さよなら私のクラマー(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063925395

作品紹介・あらすじ

累計400万部突破!『四月は君の嘘』の著者・新川直司の最新作は、女子サッカー。中学時代輝くことなく終わったウイング周防すみれは、ライバルである曽志崎緑から誘いを受ける。「一緒のチームに行こうよ、一人になんてさせないから」。そんな真摯な言葉に、周防が出した答えは・・・・。たくさんの個性豊かな選手が集まり、今物語の幕が開く!!

中学時代輝くことなく終わったウイング周防すみれは、ライバルである曽志崎緑から誘いを受ける。「一緒のチームに行こうよ、一人になんてさせないから」。そんな真摯な言葉に、周防が出した答えは・・・・。たくさんの個性豊かな選手が集まり、今物語の幕が開く!!

感想・レビュー・書評

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  • 青春女子サッカー。さて、誰が主人公なのか?
    曽志崎と周防の二人かな、と思って読んでいたけど、どうにも恩田らしい。前日譚にあたる作品を読んでいれば、あっさり解決する問題なんでしょうか。
    読んでないんですよ。
    あ、女インザーギでないのはわかりますよ。

    FWに女インザーギ。WGの周防。おそらくトップ下の恩田。CMFの曽志崎。と面白そうな蕨青南。女子サッカーに未来はあるのか?と突きつけられた言葉には、目の前のなでしこの蕾が見せる未来と希望が、答えてくれるはずです。ソフト面は。

    日本代表が目指すサッカーはなでしこが体現してると思うんだけどな、北京五輪のころから。そういう意味で、男子も女子もサッカーに未来はあると思ってるんだけどな。ソフト面はさ。

  • さよならフットボールの続き!?
    四月は君の嘘は、間違いなく名作だけど、こちらの作品も好きだった。

    またあの彼女の…って、スタートが何か違う?!
    や、やられた。そうきたかという物語の入り。そして待望の…。

    女子サッカー。
    優れた才能と不遇な環境。
    そこでどう輝くのか?

    物語はまだ始まったばかり。今後に大きく期待。

    さよならフットボールの下巻の時のような、あのドキドキを再び届けてくれることを願う!

  • ボールを蹴る、フェイントをかける、各プレーの刹那の切り取り方が上手い。131ページの佃のシュートシーン。ゴールキーパーの視点から追っているが、3コマを使ってシュートを打った佃の体勢がすこしずつ変わる程度のスローモーな動き。
    ところがページをめくると、ページいっぱいにキーバー眼前に迫るボールが描かれる。この緩急、キーパーの視点を上手く使いロングシュートの威力をいかんなく表している。

  •  女子サッカーの現場を描く物語の開幕巻である。舞台は高校、弱小の蕨青南高校に集まった才能たちを描いたド直球スポ根漫画だ。
     非常に現代的なスポーツ少女らを描いたその内容は、例えば「お前はメッシか!?」「50点取れ!」といったネタの新鮮さにせよ、「草生える」「ぐう正論」のようなライトなネタ表現にせよ、らしさのようなものが見える。
     しかし、その中で突きつけるようなやる気なし監督の「女子サッカーに未来はあるのか?」という言葉は印象深い。この命題を解き明かしていくことこそがこのシリーズの担う役割になるのだろう。
     サッカーの内容も戦術的な側面に触れながら、ポゼッションとカウンターに二分して説明するところなどを見ても、良い形で単純化していて明快である。

     ちょっとまだキャラの見分けが付けづらい印象があるため、その点だけ気にして星四つ半相当と評価している。同じ年頃の、同じ属性の女子が複数いるとだいたいおんなじ風に見える、というのは実に現実的だが、そこは漫画的にもう少し描き分けてくれてもいい気もする。
     だが、前日譚となる「さよならフットボール」との関わりも明らかになっているし、物語そのものには長尺のドラマを期待してもいいのだろう。期待している。

  • このマンガの中でも台詞として「女子サッカーに未来はあるのか?」と言われていたとおり、確かに男子サッカーに比べるとそもそも観客としても期待値を下げて見てしまうところはある。でも、そんな中で少女たちが強くあるために闘っていく姿っていうのは、クるものがある。1巻の出だしから登場人物が一気に出てきたので、正直まだ敵味方が覚えきれていないけれど、面白くなっていきそうな期待感がある。

  • 女の子見分けがつかない!おっさん化したんだなーと思わせてくれる作品。
    ストーリー自体は良いです。
    感情表現がとても上手だと思います。

  • 四月は君の嘘の新川先生の新作。
    デビュー作?のさよならフットボールの続編?らしいのだけど残念ながら未読。最近新装版も出てるみたいなんだけどね。
    女子サッカーを舞台にした青春スポ根モノ?
    若干狙い過ぎのシーンもないではないけど、滑り出しにしてはなかなかいいのではないかと。
    女子サッカーということで登場人物が同世代の女の子ばかりになってしまうんだけど描き分けに少々不安が特にデフォルメした表情が出るとこれ誰だっけ?と思うこともしばしば。
    その点では少人数で回した四月は君の嘘は粗が目立ちにくかったかなと。
    続刊にも期待ということで★4つで。

  • 似たような顔のキャラがたくさんいて、ちょっと混乱する

  • 登場人物がとにかく多いーー
    わけわからなくなる
    まだ1巻だし様子見な感じかな

  • 女子サッカーの将来性や、それでも女子サッカーを楽しむ生徒達など、男子サッカーでは中々描かれない方向性のシリアス展開があって、これはこれで興味深い。が、やっぱりどのキャラが誰だかわかりにくい

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著者プロフィール

新川直司 2008年『冷たい校舎の時は止まる』(原作/辻村深月 全4巻)でデビュー。
著作に『さよならフットボール』全2巻、『四月は君の嘘』全11巻。短編集『四月は君の嘘 Coda』。『さよなら私のクラマー』全14巻。

「2021年 『さよなら私のクラマー(14)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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