- 本 ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063925180
作品紹介・あらすじ
『絶園のテンペスト』城平京 最新刊!! 怪異達の知恵の神になった少女と、怪異にさえ恐れられる男が、怪異に挑む[恋愛×伝奇×ミステリ]!!
“怪異”の知恵の神になった少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異”にさえ恐れられる男だった!? 2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?
怪異達の知恵の神・岩永琴子、2つの怪異の能力を有する桜川九郎、九郎の元カノで警察官の弓原紗季、3人がついに真倉坂市に集結! 首を折られてさえ死ぬことのない、世の理を外れた存在である鋼人七瀬の正体は!? そして、そんな怪物を倒す術は!? ――空前絶後の[恋愛×伝奇×ミステリ]。本当の物語はここから始まる。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
不思議な世界観。
皆1度は考えたであろう、幽霊や妖怪と関わっていくストーリー。
引き込まれます。 -
前置きとしての舞台は整った。先にアニメを見て、原作も途中だけどこの辺りは既に読んでいるので比較的すっと入ってきた。単純に言うと、鋼人七瀬の存在を願う、信じる者の心理がまとめサイトが集約することで鋼人七瀬を存在させているという話。誰が何故このようなことをやっているのか、それはこれからの展開が語ってくれるだろう。
-
岩永、九郎、紗季の3人が真倉坂市に集まり、首を折られても死なない存在・鋼人七瀬の正体を探っていく。いよいよこの巻から『虚構推理』というタイトルにふさわしい展開へと進んでいく。人々の妄想と願望がイメージと名前を得て、鋼人七瀬という実体を作り出してしまった。それを消し去るために、その物語や真実よりも魅力的な虚構をもって対抗するって発想が面白いよね。合理的な解釈よりもインパクトのある嘘の方が強いって話は現実でもそうだよね。
現場での聞き込みもこの作品ならではの切り口でよかった。第三者の怪異に当時の真相を聞いちゃうなんて、普通のミステリでは御法度だよね。ただ、真相を知ったから解決するような話ではないので余計に厄介なんだなと。解決へ導く物語を考える岩永に「お前の解決が支持される未来をつかんでくるよ お前のために何度でも死んできてやる」と言った九郎。二人はベタベタするような仲ではないんだけど(岩永はベタベタしたそう)、こういうところから二人の信頼が伝わってきてよかった。ラストでさらに状況が悪化し、そこからどう解決を描いていくのか気になるところ。 -
メインの話が虚構推理になった!w
不安視してた三角関係もイライラする事なく読めて一安心。ラストはあぁまじかって感じの引きだったので続きを読む。 -
コミック
著者プロフィール
片瀬茶柴の作品





