絡新婦の理(3) (講談社コミックス)

著者 :
制作 : 京極 夏彦 
  • 講談社
3.98
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本棚登録 : 130
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063957877

作品紹介・あらすじ

舞台は戦後まもない日本。聖ベルナール女学院に潜む、背徳の集団による呪いの儀式。世間を震え上がらせる連続殺人鬼・目潰し魔。二つの事件の陰で糸を張り巡らせる「蜘蛛」の正体とは? 京極堂、榎木津、木場ら、人気キャラクター総出演でおくる傑作ミステリがついに漫画化!

絞殺魔による織作是亮の殺害から4日後、目潰し魔を追う刑事・木場もまた、織作家へとたどり着く。二つの事件が徐々に繋がりを見せた時、両事件に新たな犠牲者が…! 一方その頃、「黒い聖母」の存在を主張するも大人達に信じてもらえない美由紀のもとに、ついに異能探偵・榎木津が到着する!

感想・レビュー・書評

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  • ドハマリしている京極夏彦+志水アキコンビ、もう7-8年目とかくらいでしょうか?
    今回も複雑な本筋を整理してヴィジュアル化して、ととても大変な作業、ありがとうございます。でも週間連載だとやっぱ大変そうだなー。
    次で完結カー。鉄鼠の檻やって欲しいけど、どうなのかしら。塗仏はまた複雑になりすぎるけど、やるのかな?

  • 志摩子の最期の描写が迫力ありすぎて怖かった。
    教師らの前で黒い聖母について話した結果学院内で孤立している最中、美しい榎木津を見て一瞬ふわふわする美由紀が可愛いかった。益田さん、美由紀にまで名前間違えられていて不憫。
    見開きの小夜子はもう怖すぎた。親友のあんな姿を見てしまうなんて絶望しかない。
    嘘をついている碧が自分の美貌の使い方を心得ていて人を動かしていて恐ろしい。
    最終巻は来年3月。いつもコミカライズ完結までに積んでいる原作を読むんだけど、これは読めるかな。

  •  『絡新婦の理』は京極シリーズの集大成と言えるのでは?という話をはつき氏としていた。彼女のコメントを勝手に引用させていただくと、

    「ミステリー読みたいなら魍魎、ホラー読みたい(不安な気持ちを楽しみたい)なら姑獲鳥か狂骨、異世界の美みたいなのを楽しみたいなら鉄鼠、いいとこどりの絡新婦、エピローグの塗仏って感じ」

     これホントそうだと思うのー。緻密なミステリー、不気味なホラー、そして圧倒的な情景の美しさ…。すべてを兼ね備えたのが絡新婦だと思っている。

     そしてその絡新婦を、驚くほど「正確に」コミカライズしていく志水アキさんの凄まじい技量。
     京極シリーズの原作読者それぞれ頭の中で、「私の関口くん」が「私の京極堂」が「私のエノさん」が動き回っていると思う。今まで京極シリーズが実写化したりアニメ化したりする中で、「私のイメージと違う」という違和感が必ずどこかにあった。元は小説だから、読者それぞれがキャラクターに持つイメージは違って当たり前。だから「違和感」を覚えるのは当たり前のはず…なんですが、志水さんのコミカライズはこの「違和感」が全く無い。皆無なのです。

     もちろん違和感を感じている方も居ると思うけど、志水さんのキャラデザは、私が10年以上持ち続けてきた京極シリーズのキャラクターのイメージと、寸分たがわずピッタリと合致していて、ものすごく、ものすごく気持ちが良い。

     今回の絡新婦も最高です。エノさんや碧みたいな美形キャラももちろんですが、木場さんや美由紀のおじいちゃんみたいな男くさい、人間くさいキャラクターの描写もたまりません。

     次巻はとうとうクライマックスとのことで、京極シリーズ屈指のあの名シーンを見られると思うと楽しみで楽しみでたまりません。
     どんな描き方をされるんだろう。楽しみ過ぎて見るのが怖い(笑)

  • 次巻にて決着。京極堂がついに出る。蜘蛛は何が目的なのか。榎木津すらも蜘蛛の巣の中。美由紀のじいちゃんも「この世に不思議な事などねェって」言うんだな。

  • 原作小説:『絡新婦の理』(京極夏彦)

  • 第11〜16話収録。
    これ原作小説から話を理解するとなると確実に投げ出してる(笑)コミカライズ万歳!全作品追っかけてから原作読もうかなあ。木場けっこう好きかも、元々ビジュアル好みなのもあるが、人情ありそうな感じが良い。だからこそ志摩子がああなったの残念だ。親友の小夜子を助けたくて努力してきた美由紀も報われなかったのも同様。親友を見て叫ぶ場面怖すぎる。いよいよ中禅寺が憑き物落としに本腰を入れる、というところで次巻。最終巻1冊で収まるのか……?

  • 原作のブ厚さが特徴的な本作ですが、これ本当にあと1巻で完結するの…?

    少年誌掲載ということでどうなることかと思ったけど、割とグロシーンも容赦なし。原作未読の読者は当初百合学園ものが始まったかとおもいきや、次第にオッサン達に物語を乗っ取られていって何事かと思ったじゃないだろうかw

  • 1~3巻までをまとめて読む。
    聖ベルナール学園、織作家、目潰し魔、絞殺魔。
    張り巡らされた蜘蛛の糸を予感するが、構造も蜘蛛の正体も見えてこない中、憑き物落としを引き受ける京極堂。
    さて次巻でどのような完結を迎えるのか。
    17-32

  • 碧のデザインがすごくいいです。
    天使にしろ悪魔にしろ、人間離れしているところが。
    そう見ると、葵はずいぶん地に足がついてる

  • 榎木津も巻き込まれ、諸々の人間が集まり、とうとう京極堂もクモの巣の上に。
    原作で読んでいたイメージそのもので進んでいくので、最終巻まで楽しみで仕方がありません。
    美由紀のおじいちゃんは、ごく普通の人で、孫のために駆けつけ、この世には不思議なことなどないと京極堂と同じことを言ってのけるので、思わずジーンとしました。

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