聲の形(1) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2571
レビュー : 206
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063949735

感想・レビュー・書評

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  • 読み切りのときから気になってた作品

    この巻はほとんど過去、小学生時代メインで描かれています

    小学生の子供にとって自分と違う、周りのみんなと違う子というのはどうしても"未知"で、頭ではわかっていてもそれを個人ではなくクラス全体として受け入れることの難しさがとてもリアルに描かれていました

    (小学生には痛いクラス対抗の学校行事の明らかな負け戦、大人(きこえの教室の先生)との温度差など)

    主人公の将也を除き、最初は耳が聞こえない西宮さんにまだそこそこ優しい他の子供たち。でもその優しさはどこか西宮さんを見下した感じと紙一重なんですよね。だんだんとそれが子供たちにとって重荷になっていく描写は、少なくとも私も読んでいてどこか共感してしまう部分がありました

    いじめの描写は読んでいて気持ちのいいものではありませんが、それがのちに少年時代の将也のガキ大将からの転落、因果横暴として上手に描かれています。(この頃の将也と同じ、小学生くらいの子供に読ませたらいい教訓になりそう)

    高校生になった二人が再会してどう変わったのか、変わっていくのか、今後の展開が楽しみな作品の一つです

  • 苦しい。すぐには読み返すことができない。

  • 小学生 石田将也のクラスに西宮硝子が転校してくる。
    西宮硝子は耳が聞こえない障害者であった。
    硝子のために、授業が遅れる、合唱コンクールに負けるなど
    クラスや担任の空気を受けて、将也達は硝子を苛めはじめ、
    それは段々とエスカレートしていく。
    苛めが明るみに出たとき、将也はクラスや担任から見放され苛めの張本人と非難される。
    そして、翌日から硝子の替わりに苛めの対象となったのは将也であった…。

    苛めがものすごくリアルに描かれている。

    ちょっとウザイがクラスの空気を先導してきた将也は
    苛めが発覚してこれまでの空気が壊された事で、今度は苛められる側にまわる。
    苛める相手は誰でも良かったのだ。

    ”クラスの足を引っ張る奴をやっつける”という「正義」は
    ”苛めっ子をやっつける”という「正義」に変わる。
    ”苛め”や”差別”は正しいことをしているのだという「正義」の名の下に行われる。
    だが、それは、「正義」の名の下に攻撃される対象が、いつ自分に向けられるかわからないということでもあり、
    自分は”苛める側”にいなければ安全は保たれないという心理にもつながる。

    外界の目の入らず、数十人のクラスメートと担任が四六時中数年にわたって 顔を付き合わせなければならない学校という空間は、
    社会に出てからと違って相手との距離を自分で調節して取ることのできない空間であって、
    そのような空間で苛めにあうという事は、本人にとっては生死に関わる問題となる。

    苛めに関する報道があるたびに、親や本人を糾弾する言説が飛び交うが
    そんな問題ではないということは明らかなはず。
    こういう言説を主張する人達が学生だった頃からずっと続く
    学校の抱える構造的な問題なのだと思うけど、
    そういう過去の教室の状況とか、こういう主張する人達は思い出せないものなのかなぁ…とも思う。

    1巻目では苛めについて描かれたけど、次巻以降は手話とか、また違う流れになるのかなぁ。
    もうちょっと苛めについては描いてほしい気もするけど。

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  • 子どものいじめってひどいなと思う。いじめは巡るんだなとも。

  • こんなにもキツイ漫画だったのか。知らなかった。総評は7巻にて。

  • 2018.3.28読了
    ☆4
    前から気になっていたこの本が偶然図書館にあったので読んでみた。
    耳の聞こえない子の話ということは事前に知っていたが、こんな展開とは思わなかった。
    続きが気になるので、2巻も読んでみようと思う。

  • 耳が聞こえない・うまく喋れない転校生・硝子をガキ大将たちがいじめる。その後、いじめの対象はいじめていた中心人物・将也に移り、数年後、絶望感のある将也は自分の人生の後始末のために硝子に会うが、逃げられてしまう。
    モブ含めて顔面がみんないい。

  • なんだなんだ。この主人公の男の子は。ひどいな。で、クラスメートもかなりひどい。先生もなかなかのもの。こんな学校あるのか。ええ子が1人だけ。偽善者扱いされちまったけどね。

  • 硝子はどうしてここまで頑張れるのだろう。助けてあげたいけれど何もできない。現実世界でも大人が子供の世界に介入するのは難しいかもしれない。それから「リゼロ」でも思ったけれど、黒目が小さいとちょっと怖い。

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著者プロフィール

大今 良時(おおいま よしとき)
1989年生まれの漫画家。女性。2008年、第80回週刊少年マガジン新人漫画賞に投稿した『聲の形』で入選。2009年より「別冊少年マガジン」で冲方丁の同名小説を原作とする『マルドゥック・スクランブル』の連載によりデビュー。
2013年、入選作品をリメイクした読み切り『聲の形』が「週刊少年マガジン」に掲載された後、同作の週刊連載が開始。同作は宝島社「このマンガがすごい!2015」オトコ編第1位や第19回手塚治虫文化賞新生賞を受賞するなど各方面で話題を呼んだ。本作は2016年に劇場版アニメーション化されている。

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