お茶の科学 「色・香り・味」を生み出す茶葉のひみつ (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 323
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065020166

感想・レビュー・書評

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  • お茶は身近だけれどあんまり詳しくない。でも、すこし勉強してみたいという気持ちで読み始めた本書。とても良かったと思います。お茶の種類がしっかりと分類されて、それぞれ詳しく説明されており、お茶の基本がしっかり学べたと思います。玉露とは、抹茶とは、煎茶とは、番茶とはなど、普段よく耳にするものの、何がどう違うのか説明に困ってしまうと思います。これらもよくわかりました。
    また、「お茶のフルコース」など、実際にお茶の淹れ方なども書かれていて、それらを実際に試すことで、「おーなるほど」と楽しみながら学べました。
    お茶を飲むたびに、辞書みたいな感じで読み返したいと思いました。
    ただ、水色なども詳しく知りたかったので、カラーページがあっても良いかなと思いました。

  • 普段なにげなく飲んでいるお茶の効用や味わい方を知ることができて、実際にやってみたいと思った。フルコースのふりかけが気になる。お茶について、未解明なことがまだまだたくさんあることが分かった。茶道の教科書でも効用はたくさん載っていたけれど、正直「本当に?」と思っていた部分があったがこちらを読んで納得。花粉症対策にもなるべにふうきに興味津々。

  • 日本茶、中国茶、紅茶の科学的な視点での知識が欲しい人向けの本としてはかなり良い内容だと思う。日本茶や紅茶は何が違うのか、淹れるときの温度が違うとお茶の味にどういう違いがでて、それはなぜか、といった疑問に答えてくれる。

著者プロフィール

大妻女子大学名誉教授・お茶大学校長

「2017年 『茶の事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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