虚構推理(6) (講談社コミックス月刊マガジン)

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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063925906

感想・レビュー・書評

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  • あー良かった。暴れないですんだ。(九郎が琴子の事いい加減な感じだったら暴れるつもりだった)
    ミステリーを読むのが苦手というのもあって解決編は読むのが辛い所があったけど最後はニヤニヤ出来たので頑張って読んで良かった!となりました。続編はゆるい感じなのかな?九郎のデレが見たいから読むわ!

  • 虚構によって生み出されたものを、虚構によって消し去る。
    よくこんなややこしい事を考えられるなぁ。
    現実味がない点も多々あるけど、サイトの流れと九郎先輩の能力でカバーされてる。
    続編もあるみたい。

  • おひいさまばんざい!
    いやあこの推理決着の流れ・盛り上がりが実にだいすき。結局おもしろいのが勝つのだよなあ…。
    コミカライズまでされたんだからアニメ化だってすればいいのに。
    しかしなんか原作よりもラブラブしてるような…ん、気のせいかな?続編「琴子と九郎のとある日常@よく行く店編」楽しみにしております!小説の方も出るそうでわくわく!

  • ついに!鋼人七瀬編が集結!息が止まりそうでした。

  • 鋼人七瀬を打ち破るために用意した解決も残り二つ。六花が未来決定の能力をどのように使うかも計算に入れて、解決を積み上げる中に伏線を張りつつ追いつめていく気持ちよさ。鋼人七瀬を生むためにホームページへまとめられた情報だったり、議論していた人々の想像力が、逆に鋼人七瀬を消すために利用されるのが面白いね。まさに「嘘から生まれた怪物は嘘によって滅びる」というのが痛快。琴子の論理と九郎の能力、二人で勝ち取った未来だと絵で表現してるコマが素敵だった。

    鋼人七瀬という事件だけではなく、九郎と紗季の関係もしっかり描き切っていて、恋愛や人間ドラマ的な面でも見所があってよかった。九郎も琴子のことを大事に思っているんだと。「でも お前は花より綺麗だから 僕はどこにも返していないだろう?」を真顔で言っちゃうあたりがいいよね。秩序を守るために右眼と左足を捧げたようなものだと、その覚悟を汲んで紗季に伝えるシーンも印象深い。元の自分へ戻るために、六花は手段を選ばない。彼女が今後どう出てくるのか気になるね。あと、彼らが元に戻る手段があるのかどうかも。鋼人七瀬編が終わり、そのあたりのドラマがどう描かれていくか期待したい。

  • 原作に忠実に、しかし要所要所で読者を飽きさせないアレンジを加えていた本作も鋼人七瀬の話が終わったことで完結……とはならずにどうやら続くようで
    かなり綺麗な終わり方だったから、あれで完結と言われても信じてしまいそうだ

    内容は前巻に引き続き九郎が何度も死に生き返る様を横目に見つつの解決編。原作を読んだときにも感じてしまったがやはり琴子の無茶苦茶な書き込みに対して掲示板の反応が穏便すぎる印象を拭えない。
    この点については九郎が未来決定能力によって「都合のいい未来」を掴んでくるサポートがあるからと頭では判ってはいるんだけど、解決に必要なのは真相の提示ではなく鋼人七瀬に熱狂している人達に亡霊は居ないという虚構を信じ込ませる点に集約されるストーリー構造になっているから、その掲示板の反応が違和感を覚えてしまうと解決の流れすら微妙に思いそうになってしまうんだよなぁ
    いや、3つの解決の後の本当の解決とか、ミステリー的な視点で見てもかなり面白い展開になっているんだけどね

    それにしても次巻予告の「よく行く店編」って一体何なんだ……

  • 原作小説部分のコミカライズ最終巻と言える6巻を読みました。
    7巻からは新章突入ということで、琴子&九郎の今後も気になるし、六花さんもどう動くのか楽しみです。

著者プロフィール

【片瀬茶柴(かたせ・ちゃしば)】
本作にてデビュー。

「2021年 『虚構推理(15)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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