方程式のガロア群 深遠な解の仕組みを理解する (ブルーバックス)

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  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065020463

作品紹介・あらすじ

実際のガロアのアイデアを使い、具体的な方程式を解くことで、それ以降の数学の流れ激変させた、ガロアのアイデアの本質を理解する

感想・レビュー・書評

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  • 貪るように読んだ。これまでガロア群について何冊も学んだけれども、肝心なことが分からなかった。定理と結果はどれも追えた。理解した。しかし、なぜ方程式が代数的に解けないのか、体感として分からなかったのだ。

    文章は読めてもメッセージが掴めない状態だった。

    本書はこれまでの本を映画で言うと逆戻しで学んでいくような、新鮮な驚きがあった。あれはそういうことだったのか!という驚きである。

    このような本を形にしてくれた著者に感謝したい。

  • 実際のガロアのアイデアを使い、具体的な方程式を解くことで、それ以降の数学の流れ激変させた、ガロアのアイデアの本質を理解する

  • ガロア理論の入門書としてはコンパクトでわかりやすい本だと思います。

  • 請求記号 411.73/Ki 38

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著者プロフィール

1956年東京生まれ。1997年『算学武芸帳』(朝日新聞社)で朝日新人文学賞、2006年『抗蒙の丘―三別抄耽羅戦記』(新人物往来社)で歴史文学賞、2014年『13歳の娘に語るガロアの数学』(岩波書店)で日本数学会出版賞を受賞。そのほか『小説日清戦争ーー甲午の年の蜂起』(影書房)、『13歳の娘に語るアルキメデスの無限小』(岩波書店)、『方程式のガロア群』『世界はeでできている』(いずれも講談社ブルーバックス)など、数学分野の著書も多数。

「2023年 『「複雑系」入門 カオス、フラクタルから生命の謎まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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