- 本 ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063906301
作品紹介・あらすじ
この作品は『不安の種』シリーズや『PS羅生門』『オフィス北極星』の作画で知られる中山昌亮先生が描くホラー短編シリーズです。平穏な日常の中に突じょ現れる、人間以外の大変に恐ろしい存在の数々を描き、全国の恐怖漫画ファンたちから絶ろされるぐらいならと潰して埋めた。金槌の血は拭き取り諸々は処分ずみにて心配無用。時折激烈な頭痛に襲わ賛の悲鳴が上がっています。『怪談新耳袋』や『「超」怖い話』のような実話怪談本をお好みの読者の皆様に、特にお薦めです。寝苦しい夏の夜や秋の夜長のお供に、ぜひ本書をお選びください。
………ゴク…………ビチャ……ズル…ズズ…………っまほ……んじゃで………影………ぶばろ゙お゙お゙ぉ゙ぁ゙………目ッ……はァ…はァ………の灰……ジ…故………人形ガガガ………ォ断チ……ィマス…………ゴッ!…………多血………忌ミ……ピチャ………ガサガサガサガサ…………がっ…げ……げべべ………………コチラハAERN-BBC、「後遺症ラジオ」デス。チューニングノ必要ハ……アリマセン。
感想・レビュー・書評
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うーんハンドスピナー……ハンドスピナーが……あっおぐしさまでしたか……。
昔話のおぐしさま。日本人って大抵のものは奉っちゃうけど、人の力で扱えるものじゃないのか……。
白い当たり屋おばさん。おじさん?
ビルの上でジャンプする人、元気良くなる人形、丑の刻参りテーブル。 -
ここにきて生理的イヤさ、精緻に描くことで生まれるキモさにさらに開眼されてページを進めずにいられない(直視し続けたくないから)。その点逆に持ち前のひっそりした恐怖からは離れつつもあり、難しい所ではありますね。
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3巻に引き続き4巻が出たので購入し本日読了です。
相変わらず謎の存在である「おぐしさま」ですが、昔話テイストの話(第61話)が非常に正体に肉薄しているような、そうでもないような……。
前までの巻を読み直して、「あぁ、あそことあそこのシーンがつながっていたのか」とか、「あの状況を別角度から見たのがこれか」というのは分かってくるのですが、もうそれぞれがどういう意味を持っているのかとかは、相変わらず、よく分からない…… -
前巻までと同じように、話は各話毎にぶつ切りで、時間軸も前後する。
登場人物は顔が似ていて、正直以前出てきた人間なのかどうなのか判別がつきにくい。
とにかく沢山人が出てくる、そのほとんどは主要キャラクターと言うよりはその場限りのキャラクターのような気がする。
おぐしさま、と言う存在を主軸として、とある町に住む人々に襲いかかる不気味な現象を描いているのが本作だ。
過去のエピソードを絡めて次第におぐしさまの輪郭が浮き上がり始め、と同時に現代における奇怪な現象の広がりも加速していて、将来における大規模な惨状がイメージされようとしている。
ディザスタームービーじゃ無いけど、大きな厄災に見舞われる人々と蝕まれていく町の反応が描かれていて、それを止めるようなヒロイックな人間は今のところ見られないから、その点も興味深い。
でも1巻で厄を人に引き渡した女がいたから、そこがヒントなのか?
いずれにしても展開は遅遅としているし、話もぶつ切りなので、じれったいと感じる人はいるだろう。 -
ほんと何の説明も無いのが一番不気味。
著者プロフィール
中山昌亮の作品





