進撃の巨人(12) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3121
レビュー : 180
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063949766

作品紹介・あらすじ

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。

超大型巨人と鎧の巨人の正体が発覚。エレンとユミルは、彼らに連れ去られてしまう。二人を奪還すべく調査兵団が動き始めるが、エレンとユミルの間に亀裂が走り……!! かつて苦楽を共にした104期の仲間達が、敵味方にわかれて戦うことに!

感想・レビュー・書評

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  • う、おおぉ………こんなに圧倒されてしまったのは久々だ、凄まじいまでの大乱戦。まさかこんな展開になるとは

    今巻でやっと、やっと物語の核心が見えてきたような気がする。「座標」とはなにか、ベルトルトの「見つけてくれ」とはどういう意味なのか、「故郷」とは。大混乱の中で様々なワードが飛び交っていた。

    まさに嵐のような一冊。ハンネスさんの死に様が惨すぎる。そしてアルミンの非常なまでの判断力。大切なものを見つけたかに見えたクリスタはそれを受け止める間も無く引き剥がされてしまった。

    この作品は徹底して登場人物たちに容赦ない。おそらく意識的にそうしているのであろうが、昨今の爽やかな読後感のある作品の多い少年漫画とは本当に対照的といえると思う。むしろ読み終わったあとはなんとも言えないやるせなさ、憤りやモヤモヤが残ってしまうほど。でもだからこそ心に残るし、何度も読み返したくなる。そして何より、だからこそキャラクター一人一人の必死な生き様が鮮烈に映るのだと思う

    断言できる。面白い!!!

  • 怒涛の展開!
    読んでいて思わず体に力が入ってしまう。

    あの時のあれはこういう事だったのか~とか、
    作者さんが今まで散りばめてきた伏線の回収に、ただただ驚くばかり。
    例のごとく、目を背けたくなるような描写もあるけれど、
    それ以上にストーリーの運び方が巧くて本当に面白いです。

    終盤あたり、ミカサの告白に「え、まさか……」と一瞬ドキリとしましたが、
    エレンはミカサが思っていた以上に成長していた(笑)
    男前だね、エレン!!

    冷酷に見えるエルヴィン団長の決死の覚悟、
    クリスタの相変わらずの天使っぷり(女でも惚れるね!)、
    絶体絶命の状況下でこそ頭の良さを発揮するアルミン。

    皆死んで欲しくない、けど次は誰が殺されるのだろうかと予想してしまう。

    次巻のキーワードは「座標」ですね。
    読むのが待ち遠しいです♪

  • 人は時として自分の気持ちさえままならない…
    ヒストリアと共に生きようとしたユミル、ユミルと共に『自分らしさ』を取り戻そうとしたヒストリア。
    なのに土壇場で「ごめんね」と別れを告げてライナー達についたユミルの姿に涙が出た。

    地獄絵図のような戦場の真っ只中でエレンに「ありがとう」と言ったミカサの笑顔にも泣かされた。 あの場面であの表情はズルイ。 超人的なミカサが一瞬で乙女になった背景とのギャップ… 諫山さん、魅せ方が上手いなぁ。

    この作品は、重要人物が欠落していく場面が戦闘の中であまりに自然に組み込まれるところが一番恐ろしいと思う。 今巻でもたくさんのものが失くなった。
    毎回「これでもか」というくらい打ちのめされるのに立ち上がる。 人類は強い。

  • 怒涛の展開すぎる。
    勢いありすぎてあっという間に読み終わってしまった。
    ライナー&ベルトルトの言う「座標」とは一体何なのか?
    謎は深まるばかり。
    次巻はクリスタの正体がメインになるらしい。
    物語がじわじわと核心に迫ってきている。

    ハンネスさんの最期は衝撃でした。
    エレン母を食った巨人に食われるとは何の因果か。
    そしてエルヴィン団長男気ありすぎ。

    ミカサが死を覚悟した一言、
    「私にマフラーを巻いてくれてありがとう」は名セリフだと思う。

    アルミンは策士すぎる。黒すぎる。
    そのゲスさが好きです。

    感想記事
    http://utsuyama27.com/shingeki12/

  • エレン奪還編。
    やばい。面白さ増してる。
    鎧の巨人と、巨人たちと、調査兵団と、憲兵団とが入り乱れてのエレン奪還。

    死を覚悟したミカサがエレンに感謝を告げるシーンは鳥肌が立った。
    あのミカサさえも絶望の淵に立たされ、エルヴィン団長もあんな状態になっちゃって、エレンはやっぱり役立たずで、ここでみんな全滅しちゃうんじゃないかって思った。
    こんな局面でエレンの能力発動って!
    なんかよくわからなくても希望!

    ユミルとクリスタの信頼関係にも心が揺さぶられた。

    それに引き換えライナーとベルトルトはなんだかかっこ悪いな(笑)
    でもこの二人の故郷がどんなところで、二人がどんな境遇の中にいるのか気になるからとりあえず一旦里帰りしてほしい。

    コニーが意外と活躍してたな。

  • おじさん。。。
    みんなみんな死んでく

  • 人間に戻れた、クリスタは壁教の一族の重要人物
    座標、任務 という言葉。
    そして、度々出る『故郷』。
    先の短い殺人鬼。
    ライナーとベルトルトの会話から気になるキーワードが
    次々飛び出てくる。
    謎がとけてから読み返すと、辛いシーンだ。
    どれだけ帰りたいと二人は思っていただろうか。

    ユミルは巨人の状態で60年間外をさまよっていて、
    人を食べれば人間に戻れるらしいことはわかった。
    だが、それだけなら他の巨人は何故人間に戻れないのか。
    巨人たちは何故人間を食べ、消化もせず吐くのか。

    ユミルの必死の懇願。
    ユミルだとわかって攻撃を止めるコニー達なのに
    彼女の目的はクリスタを奪うこと。
    混乱する中で、相変わらずアルミンだけが
    ライナーに協力する気で自分たちはおびき寄せられていたことを
    察するのだ。
    俺の命に代えてもエレンを取り返すと飛び出すハンネス。


    ユミルとクリスタのそれぞれの逡巡は胸が苦しくなるが
    対するミカサも心の余裕と時間がない。そのとおりなのだ。
    「私に情けを求めるのは間違っている」。

    仲間たちの呼びかけに、「誰が人なんか殺したいと思うんだ」
    と返すベルトルト。
    すべてが嘘じゃない。本当に仲間だと思っていた。
    あまりにも辛い叫びなのだ。彼らも辛い思いをしていて
    だが誰かがやらなければならないからと任務に徹してきた。

    巨人を引き連れたままでいいから付いてこいというエルヴィン。
    振り払う時間の余裕が無いからではなく、策略だったというところが凄い。
    食われながらも「進め!!」と叫ぶ鬼気迫る形相。
    これを受けて、自分の命以外に何を捨てればよいのか考え
    アニは拷問されているという嘘をつく。
    取り乱したベルトルトをエルヴィンが切り捨てる。
    あまりにも凄まじい展開だ。

    この中で初めて巨人を倒すクリスタ。
    コニーは要所要所で良いことをいってくれるキャラだ。
    ユミルはどうしたらクリスタを助けられるのか
    どちらにつくべきか悩み始める。本当にぎりぎりなのだ
    ということがよく分かる葛藤だ。

    巨人を投げてよこすという発想もえげつない。
    倒れるミカサとエレンの元にやってくるのが
    エレンの母を食べた巨人で、会いたかったと立ち向かうハンネスが
    健闘も虚しく食べられてしまうという無慈悲さ。

    マフラーを巻いてくれてありがとうと言うミカサが
    とても可憐だ。
    何度でも巻いてやるといい、しかし勝算もなかっただろうに
    素手で立ち向かったエレン。

    この時のユミルの逡巡も、読み返してみれば
    なるほどという内容である。
    ユミルは、クリスタと共に戻る道はなかったのだろうか。
    この決意もまた壮絶で辛い。

  • 難しいわ!!!
    ミカサのデレ

  • エレンを攫って逃げるライナー、ベルトルト、ユミルと追う調査兵団。団長の片腕が食われたりの乱戦の末、「座標」がエレンの手に。戦ってるだけに見えて結構重要な情報が山盛りなので、振り返って読んでも新たな発見があって楽しい。

  • やはり、謎は解明されずに増えていく一方

    スピンオフ作品など増々の充実ぶりを見せている本作。
    だが、本巻も相変わらずの展開。
    この引き伸ばし感が楽しめる人でないとそろそろつらいかも。

    ・少々色気が出てきたユミルのこうもり的存在でMVPか。
    ・巨人コンビ、嫌な任務を終えて本気で故郷に帰りたがっているのが最大の伏線?
    ・古参キャラが二人?お亡くなりに(合掌)
    ・ミカサの本気のデレっぷりが見られるが、ヤンと紙一重の味わい。

    なぜか毎度お馴染みだったギャグ予告がなしに。
    次巻は一つくらい謎の解答が欲しいな。

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著者プロフィール

諫山創は、大分県出身の漫画家。
2006年に講談社のMGP(マガジングランプリ)にて『進撃の巨人』が佳作を受賞。2008年、『HEART BREAK ONE』で第80回週刊少年マガジン新人漫画賞特別奨励賞を、また同年、『orz』で第81回週刊少年マガジン新人漫画賞に入選を受賞。
2009年から『別冊少年マガジン』にて『進撃の巨人』を連載開始し、大ヒット。2011年『進撃の巨人』で第35回講談社漫画賞少年部門を受賞。ゲームやアニメなど様々なメディアミックス展開がなされ、2018年時点で単行本は累計7100万部を発行している。

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