サイバー攻撃 ネット世界の裏側で起きていること (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065020456

感想・レビュー・書評

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  • 期待していた内容と違ったので途中で切り上げ。

  • 脆弱性というものの基本的な事柄と攻撃手法が理解できた。
    バッファオーバーフロー、書式指定文字列機能の悪用、クロスサイトスクリプティング、SQLインジェクションなど、ユーザーからの入力情報をそのまま取り込んでしまう設定の場合に、そこで悪意あるhtmlやSQL構文が入力され解釈実行されてしまうと不正が実現してしまうというもの。
    最終章の、攻撃者側の不正なビジネスモデル(悪性webサイト構築キット、そのキットの使用料や悪性webサイトの使用料や感染までを請け負うサービス対価など多様な収入源)があることや、脆弱性報奨金制度や売買市場(正規、非正規)の存在なども興味深い話だった。

  • この本は、学生時代のリバイブになった本
     
    本の中身としては、セキュリティの攻撃のされ方、学校で学べない実務よりの内容も書かれてるため
    学べることも多い一冊
    セキュリティエンジニアを目指してる人は、読んでもらいたい一冊です。

  • 全体的には平易で読みやすいが、クロススクリプティングやSQLインジェクションの解説部分が妙に技術的で不思議な本でした。

  • 情報工学を学んでいない人にも理解できるように書かれたサイバー攻撃の解説書です.
    ターゲットの設定から技術的な内容は専門書の内容のさわり程度であるが, よく書かれています.
    情報工学のセキュリティの分野を学んだことがある人にとっては, 技術的内容は既知のことばかりと思います.個人的には知識が技術よりに偏っているため, 社会的な取り組みやこれまでにあったサイバー攻撃, 脆弱性報告の実例の話題は初めて知る内容で大変面白かったです.

  • ・未知のセキュリティホールの売買市場

    ・未知のセキュリティホールの買取制度

  • サイバー攻撃の入門書。サイバーとは広義にコンピュータ関連のこと。

    著者はセキュリティ分野に長く従事しているプロであり、わかりやすく解説されてるので、IT知識がなくても読める。ただ、知識があるだけ、業務や仕事で携わっているだけなお面白い。

    本書は具体例に富んでいる。過去の事例をベースに、バッファオーバーフローやクロスサイトスクリプトなどを実際のコードとともに紹介しているので理解しやすくどういった経路・仕組みで発生させているかがわかる。

    本書の意図としては、セキュリティに関して気をつけるべきことを事例(過去)から学ぶ、そして"適切な対策 はまず相手をすること"としている。

  • ふむ

  • 結局、サイバー攻撃についてはさほど詳しく書かれていない。ネットに関する基本的な語句説明などページ増しとも取れる項が散見。

  • (特集:「先生と先輩のすすめる本」)
    日頃、私たちはインターネットを便利に利用していますが、情報流出やなりすまし被害などサイバー攻撃の心配があります。実際、サイバー攻撃による被害のニュースなどを見かけると自分は大丈夫かと不安になるでしょう。では、なぜ攻撃を受けてしまうのか? この本には、サイバー攻撃手法の技術的な仕組みが平易に書かれています。初歩的なプログラミングやWebの知識があれば理解できますし、無くてもある程度は理解することができます。正しい知識を持つことで、安心してインターネットを使いたいですね。
    (教員推薦)

    ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00543899

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著者プロフィール

中島 明日香(なかじま あすか)

1990年生まれ。サイバーセキュリティ研究者。2013年に慶應義塾大学環境情報学部卒業後、日本電信電話株式会社(NTT)に入社。入社後はソフトウェアセキュリティ分野の中でも、とくに脆弱性発見・対策技術の研究開発に従事。研究成果は情報セキュリティ分野における世界最大級の産業系国際会議BlackHatや、国際会議ACMAsiaCCSなどで発表。また、2014年より日本最大級のCTF主催団体であるSECCONの実行委員を務め、日本初となる女性セキュリティコミュニティ「CTF for GIRLS」
を発起人として設立・運営。2021年にはBlackHatUSAのReviewBoard(査読者)に就任。第十五回情報セキュリティ文化賞受賞。サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞 個人受賞。著書に『サイバー攻撃』(講談社、2018、ISBN=978-4-06-502045-6)。Twitter: @AsuNa_jp

「2022年 『入門セキュリティコンテストーーCTFを解きながら学ぶ実戦技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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