本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- 本 ・雑誌 (116ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063895636
感想・レビュー・書評
-
2015年10月16日読了。2011年刊行、IBMが提唱する『Smarter Planet』のコーポレートビジョンが具体的にどのような形で・技術に基づいて実現されようとしているのか、あとIBMとはどんな会社なのか、について紹介するムック。世界中で個別に発生している無駄・非効率に対し、新技術の適用・既存ソリューションの横展開・政府や民間の連携などの手段によりグローバルに解決していこうというビジョンは素晴らしいものだとは思うが、4年たった今あまりその言葉を耳にしないのはこの概念が世界に十分に浸透したから、と見るべきか、時代を先取りしすぎていた、と見るべきか・・・?(単に経営者が変わったから?)世界中の問題解決を、運用し続けることに強固なインフラやコンピューターパワーを求める「IT」に全て委ねるのは危険でないか、というのが直感的な感想でもあるが、「そのリスクすらITの進歩が解決していくのだ」と楽観的に未来を信じていていいのかな。未来が「ターミネーター」や「ロボコップ」が描いたような世界にならなければいいが。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示