進撃の巨人(15) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社 (2014年12月9日発売)
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本棚登録 : 3764
感想 : 117
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063952537

作品紹介・あらすじ

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。

中央憲兵への取り調べにより、レイス家が本物の王家であることが判明。調査兵団は王政を打倒しクリスタ(ヒストリア・レイス)を女王に即位させようと動くが、中央憲兵の「対人制圧部隊」によりクリスタとエレンを奪われてしまう! エルヴィンも捕らえられ、解体寸前の調査兵団。起死回生の一手は果たして‥‥!?

感想・レビュー・書評

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  • 人を殺すために特化した新型立体機動装置と散弾銃が調査兵団を襲う。憲兵団のナイルでも知らない中央憲兵の闇。人を救うために人を殺す戦い。どこまでがエゴで、どこからが正義なのか。それを問う革命が始まる──。

    ジャンを助けるために人を殺したアルミンの苦悩が伝わってくる。巨人ではなく人を殺すという十字架が容赦なく足を絡め取る。
    「もし今もお前の手が奇麗なまんまだったらな 今ここにジャンはいないだろ お前が引き金をすぐに引けたのは仲間が殺されそうになっていたからだ お前は聡い あの状況じゃ半端なことはできないとよくわかっていた」
    そこにリヴァイがかける言葉が沁みる。そして、ジャンのことも否定してはいない。正しさは状況によって変わるし、選んだことが最善かどうかなんてわからないのだ。

    その後のヒッチとマルロとの邂逅は重い王政編でも息抜きポイント。ヒッチが何も知らされずにアニを思いやっていたのが切ない。ジャンがマルロを「こいつ……多分……本物のバカだ…」とじっと見つめるのもシュールで好き。信頼できるか試すジャンの演技がバカっぽくてそれも笑える。マルロのおかっぱの髪型は確かにツッコミたい(笑)

    ギリギリだった調査兵団の命運がここから逆転していくのが熱いよね。リーブス商会のフレーゲルが意地を見せたところがカッコいい。中央憲兵と一般住民の格差がここで裏返るのが鮮やか。モヤモヤがスカッとする!さらにフリッツ王と側近の行動もわかりやすいというか。「一人一人の選択がこの世界を変えたんだ」というセリフ通り、フリッツ王たちの選択もまた世界を変えるダメ押しになったのが痛烈。

    そして、物語の舞台は囚われたエレンとヒストリアたちのもとへと移る。この場所で過去に一体何があったのか。その罪とは──。

  • 一人一人の働きにより腐敗した王政を打倒することに成功した。一方、エレンはレイス卿に囚われたまま。

    巨人の謎はなかなか明かされない。エレンの家の地下室は遠いなぁ

  • この巻面白い
    調査兵団のみんながカッコいい
    ザックレーさんのクーデターも最高

    新聞記者の前に静かに現れるハンジかっこいい

  •  激動だな。今回は時系列が少し入り組んでいるから、全巻と合わせてコミックスで読めて良かったと思った。
     エグみの強い作品ではあるけど、それでも人を殺す重さをちゃんと、前回のジャンや今回のアルミンで受け止めているのが良い。
     市井の人々が、主人公たちを責める愚かな大衆としてだけではなく、協力して体制を打ち壊す一手になるのも好き。
     そして最後にようやくエレンが巨人化した原因の糸口が提示される。

  • また気になるラストで続く。エレンのパパ謎だったけど次巻いろいろ明かされるのかな。王政クーデターの人間同士の争いは対巨人よりもドロドロしてリアルで嫌な感じだったので一応決着?してよかった。あとジャンが活躍してましたね(*゚▽゚*) 一番人間らしい感情を持ってて共感出来るキャラだけに成長してて嬉しい!

  • 私特に何の予想も立てずに読んでるもんだから、いや~モロにびっくりしました!ラスト!
    辛かったわ~~泣

    でも、とにかく引き込まれる。
    おもしろい!
    今回は特に、アルミンとジャンと商会の息子!
    グッときました。

  • 調査兵団の無実が証明されてスカッとしました。
    最後に蘇ったエレンの記憶が気になります。

  • 2023/7/1
    で、反撃大作戦。
    王政に不満を持つ人は多いので勝ち!
    混乱があるからここからが大変。
    17:34

  • 人対巨人で始まった物語が
    そこで終わらない
    人対人になって
    でも
    巨人って人なのか
    人って巨人なのか
    それが
    少しずつ驚きながら
    少しずつ明らかになりながら
    思い出しながら

  • ハンジさんがカッコいい!ワイルドすぎる(笑)変革を求める者達の勝利「一人一人の選択がこの世界を変えたんだ」だが問題はここから……。アルミンの思考は皆の先を行く。

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著者プロフィール

諫山創(いさやまはじめ)
1986年8月29日生まれ。
『orz』にて読み切りデビュー(マガジンSPECIAL2009年3号)。
2009年10月号より、別冊少年マガジンにて『進撃の巨人』を連載中。

「2014年 『進撃の巨人 悔いなき選択(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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