに重たい印象を受けません。西洋の版画と日本の漫画が融合したようなテイストです。

    才能は持って生まれてくるものなのか、自分の中から見出し育むものなのか……そんなことを考えさせられた1巻でした。

    続きが気になります。

  • とんがり帽子のアトリエ(1)(モーニングKC)
    著作者:白浜鴎
    発行者:講談社
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
    魔法陣がよく出てくる世界観だけでなく内容がしっかりとつくり込まれている作品です。

  • ついつい本屋さんの宣伝を見て惹かれて試し読みをしたら、見事に世界に引き込まれてしまいました。
    丁寧に書き込まれた1コマ1コマはまるで絵本をめくるように進み、人物も装飾も背景も設定もステキなファンタジー世界に誘ってくれるようです。

    禁止魔法に関わる謎、主人公の少女・ココがこれからどういう道を歩んでどんな魔法使いになるのかとても楽しみです。
    そしてキーフリー先生も謎の存在だけどステキです…。

  • 絵がとてもきれい…。魔法といったら杖を使って出すイメージがあるけれど、この作品の場合は魔方陣がメイン(と言うより主流)なのでやや地味目に感じる。けれども言葉や杖で使う魔法より少しのアレンジで使い方が変化する描く魔法はドキドキ感が強い。
    小学校のときに読んだ児童書みたいな作品

  • 何も知らない少女が魔法の世界に飛び込む、実に正当派なファンタジー。ストーリーや設定も良いが、光と闇の加減が絶妙な絵がとても良い

  • 起きた事実は変わらない
    叶えたい目標は揺るぎない。
    そのための手段が
    人からの借り物だけでは解決できないのならば、
    今できる力で
    今までできる力で
    目標に近づいていく。
    自分が当たり前だと思っていることは
    他の人から見れば魔法。
    魔法の力ではないのかもしれないけど、
    自分の力、技。
    選ばれたもの、選んだもの、そのための力。
    生まれ持ったもの、生まれた後で身につけたもの。
    まだ始まったばかりの一巻。
    気になります。

  • 大好きなガストのアトリエシリーズファンの方がおすすめしていたのが気になって、1話試し読みをしたところ見事にはまり既刊9冊一気読みしてしまった。おもしろい。ぐっと世界観に引き込む1話目がすごい。掴みが完璧。設定、キャラクター、ストーリー全てが魅力的。
    この巻はココにイライラしてしまうアガットに共感してばかり。無知故に、悪気なく人の神経を逆撫でする感じ。子供だからとは言え、読んでいて私もイライラした。ココがこのままのキャラだったらちょっときついと思ったけど、ストーリーが進むと共に成長していくので、ここで読むのをやめなくて良かった。
    まあココの気持ちもわかるんだけどね。これからの展開が楽しみ。

  • さらさらな髪の毛、キラキラと光る綺麗な目、身につけている服や小物、そしてまわりの景色…すべてが本当に美しく描かれていて、漫画を読んでいるのに、まるで画集を見ているような気持ちになりました。すごく細かいところまで描いてあるので、隅から隅までじっくり眺めてしまうし、1ページを読むのにものすごく時間がかかりました。

  • ジブリがハリー・ポッターを作ったらこんな感じな気がする。そこまで新しいことをやっているわけではないのだけれど、既存のジャンルや世界観からのわくわくの選び方・取り出し方がとてつもなく上手い印象。高純度・高洗練。フデムシ可愛い。

  • とても絵がきれい!
    それは、作者さんの来歴を拝見し大いに納得しました。

    魔法が呪文でなく魔方陣で発動するという発想、アトリエっていう表現にもなるほど、と思いました。
    まだまだこの世界についての謎は解明されていないけれど、きっとココと一緒に、わたしたちも知ることができるでしょう。

    これからが楽しみなマンガのひとつになりました。

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著者プロフィール

ビームコミックス『エニデヴィ』で漫画家デビュー。イラストレーターとしてもマーベルコミックス、DCコミックス、スター・ウォーズ等のアメリカンコミックスの表紙・挿画などを手がけている。2016年より『月刊モーニングtwo』で『とんがり帽子のアトリエ』を連載開始。本作は日本での人気のみならず、フランス「JapanExpoAwards」をはじめ海外でも多くの漫画賞を受賞している。

「2023年 『とんがり帽子のアトリエ(12)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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