ハデスさまはお気の毒さま(1) (サイコミ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 17
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065092255

作品紹介・あらすじ

天界の人々に畏怖されている冥府の神・ハデスと、仕える近侍・エルヴィラの主従関係の二人が贈る、お気の毒ラブコメディー!!

感想・レビュー・書評

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  • これは、実に好い四コマ漫画だ
    どれほど良いか、物凄く失礼な言い方であるのは承知しているが、サイコミではなく、私が定期購読している雑誌で連載してほしかった、と思うくらい
    当たりを引き当てた自分を褒めたいくらいである
    『ハデスさまはお気の毒さま』ってタイトルからは、少し分かり辛いかもしれないが、内容はゴリゴリのラブコメである
    相思相愛ではなく、主従ゆえの両片思いが展開している、読み手を甘酸っぱいキモチにさせると同時に、仲の進展具合にヤキモキさせられる
    またもや、ぶっちゃけちゃうが、読んでいて、matoba先生の『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま』に似ているな、と感じた
    しかし、さほど気にするほどではない
    別に、パクリを容認する訳じゃないが、多少、似通っている感は漂うにしても、クオリティを本家に負けないレベルまで高くすれば、良いだけの話だ
    某国の偽物騒動も、追及された際に、つまらない言い訳をせず、なおかつ、あんな低クオリティではなく、オリジナルと区別がつかないレベルまでこだわりゃ、もしかしたら、笑って許されていたかもしれないのに
    まぁ、そこはさておき、主役が男、登場するキャラもギリシャ神話の神々ってこともあり、丸パクリではなく、あくまで、設定とストーリーの流れが似ているだけだ
    実際、部下との付き合いだけでなく、惚れている相手への対応も不器用さと不愛想さが丸出しのハデス様は、応援したくなるポンコツっぷりがある
    彼の思い悩む様を見て、共感を抱いた読み手も多いのではないだろうか
    そんなハデス様のダメっぷりだけでなく、エルヴィラがふと見せる、「デレ」も最高である、と強く言いたい
    こういうギャップに、男は弱い。女性の読み手からは、チョロい、と呆れられそうだが、そういうバカなとこも愛おしいと思ってくれりゃ嬉しい
    ハデス様とエルヴィラの恋模様に変化は生じるのか、そこも次巻の注目点だが、アフロディーテやアテナ以外の神も登場するのか、そこも楽しみである。できりゃ、ポセイドンは登場してほしいもんだが、これまでの三神の個性がアレだけに、どんなキャラになってしまうのか、不安ではある
    どの回も神レベルで一推しだが、個人的に印象に残っているのは、第7話だ。軍神なのに、容姿が美少女ってだけでも、アテナの個性は立っているが、近侍にホの字で、彼に振り向いてもらう為に、色々と頑張る姿は健気で応援したくなる。私個人の予想だけど、ラピスはアテナが自分に特別な感情を抱いており、それを伝える為に頑張っているのを承知した上で、身分の差を気にして、鈍感なフリをしているのでは?
    この台詞を引用に選んだのは、恋に悩む美少女神の心に響いたものだから。相手が誰であろうと、真摯な助言が出来る、それは立派な大人であろう

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