UQ HOLDER!(14) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 147
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065101797

作品紹介・あらすじ

都に行って一旗揚げる! それが近衛刀太のでっかい夢。村長が課した旅立ちの条件は、育ての親であり、優れた魔法の使い手、雪姫を倒してみせること。雪姫に挑戦する日々を送っていた刀太だが、2人の前に現れた賞金稼ぎとの戦いによって、自分が“不死身”の存在であることを知る‥‥! 『ラブひな』『魔法先生ネギま!』の赤松健最新作は、“不死者”たちが躍動する近未来バトルファンタジー!!

フェイトの術の効果が切れ、再び戦闘状態となった“ネギ=ヨルダ”と刀太達。ネギ、ラカン、カトラス……。最強・無敵メンバー達を前に、全敗必至の「UQホルダー」。窮地を脱出するため、神楽坂明日菜が告げた“37秒”を刀太達は持ちこたえることができるのか……!?

感想・レビュー・書評

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  • 絶体絶命の続きと、その後のラブコメ。
    逼迫した状況の中2巻連続で緩めの表紙が続きましたが、読んで納得。
    徹頭徹尾、キリヱの巻でしたね。

    ◆登場人物紹介ページ
    レイアウトが更新されました。
    九郎丸の降格感が泣ける……。
    対してキリヱが躍進。
    本巻の内容的にも、特別な立ち位置へ進んだ感じですね。

    ◆キリヱの時間稼ぎ
    キリヱの自殺を防ぐカトラス。
    の上を行く、自分を囮にして時間を稼ぐキリヱ。
    ここの描写は、ここまでするかとキリヱ的にもカトラス的にもメタ的にも驚いたシーンでした。
    時代性もあるでしょうが、シーン的にはしんどいけど、ここまでやれるのはとても良いことだなと感心しました。

    ◆明日菜
    あぁ……、やっぱりこういう状況を何とかしてくれるのは、明日菜なんだな……。
    前巻の感想で「明日菜の能力と共に、彼女の役目は刀太に受け継がれている」という旨のことを書きましたが、そんな抽象的なところに留まらず、明確に刀太に託されましたね。

    ◆勇魚(刹那似の近衛の子)の翼
    お前も翼あるんかい。しかも白い。
    うーん、もしかすると、この子らもクローンなのかなぁ。
    ネギくんの血が入ってないなら、なんか未来技術でこのかと刹那で子供作ったものと思ってたけど。

    ◆キリヱ
    戦いの後は、ひたすらキリヱとのラブコメ。
    キリヱと刀太をくっつけようとする、夏凛(ここのところポンコツとお色気やられ役ばかりだ……。ビジュアルは好きなんだけどなぁ)と甚兵衛と雪姫(と展開)。
    凄いな、やっぱり本作はハーレム構造を壊そうとしているんだな。
    「ラブひな」はハーレム構造が陥る寸止めループの限界値がキスだったので、お当番回の度に担当ヒロインのキスシーンが発生するところまで行ってしまっていた印象でした。
    本巻では、(ギャグ回とはいえ)「いくところまでいくかも」と匂わせてきたのかなと。
    保健体育展開は、今時お約束ですらない気がしますが、笑ってしまいましたw
    ちゃんと教えてあげるキリヱは偉いw
    個人的には、いい年の男女の恋愛描写で、そういう話が全くないのはなぁ、と思うタイプなので、行くところまで行って全然OKです。
    ゴーゴー。

    ◆ナギのアトリエ
    見覚えがある……というか懐かしい写真がちらほら。
    明日菜が目覚めた未来で出てきた写真もあるので、やっぱりその世界ってことのようですね。
    前作的にも「京都」という舞台にはワクワクするので、次巻も楽しみです。

  • みんなが刀太とキリヱをくっつけようと画策。
    強情なキリヱもさすがに好意を認め始める。

    さらに、今までも何となく触れられては来たものの明言されなかったキリヱの「不老」の能力と実年齢が明かされる巻。

  • シリアスな戦闘からラブコメまで! 実にUQっぽくて良い!?

    個人的に巻末の「原稿完成への道のり」が面白かったです。
    意図的に絵柄を調整していたり、色んな細かいところに気遣っていたり。
    読み飛ばしていた方もぜひ読んでほしい!(´∀`*)

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著者プロフィール

出身:東京都、血液型:B型、デビュー:『ひと夏のKIDSゲーム』1993年9月「マガジンFRESH」読みきり掲載、受賞歴:第50回新人漫画賞 入選(審査員特別賞)、『ラブひな』(平成13年度 第25回講談社漫画賞・少年部門受賞)コミックス:『AIが止まらない』全9巻・『ラブひな』全14巻・『陸上防衛隊まおちゃん』全4巻(原作)・『魔法先生 ネギま!』全38巻・『ラブひな0』(KCDX)・『ラブひな∞』(KCDX)・『ラブひな特装版 IRO-HINA Version』 全14巻 (KCDX)・『完全版 A・I が止まらない!』全7巻 (KCDX)・『新装版 A・I が止まらない!』 全8巻 (KCDX)など。

「2014年 『ラブひな(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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