AKAGI FAMILIA (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063956771

作品紹介・あらすじ

マフィアに両親を殺された孤独な少女・リサと、かつて数多の暗殺を成し遂げた伝説の殺し屋・赤城雄一郎。二人が出会った時、笑えて泣けるメチャクチャに愉快な物語が動き出す!!

マフィアに両親を殺された少女・リサ。復讐に燃える彼女は、かつて数多の暗殺を成し遂げた伝説の殺し屋・赤城雄一郎に会いに行く。しかし、男は何故かクリーニング屋になっていた! しかもクリーニングがとびっきり下手くそな! 最強の洗い人が巻き起こす、珍妙無比バトルアクション!!

感想・レビュー・書評

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  • 全1巻ってのは、ちょっと勿体ないな、と思えるだけの少年漫画だった
    この感想を書く衝動は、『アカギファミリア』、それ自体が良かったのもあるが、どちらかっつーと、中西先生の次回作に期待して、が大きい
    凄腕の殺し屋が、生まれて初めて、本当の愛を教えてくれた女との別れで、闇の世界とキッパリ手を切り、光の当たる世界を歩き出す、そんな基本的な設定のベタさが好き。一度、その手を血で汚した人間が平穏に暮らせる訳がなく、当たり前のように少女が災難を抱えて飛び込んでくる、そんな展開も定番で読みやすい
    面倒くさがりつつも、何だかんだで、殺し屋としての戦闘力をフルで発揮して、ヒロイン・リサの憎しみの鎖を断った赤城の男らしさは惚れる価値がある
    最初から全1巻で話を畳む気だったのか、それとも、途中でオーダーストップがかかってしまったのか、は定かじゃないが、全体的にストーリーはよく纏まっているように感じた
    確実に、この経験は次回作でも活かせるだろう。活かせなきゃ、もったいない
    ただ、まぁ、一つ、ケチをつけるなら、アクションシーンに、もう少し、勢いと派手さが欲しかったか。コメディ寄りの日常パートは、この絵柄でも充分、魅力を出せているが、敵を倒すシーンは、もう少し、厚みを出せるようにならないとマズいな。目にも映らぬ速度で人体を破壊するってのは、この手の作品の見所の一つだが、画力が足りないと、今イチになってしまう。次回作、何を描くかは中西先生次第だろうが、もし、似たようなジャンルで、私ら漫画読みに勝負を吹っ掛けてくるなら、人の体が壊されるリアルさを追求してもらいたい
    優しさを手に入れた元・殺し屋vs狂気だけで動く現役の殺し屋の戦いを描き、なおかつ、所詮、殺し屋は殺し屋で、ちょっとしたことで暴走してしまう、でも、そんな危険な存在を止められるのは、幸せな毎日を過ごす楽しさを教えてくれた家族だけだって事を伝えてくれる、第4話「決意の刻」が、私は、この作品で一番のお勧めだ
    この台詞を引用に選んだのは、死地と判っていても、男は誰かを守るためなら、躊躇いなく飛び込めるばカッコイイ生き物だ、って事を教えてくれるから。それに、一回、男が覚悟を決めれば、死ぬような状況でも、案外、生き残れたりできるもんだ

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