城の科学 個性豊かな天守の「超」技術 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 139
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065020388

作品紹介・あらすじ

現存する12の天守を中心に、日本技術の結晶である建築物としての城(天守、石垣)を、現代科学の視点で分析する

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃からの城好きが高じてフリーの「城郭ライター」になったという筆者。天守を中心に、全国のお城の成り立ちから建築的なかなり詳細の分析など、相当なマニアぶりが伺える。

    各城の成り立ちは様々。基本的には「限られた時間で外観も戦闘的な機能性も重視する」という相当困難な状況下で築かれている。機械の無い時代の技術でよくぞこのような建築ができたものだと感心してしまう。

  • カラー写真豊富で1200円!~松本城の黒い壁の漆は1年に一度塗り直す。費用420万円、9月がベスト。姫路城の漆喰は6層で厚み30cm強。犬山城は姫路城みたいな心柱の代わりに、1階から2階の通し柱、2階から3階へ、3階から4階への通し柱を立てて、重みを梁に分散させている(なるほどねぇ)。~やるなぁ・講談社。さすがだぜ。城とは言っても、これは天守の科学。紹介されている城で行ったことがあるのは、松本城・姫路城・松江城・犬山城。興味があるのは福井の丸岡城だね

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 城と天守の歴史/第2章 天守のつくり方ー木造建築としての特徴/第3章 天守の発展ー形式と構造の変化/第4章 天守の美と工夫/第5章 姫路城の漆喰ーよみがえった純白の輝き/第6章 松本城天守の漆の秘密ー日本で唯一の漆黒の天守/第7章 丸岡城の最新調査・研究事例ー科学的調査で国宝をめざす/第8章 松江城の新知見ー明らかになった独自のメカニズム/第9章 松本城・犬山城・彦根城天守の謎ー天守に隠された変遷

  • ふむ

  • 信州大学の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB24845805

  • 現存する12の天守を中心に、日本技術の結晶である建築物としての城(天守、石垣)を、現代科学の視点で分析する

  • 構造の特徴からまとめた章と、今度はそれを城ごとにまとめた章とあり、とてもわかりやすかった。本の見た目(厚さ)より説明分量があって細かく、読み応えがあった。
    用語の説明をもっと入れるのと、ふりがなを振ってもらえれば、もっと読みやすくなると思う。

  • 読み応えもありつつ、入門者にも分かりやすく書かれている。巻末の現存天守の解説はガイドブックのようで良かった。

  • 「城」とひと言で言うと大概の日本人が頭に浮かべるのは「天守」の部分である。が、天守とは城を構成するパーツの一つなのにやはり最も心象に残るもので、ひとつひとつ解剖していくとそれぞれ個性豊かな顔が見えてくる。

    本書曰く天守の最大の特徴であり魅力は。

    『限られた時間の中で美観も実用も追求しながら築かれた天守は、人間の試行錯誤が如実に反映されている建物』

    戦乱の世に造られた城がその後平和な世になり増築すると下層と上層では目的も変わり、建築工法が違うとちょっといびつになったり見た目も変わってくるだとか、その時の状況や政治情勢によっても同じ城でも色んな側面が見えてきて面白い。

    現存する天守12棟の解説を読んでいると、全て巡りたくなる!

  • ふつうなら読まない本です。ブクログで希望したら、レビューを書く約束で送ってきてくれたので読みました。城は好きで、国宝5城はすべて訪れています。本書を手に、視点を変えてまた訪れれば、感じ方もずいぶん違うのではないかと思います。ところで、カラーの写真がたくさんあって興味深いのですが、本文となかなかつながらないのです。そのことにイライラしながら読んでしまいました。本文に出てくるのに写真がなかったり、写真はあるけど本文になかったり、どうして(図1)などと表示がないんだろう。これは編集サイドの問題では・・・などと思っています。近々行ってみたいお城、高知城。旅行でもまだ一度も高知県に足を踏み入れたことがありません。ぜひ、来年の夏にでも行ってみたい。子どもの受験が続いてなかなか旅行に出られないのですが・・・

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著者プロフィール

■萩原 さちこ(ハギワラ サチコ)
城郭ライター・編集者。(公財)日本城郭協会理事。
執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演、講座などを行う。
著書に『わくわく城めぐり』(山と渓谷社)、『お城へ行こう!』(岩波ジュニア新書)、『城の科学~個性豊かな天守の「超」技術~』(講談社ブルーバックス)、『地形と立地から読み解く「戦国の城」』(マイナビ出版)、『続日本100 名城めぐりの旅』(学研プラス)など。
ほか新聞や雑誌などの連載多数。

「2021年 『日本の城語辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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