透明なゆりかご(5) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
4.12
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本棚登録 : 284
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063980110

作品紹介・あらすじ

中絶専門の産婦人科医院。そこで×華が見たものは? 障害を持って生まれてきた子供に起こった奇跡とは? ×華のクラスメイトが3人同時に妊娠。何故? 子供を突然亡くし罪悪感を背負った母親がとった行動とは? 他全8エピソード収録。大反響作、待望の最新刊!!

中絶専門の産婦人科医院。そこで×華が見たものは? 障害を持って生まれてきた子供に起こった奇跡とは? ×華のクラスメイトが3人同時に妊娠。何故? 子供を突然亡くし罪悪感を背負った母親がとった行動とは? 他全8エピソード収録。大反響作、待望の最新刊!!

感想・レビュー・書評

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  • この世に生を受けること、または受けられないこと。
    望む望まないの単純な二択では勿論なくて様々な要因が絡み合ってる。
    寝る前に読むと100%悪夢見るし、読むと落ち込むけど止められない。
    NHKのドラマも見てみよう。

  • なんだか段々ラストがポエミーになってきている気がするこの5巻 正直この内容で続けるのが厳しいのかな…。 いい話だし考えさせられるけど昔ほどの実話感が消えてあるように感じます。 そして今回気になった中絶専門の話。 色々調べては見たもののあまり似たようなもの店は見つかりませんでした。 闇医者に近いのかな??

  • 中絶専門の民家のような病院の話、面白かった

  • 30中絶の家。民家「人助けだからタダでもいいが」
    31中絶させることに何の罪悪感も持たない男…それに馴らされた女…
    32「カメムライチロー」は福島で空腹で亡くなり、次には「食べ物に不自由しない家に」と願った。してみると飲食業転職の決断は、父親がしたようでも予定されていたことというのか?
    33現実には「中途の費用がないから生む」//
    34「生理が伝染る」は聞いたことが有るが「想像妊娠(不順)が感染」した三人は女子校で身に覚えがあったことになる「親に知れたら」/
    35安産祈願度が過ぎると迷惑/
    36出産非希望。元放置児

  • 第5巻、第30話から37話の全8話。

    第30話、第37話の中絶する女性、子どもを欲しいと思わない妊婦の話を読んで、育った環境・現在の生活・抱えた事情でそうせざるを得ない、そうなるべくしてなってしまった場合もあるということを知った。
    必ずしも全ての女性が望んだ妊娠・出産を迎えられないことは悲しいことであり、第30話の老医師夫婦の願い同様、女性が生きやすい世の中になってほしいと心から思った。
    そして、第31話のような出産か中絶かの選択を「女が決めること」と考えてるような無責任な男を生み出さない命の教育を強く望む。

    【概要】
    ①中絶専門の産科を続ける老医師夫婦の過去と願い
    ②中絶する女性の痛みがわからない男が初めて知った母の思いと命の重み
    ③難聴男児が教えてくれた生まれる命の意味
    ④心臓病の妊婦が叶えたかった死別した母との約束
    ⑤想像妊娠で学んだ10代の妊娠の大変さ
    ⑥子どもの突然死で自分を責め続けた母親の供養と祈り
    ⑦大家族の安産祈願が巻き起こした騒動と絆
    ⑧出産非希望の妊婦が抱えていた孤独と産後の決意

  • 世間的にはやはり中絶というのは生まれてくるはずの命を殺すことに他ならずいいものではない
    そんな中絶を積極的に受け入れる医者なんて何事だーという感はありますが、中絶できないことによる悲劇もまた少なくはないのかもしれない
    当たり前ですが、妊娠は女だけではできないのであり、そもそ中絶をしなければならないような自体そのものがなくなるのが一番いいです

    火遊びをしてしまった学生たちの想像妊娠も、そのことに早く気づけたという意味ではよかったのかもしれないですね

    で、そうして逆境の中生まれてきた命が必ずしも生を望むのか
    難しい問題ではありますが、生まれてこなければその葛藤もないのでいいとも悪いとも

  • 読了。いつも思うが、一気読みできない。

  • タイトル*透明なゆりかご(5)
    著者*沖田×華
    出版社*講談社

    「小さな命」がもたらす希望は家族の運命も思わぬ方向へと
    変えていく----「命の奇跡」を描く
    真実の産婦人科医院物語

    中絶専門の産婦人科医院。そこで×華が見たものは?
    中絶させることに最悪感のない男。その理由は?
    障害を持って生まれてきた子供に起こった奇跡とは?
    難病と闘いながら出産を決意した女性の想いとは?
    ×華のクラスメイトが3人同時に妊娠。何故?
    子供を突然亡くし罪悪感を背負った母親がとった行動とは?
    子供嫌いの女性が出産。その事情とは?
    女性ばかりの家族で男の子を妊娠。妊婦以上に盛り上がった家族は…?

    (あらすじより)

  • 中絶専門の病院の話が、すごく考えさせられた。それぞれに事情があって、それぞれの正義があるんだな。
    心臓病があるにも関わらず、亡くなった母との約束を守りたくて出産した方の話も感動した。
    この漫画は本当にいろいろ考えさせられる。

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著者プロフィール

1979年、富山県生まれ。漫画家。『透明なゆりかこ』(講談社、既刊8巻)で第42回講談社漫画賞(少女部門)受賞。

「2020年 『父よ、あなたは…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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