小説 映画 聲の形(下) (KCデラックス ラノベ文庫)

制作 : 大今 良時 
  • 講談社 (2016年11月17日発売)
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  • 本棚登録 :21
  • レビュー :2
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063930924

作品紹介・あらすじ

硝子と再会した将也。
失われた時間を取り戻すかのように、2人の距離は急速に縮まっていく。
すべてが順調に過ぎていくように思えた。しかし将也の過剰な自意識が、周囲を傷つけてしまう。
将也は再び孤立し、そして硝子も……。
不器用な2人と、不器用な周囲の人間関係が、2人の間を複雑に交差する--。

小説 映画 聲の形(下) (KCデラックス ラノベ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • (長い感想文)初期設定からしてありえないのだけど、そういうとこで障害をつかうなよ、差別観垣間見れる(これが日本の現状だ)とか、女の子聴覚障害の設定必要ないよなとか、小学生はそこまでひどくないもっと分別あるとか、百歩譲って目をつぶり、

    コミュニケーションが軸なんだろうけど、
    これもまた、わたしからすればぬるい。
    どうしてそういう展開になるのか、
    どうしてそれが暴言なのか、
    そのきたない言葉づかいなんとかならんかとか、
    こんなやりとりで傷つくことなんて日常茶飯事、
    これがひどいとはなんて平和な友情なんだ?とか、

    これが、ラノベと言われる世界なのですかね?

    ストーリー展開ではなく、登場人物たちのセリフに、
    わたしは自分のことがかぶり、ぐさぐさきた。
    不本意ながらも泣きながら読んだのは事実。
    登場人物たちのそのストーリーの中に感情移入はできないけど、
    その受けたであろう気持ちと、わたしの体験がかぶって、
    非常に精神衛生上よろしくなかった。
    おかげで、しばらく立ち直れそうにない。

    しいていうなら、いちばんいいなと思ったのは、観覧車でひっぱたいた、あの女の子(すでに名前がもう出てこん)比較的共感できた。
    それから、男っぽい妹。スケーターと同じ名前なのがまたなんだかなではあるが、好きだなと思った。
    基本的には、担任だけだ、ムカついたのは。
    あとは、女の子が飛び降りる気持ちは理解できる。
    とても理解できる。

    これで、感動する人たちは、いったい、どういう場面でどういったところで感動するのか、真剣に聞きたい。
    わたしはちっとも感動しなかったし、
    自分の感情がかき乱されただけだった。

    これは言える。
    聴覚障害の女の子が、自分が聞こえてないわからないまま進んでる世界の中でつらい思いをして生きてきて、
    それが主犯でいじめてきた子であっても、
    再会した時に手話で「友達になりたい」と言ってきて、
    それでうれしいと、友達になりたいと思う気持ち、

    一般の人は、この彼女の気持ちを、いったいどこまで理解できるのだろうか。
    原作者がこのあたりをどういうつもりで、どういう思いで書いたのかはわからないけど、
    現実として、ここの心理を深く深く理解した上で読める人は、いったいどれぐらいいるのだろうか。

    とにかく、いろいろな感情がうずまきながらも一気読み。
    映画を観ようとも、原作の漫画を読む気にはなれない。

    ちなみに、だったらなぜ読んだのかというと、
    聞こえない友達に、映画を観て感想を聞かせてほしいと言われたから。
    彼女の感想はまだ聞けてない。
    わたしはわたしの思ったことをとことん伝えるつもり。

    ステラヤングさんの「感動ポルノ」ということばが浮かんだ。
    むしろ、この作品にこのことばでさえ、彼女に失礼なのかもしれない。

    これがいまの現状なのだ、愕然とする。

  • よかった。映画見たいなあ。

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