ランド(4) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 277
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063886993

作品紹介・あらすじ

杏の家が焼かれ、真理の心が壊れた混乱から7年の歳月が流れた。自分たちの住む世界のことを知り、大人へと成長してゆく杏とアン。人も変わるし「この世」も変わる。平穏な日々を過ごす彼女たちが知らないことは多くある。すべては「彼」の手の内にあることも、知らない…。「この世」を捨てる。「あの世」を見なくなる。文字を知る。そして、闇夜が怖くなる。世界が動く、第4巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 獲物を狙っている自分を思い出したから出来たんだ 人の心はその時の空気で気味が悪いくらいに変わる 考えない人間_興味がない人間_流される人間_そんな人間達をどうやって動かすかな?

  • 大きく動き始めた巻。

    蓮華様が口元を隠してるのはなぜか。このギャル誰?知命を迎えて死んだはずの平治達はブラックな肉体労働?!真理おばさん、狂ったふりなのでは?などなど。

    特に「真理ってどうかくか知ってる?」というのにドキリ。

    なんとなーく天音は老化が進んでしまう病気なのかな、と思いました。テレビの大音量が気にならないというのが伏線かな、と。

  •  読了。
     あれから7年経って、杏とアンは全く違う人生を歩んでいる。アンがあの世を選択するとは思わなかったな。
    アンを連れて行く途中、トンネルを抜けながら車の中でビルの説明をした和音の言った“遊ぶ人”っていうのは天音の事かな。

    っていうかやっぱり天音アレだったな。
    (210725)

  • この世って
    あの世って
    黄泉の世界ではない
    ここの世界から
    あの世界へ
    どうあるべきなのか
    どうやって
    人を動かすか
    世界はここにあって
    でも
    ここだけではなくて
    広がって
    気がついて
    時が流れて
    流される
    流されない
    流れる
    流れた時に

  • 大きな動きが。7年後のアンと杏。あと、和音と天音。謎が謎で、でも込み入っていないところが良いですね。
    そもそもこの世とあの世、つまりランドとは何なんだろう。実験?

  • ランドと呼ばれる古来からの生活を守る世界、そこに生まれた双子の姉妹の数奇な運命物語第4巻。全巻から数年後の世界へ。双子は子供ではなくって「あの世」の様子とその始まりが明らかになって来た。天音と和音の正体が気になる。

  • 前の話を忘れていたりして、難解になってきました

  • この世で生きる杏と、あの世で生きるアン。
    この双子に何を求めてるのかな?
    この世を作った意味ってなんなのかな。
    そもそもこの世って天音が作ったっていうことなの?

    話が展開してわかったこともあれば疑問もまたいろいろ生まれてくる。

  • 3巻から数年経って、アンも杏も思春期を迎える年ごろになっている設定。アンは「あの世」で暮らし、すっかり人間らしくなっていた。本巻では今までと違い、「あの世」での生活がより多く描かれている。早く5巻が読みたい。

  • 毎回大河ドラマを順不同で観させられてるような感覚で、ランドの全体像が全方向から少しずつ少しずつ明かされていく。
    そのわかりそう…でもまだわかんない!の匙加減が絶妙で、今回もそこそこ満足させられつつ多くの謎を残したまま。

    今回はアンちゃんの物語に動きがありましたね。
    解放され居場所を与えられたことで少女として変身を遂げる様が鮮やか。
    和音に対する淡い恋心を垣間見た時にすごく顔が綻んでしまった。
    杏もアンも変化を恐れない。


    山下和美ファンとしては柳沢教授の続きも不思議な少年の続きも読みたい。
    でもこれは、ランドは全精力を注ぎ込んで描かなきゃいけない作品なんだろうなぁと思うし、今日より明日、少しでも先に、新しいものを、っていう挑戦というか、意気込みを感じるのでファンとしてやはり全力で全裸待機して続きを楽しみにしている。

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著者プロフィール

1980年「週刊マーガレット」からデビュー。主に少女マンガ誌を中心に活躍していたが、『天才 柳沢教授の生活』で「モーニング」に不定期連載を開始。以降、『不思議な少年』など話題作を発表し、女性、男性問わず幅広い人気を得る。現在、「モーニング」にて『ランド』を月イチ連載中。

「2018年 『杉原千畝 命のビザ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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