東京タラレバ娘(9)<完> (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063980240

感想・レビュー・書評

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  • 完結。
    終わり方には賛否両論あるけれど、自分としては良い終わり方だと思った。結局は、巻末おまけ漫画でのラストの格言のように「みんな 何かしらで/幸せになれ!!!」ということだと思うし、それは深く納得できる話だと感じる。何が幸せかも、幸せが必要かも、最後は自分で決めればいい。

  • すっきりさっぱりいい終わり方でした。

  • とにかくラストが納得いかない。
    KEYとくっつくのはまぁ100歩ゆずってアリとしても、くっついて終わりかい!!というのが問題。アラサーアラフォーにとっての真の問題はその先なのでは?
    そしてマミちゃんと早坂さんがいい人すぎる。
    ってかKEYの過去を知った時点で「事情が変わった」とかいって押しかけてくるところからもう意味が分かんないのよね。倫子がすごい一生懸命幸せを掴もうとしてるのに…
    「真の愛情を追いかけさせるのが友達」って…真の愛情って何??不倫やセカンドはどうカウントされるんかい?
    って、もうなんか突っ込みまくりで終わってしまった。
    あとあの風船は本当謎。

  • 東村アキコ先生の軽快で面白なノリで
    ずっと楽しくは読み続けられたけれど、
    最終的には結局結果少女漫画展開かーいと
    突っ込まざるを得ない程にベタな話だった。
    幸せにしてくれる男よりも幸せにしたい男、
    それが実は過去に囚われ苦しんでいたKEY、
    冒頭で罵ってきた金髪のイケメンモデルKEY、
    一度なりゆきで身体の関係を持ってしまったKEY、
    お互いの気持ちをぶつけ合うも付かず離れずで、
    その後ハリウッド進出を目指し渡米するKEY…
    いやいやいや、ありえんありえん、むりむり、、
    タラレバ娘達の幸せの終着点とはなんぞや。笑

  • 幸せってなんだろうね、っていう話だったんだね。
    KEY君の描く幸せは、少なくとも今は結婚という形ではないのだろう。自身もよくわかっていなかった実態のない"幸せ"の呪縛から、倫子さんは逃れられた、ってことなのかな。結局早坂さんも、無理して倫子さんと幸せになろうとしてたんだろうね。香と小雪も、あのセリフのないカットで終わったのはかわいそうだけど、まあ、整理ができたってことなのかな。
    幸せってなんだろうね~。倫子さんが泣きながら叫ぶシーンはちょっとぐっときた。
    ただKEY氏、キスもセックスもするけど恋愛関係にはならないという私のような凡人には理解し難い考えをお持ちのようで、そこだけは最後までよくわからなかった。笑

  • タイトルに尽きます。
    それぞれ恋人持ちの元彼と浮気したり妻子持ち(しかも妻が出産の為に里帰り中)と不倫したりな三人娘は自業自得どうでもいいけど、ひたすらいい人で報われない早坂さんには幸せになってほしいです。
    すき焼きの準備してずっと待ってるコマが切なすぎる。

    別につまらなくはなかったけど、キーの妻の存在が明らかになったあたりからご都合主義な展開が目立った。
    倫子は幸せになりたいのかなりたくないのかどっちかにしろよ!
    キーも結局妻の面影を倫子に重ねてただけで、倫子を最愛の人の代わりにした感が否めない。
    倫子がそれでいいっていうならいいけどうん……三十代は愛するより愛されるのが幸せって本編にもでてきたけど、主人公が真っ向から逆に暴走してるな……
    小雪と香も、倫子の引っ越しの手伝いにきたり友人の幸せに協力してると見せかけて何でキーの蒸発をバラしてしまうのか。香はキーに目を覚ましてもらった恩返しでまだわかるけど、小雪は何故に??
    ドキュメントを見てキーが倫子似の奥さん亡くしてるってのはわかったけど、それで新しい恋人とラブラブ中の親友を無理矢理引っ張ってくるか??行動原理が解せない……。
    キーの蒸発→自殺を危ぶんだのかもしれないけど、親友の幸せを一番に考えてるならどうにも不自然。穿った見方をすれば、自分たちの恋愛が報われなかったから倫子を道連れにしようとしたみたい。

    キーと倫子の恋は最後の二巻でガッと進展したけど、小雪と香は放り出されてハイ終了で、相手のリアクションや別れに至る話し合いも全スルー。
    涼と丸井はエピローグのコマにちらっと出てくるだけで、え……この話はタラレバ三人娘が主人公だと思ってたんだけど、そのわりには二人の扱い雑じゃないか……?
    涼の調子よさにキレて啖呵切る香とか、丸井とちゃんと話し合った上で自分の言動と彼の狡さに冷める小雪とか、キャラを踏まえた上での決着の付け方を期待してたので残念。

    色々腑に落ちないラストでした。

  • 幸せっ何だよもう卒業しろよそういうのいい加減そんな実体のないものに縋るなはやめろ ベタベタど定番昔の歌謡曲にありそなでも大丈夫その「幸」の字をずっと見ていたらゲシュタルト崩壊しちゃってもうどっちの字だかわからない 「から」カラカラ女 かっこいい女 浅野温子気取り 石田ゆり子 永作博美 伊勢谷友介 ホタムセンリュック ニッチェの江上のウェルカムボード

  • やっと4~9巻分。ドラマは見ていた。
    なんか、3巻までの内容忘れてるからかな?
    KEYが倫子のことそこまで好きな描写に見えてないし、
    奥さんと倫子が似てるとも思えないのよ…。
    よくわかんない関係だし。

  • ちょっと駆け足感もあるけど丸く収まりました。
    今の環境だとそこまで入り込まずに楽しんで読めたが、10年前に読んでたら…ハマってだだろうな。
    早坂さん幸せになってほしい。
    タラレbar良かったです
    東村先生と友達になって、男前に叱られたい…

  • 同棲し始めたばかりの彼女が年下モデルと浮気…。
    早坂さんがあっさりと倫子を許してしまうのに違和感がある。
    倫子もあまり罪悪感がなくKEYと付き合い始めてしまうし。
    でもドロドロした三角関係をダラダラ読みたいとも思わないので…まぁいいか。
    巻末のタラレBarは面白いです。

著者プロフィール

日本一筆が速い漫画家。その活躍分野は少女マンガから青年漫画まで、恋愛マンガからギャグ漫画まで多岐にわたる。

「2017年 『東村アキコ完全プロデュース 超速!! 漫画ポーズ集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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