さんかれあ(10) (講談社コミックス)

  • 講談社
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本棚登録 : 205
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063950625

作品紹介・あらすじ

夢は「ゾンビっ娘とチュッチュする」こと! ゾンビをこよなく愛する高校1年生・降谷千紘(ふるやちひろ)は、ひょんなことから清楚可憐なお嬢様・散華礼弥(さんかれあ)と知り合い、一緒に愛猫「ばーぶ」の“蘇生”に取り組むことに。でも、礼弥が発したひと言「私が‥ゾンビになったら、責任取ってくれるってことですね‥‥?」が、まさか実現するなんて!? 史上初? ゾンビに萌えちゃう青春ラブストーリー、ここに誕生!!

じーちゃんの手紙に導かれ氷穴に赴いた千紘を待っていたのは、氷漬けのゾンビ・お時だった。その口から、蘇世丸誕生にまつわる悲劇、そして母を襲った哀しい運命が語られる。一方、記憶を喪いながらも、日常を取り戻したかに見えた礼弥に異変が起きていた! “食欲”に支配され、恐れていた流血の惨事が!!

感想・レビュー・書評

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  •  わたしの六月はゾンビ月間。
     10巻なので基本構造は割愛。
     初回特典折込ポスターはヒロインたちの温泉入浴シーン。
     
     記憶を無くし暴走気味のれあ。
     語られる爺さんの過去と、薬誕生秘話に、母さんとゾンビ好き。
     クライマックスに向けて、着々と下地が完成してゆく。
     下地が完成していくのは感じても、着地点がどこになるのか予想もつかなくて・・・楽しみ。

     まぁ全然関係ないけど、ずっと気になっていた「さんかれあ」の響き。
     関西中心のジュースの「サンガリア」にも似ていたのか。
     すると、7巻で手に持っているのが「あなたのお茶」だったのかもしれない。

     ・・・ここまで読んで、この作家が現在購読している雑誌に載っている「綺麗にしてもらえますか。」と同じ作家という事に気づいた。
     「ウミショー」の人という認識はあったんだけど、「さんかれあ」読むまで「全裸」で引っ張るだけの下品な作品かと疑って手に取ってなかったんだけど、面白い作品を描く作家と知ったので、遠からずそろえてみたい。

     何気に地元の商店街「ロマンス通り」まで登場したこともちょっと嬉しい。

  • 978-4-06-395062-5 174p 2014・6・9 1刷

  • 修羅場。

  • じいちゃんの過去話からじいちゃんの死、礼弥の失踪と、最終巻に向けての準備が着々と整えられていきます。
    何となくハッピーエンドにはなりそうだけど、着地地点は綺麗に終わって欲しいなあとか。
    まあ、何もありませんでしたと言うお話ではないと思うので、それを踏まえてどうなるのか、最終巻楽しみです。

  •  率直に言えば、読むんじゃなかった。どうして積んだままにしなかったのだ。こんなに引きが上手い人だなんて知っていたら、ちゃんと完結を待っていたのに……。
     ばーぶの一件と、今回明かされたもう一つの物語の終わりと、そして破局へ向かう本編。この一連の流れは、次の完結巻で結実するのだろう。
     ものすごーく面白くて、ものすごーく次の巻が読みたい。このうずうずも楽しみの一つだろうが、いや、それにしたってなあ。

     非常に個人的な感想ばかり書いてしまって申し訳ない次第だが、本当に面白い巻だった。ここまでまとめて読んだが、本当に楽しませてもらった。
     でも、11月まで積んどきゃ良かった。とほほ、である。

  • ゾンビの歴史と、チヒロの母親についての話でしたが、なんともな話です。某錬金マンガでもそうですが、自分の最愛の人を蘇らせたい、話したい、ぬくもりを感じたい。そう思うのは残された側のエゴも多く、もちろん亡くなった人の願望だったり願いもあるんでしょうが、それは100%叶うわけじゃないんでしょうね。
    きっとどちらにしても、後悔はするし、悲しい思いはするんでしょうし。
    死と愛について、少し考えさせられた気がします。

    そして、暴走するレアと「好物」であるチヒロとの対面。
    新種ということで、ギャグマンガの要素もあり、意外とすんなり解決してしまいそうではありますが、どこまでの展開になるのか。

  • ゾンビ研究の確信部分が取り上げられてるので8巻、9巻を飛ばしても気になるほど問題になく面白かったです。

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著者プロフィール

「さんかれあ」(全11巻 講談社刊)「綺麗にしてもらえますか。」(~5巻以下続刊 スクウェア・エニックス刊)

「2021年 『かいじゅう色の島 1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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