金田一少年の事件簿R(4) (講談社コミックス)

著者 : さとうふみや 天樹征丸

• 講談社 (2014年12月17日発売)

作品紹介・あらすじ

高校2年生の金田一一（はじめ）は、いつもは気の抜けたひょうきん者だが、実は、かの名探偵・金田一耕助の孫！　ひとたび事件に関われば、明晰な推理力で犯人が仕掛けた難解なトリックに、幼なじみの七瀬美雪と共に挑んでいく！！　タイトル新たに、パワーアップ！！　一（はじめ）の名推理がますます冴え渡る！！

［狐火流し殺人事件］カブスカウト時代の仲間・茉莉香の葬儀を知らせる電報を受け取ったハジメは、白狐村で旧友達と再会する。そこで知らされたのは、２か月前、茉莉香が何者かに殺害されていたという、衝撃の事実だった。その夜、村の古くからの習わしである「狐火流し」に参加したハジメ達は、新たな犯行を目撃する━━━。

感想・レビュー・書評

[ファミコンキッドさんの感想 · 2014年12月21日]

『狐火流し殺人事件』完結編。
前巻の『亡霊校舎の殺人』は、ややあっさりし過ぎた感があるが、これは昔の金田一少年っぽい「重さ」のあるストーリー。
犯人特定のためのヒントがちょっと少なかったように思うが、久々に金田一を読んでいる感があって満足。
今後も期待！

[にこまるさんの感想 · 2021年3月26日]

狐火流し殺人事件解決編。

いたずらのせいで母親を殺され、あげく父親は自分が母親を殺したと勘違いしたまま恨みながら死んでいった犯人。
とても悲しい事件だった。

[夢色さんの感想 · 2018年11月19日]

【あらすじ】
高校2年生の金田一一(はじめ)は、いつもは気の抜けたひょうきん者だが、実は、かの名探偵・金田一耕助の孫! ひとたび事件に関われば、明晰な推理力で犯人が仕掛けた難解なトリックに、幼なじみの七瀬美雪と共に挑んでいく!! タイトル新たに、パワーアップ!! 一(はじめ)の名推理がますます冴え渡る!!

[狐火流し殺人事件]カブスカウト時代の仲間・茉莉香の葬儀を知らせる電報を受け取ったハジメは、白狐村で旧友達と再会する。そこで知らされたのは、2か月前、茉莉香が何者かに殺害されていたという、衝撃の事実だった。その夜、村の古くからの習わしである「狐火流し」に参加したハジメ達は、新たな犯行を目撃する━━━。

【感想】

[架空さんの感想 · 2018年1月29日]

推理失敗。すべてのトリックと最初の事件の違和感の正体はわかったけど、そのままでは「犯人を追い詰める証拠に欠ける」水準でタイムアップ。前と同じく「犯人でなければ知り得ないこと」で躓いた。このパターンは何故か苦手らしい……これに気がつけばトリックの「細部」にも気がつけたし、そこから「確かな証拠」も導き出せたはず、という流れも前と同じなので割と凹む。

全体的な雰囲気は好きだけど、不幸に不幸が重なってしまったような背景はやるせない。

[エーカーさんの感想 · 2015年11月10日]

動機となった悪戯が悪戯のレベルを超えてるよね。
後味悪すぎてあんまり好きじゃないなぁ。

[つちさんの感想 · 2015年2月11日]

金田一って悲しい結末多いなぁ…
でも金田一はやめられない‼︎

[nekonamakoさんの感想 · 2015年2月2日]

今回は美雪と離れて金田一くんが少年時代ボウイスカウト時代の仲間と行動する事件。
珍しくクローズドサークルではなく寂れた村が舞台。協力的な新しい刑事さんも登場。
狐の嫁入りをテーマに変なサスペンスせもなくオーソドックスな本格もの。最近のはふるわなかったけど全体的に今回はクオリティ高いと思いました。

[tukinokatatiさんの感想 · 2015年1月5日]

安定の面白さですね。やはり、自分はこっち派です。
今回の手を振るあたりはちょっと、きついところもありましたが、まぁ、なんとなくそうなのかなぁ。。。って感じです。
自分は推理しながら読むタイプではないので、さらっと犯人まで行っちゃいます。
あと、流れで金田一が信頼してる、傍にいるのは大体犯人の可能性もあるのでｗ

早く高遠さんとの対決と、怪盗紳士が好きなので出して欲しいですね。

[Sarahさんの感想 · 2015年1月4日]

金田一にとっては辛い事件でした。
陸君の気持ちは理解出来ます。私も同じ行動を取るかも知れません。

[kazya2001さんの感想 · 2014年12月30日]

３巻読んだ記憶がないんだが、読了。
金田一くんってつくづく事件に巻き込まれるね。

著者プロフィール

1991年、『カーリ！』で第46回週刊少年マガジン新人漫画賞入選。1992年より週刊少年マガジンにて、『金田一少年の事件簿』を連載、大ヒットとなる。ミステリー漫画ブームを巻き起こした本作品は、第19回講談社漫画賞を受賞。その他の作品に『探偵学園Ｑ』『金田一37歳の事件簿』などがある。

「2022年 『小説　金田一少年の事件簿　学園七不思議殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」