UQ HOLDER!(15) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065103807

作品紹介・あらすじ

都に行って一旗揚げる! それが近衛刀太のでっかい夢。村長が課した旅立ちの条件は、育ての親であり、優れた魔法の使い手、雪姫を倒してみせること。雪姫に挑戦する日々を送っていた刀太だが、2人の前に現れた賞金稼ぎとの戦いによって、自分が“不死身”の存在であることを知る‥‥! 『ラブひな』『魔法先生ネギま!』の赤松健最新作は、“不死者”たちが躍動する近未来バトルファンタジー!!

“ネギ=ヨルダ”と最強・無敵「ネギま!」メンバー達の圧倒的な攻撃を耐えきり、ひとまず世界を救ったUQホルダー。ボーナス休暇を兼ねてネギの足跡を辿る旅に出た刀太とキリヱは、「最後」までいっちゃうほど急接近! そして、ネギの父・ナギの秘密のアトリエで見ることになるのは…懐かしき日々と恋の大顛末!!?

感想・レビュー・書評

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  • 明日菜がいる場合ヨルダとの戦いがどうなるか、すなわち「ネギま!」がどのような経緯であのエンディングに至ったか明かされる巻。
    他にも3-A内の告白イベントやその後なども見れて、前作ファン的に嬉しい。
    本作的には、ひとつの裏技な解決パターンを見れたのは良かったかな。

    ◆表紙
    開いた瞬間のけぞった。
    のどかと夕映かぁ。
    もう、なんかいきなりテンション上がって感極まって、あたふたしてしまった。

    ◆アトリエ
    カモくん登場。
    どこかで出るとは思っていたけど、こうきたかー。
    チャチャゼロも登場。
    動かなくなってしまったのは寂しいけど、ネギくんのアトリエにあるのは、感じ入るものがあるような。
    前作の要素が増えて、コマ割りも「ネギま!」っぽい印象。(気のせいかな?)

    ◆並行世界編:日常
    のどかと夕映の告白イベント、そしてその後。
    「僕も今好きな人がいます!」
    前作では、描けなかった表現ですよね。
    本作では、それを描ける土壌がある。
    ようやくここまでこれたか、と感慨深いです。

    ふたりを振って、千雨の元へ向かうネギくん。
    だよねぇ、千雨だよねぇ。
    分岐タイミングからして、UQ HOLDER!の世界でも、「好きな人」は千雨のはず。
    彼女はどうしていたんだろう。

    さて、千雨との告白シーン。
    いやー、「ネギま!」で見たかったなぁ。
    「今の形式で良かった」という大前提に立ってわがままを言うけど、「ネギま!」で見たかった。
    千雨とのやり取りは、両者とも「らしく」て、ドラマチックじゃなかったりドラマチックなところもあったり。
    ネギくんが明日菜に「僕…一生独身でいます」と言ったシーンは、マジでネギくんらしくて爆笑してしまったw

    ◆並行世界編:戦い
    2004年から5年後ということは、2009年かな。
    「ネギま!」で描かれなかった、大団円への道筋。
    ダーナが「まあチート使ってクリアした早解きみたいなもんだから私ゃどうかと思うけどねぇ」とか言っちゃってますがw
    本作の世界で明日菜がいないとすると、この戦いでのどかや夕映が死んだor取り込まれた、という感じなのかな。
    他にも色々死んでそうで……うぅむ。

    ◆並行世界編:戦いの後
    「ネギま!」エピローグの周辺の話。
    同窓会の見開き上部の絵がとても良い。
    チャオがいるのが、また良い。
    (チャオの世界は、チャオがいろいろ持って帰って救うんだろうなとか妄想します。)

    ネギくん結婚しとるし。
    描かれたのは結論だけだけど、でも見たかったやつです。
    ナギとエヴァンジェリンのは……どうなんだろうという気もする。
    ナギレベルの器なら(ネギくんもそうだけどw)一夫多妻は全然気にならないんだけど、アリカがどうなったか明確には描かれていない(よね?)から、引っ掛かりが。
    アリカについては、自分が読み抜けしてたか読解力が無いかだと思っていたんだけど、整理し直した方がいいのかな。

    ◆並行世界と本作
    並行世界を見て、刀太が「そうか分かったぞ… この世界には… 俺はいらないんだ……」と言うのが切ない。
    まさしく。
    「いない」じゃなくて「いらない」んですよね。
    ダーナの力による刀太の過去干渉について考えるのは、SF的に頭がこんがらがるので置いとくとして。
    ともあれ、「ならよ こっちは裏技なしで見てやろうじゃねぇか 俺達なりのハッピーエンドをよ 俺が…俺達が―― 今から見せてやるぜ」という台詞が良いですよね。
    度々「本作はこうするぞ!」という宣言が出てくる印象。
    マジで楽しみにしてます。

  • ダーナ提供による、ハッピーエンドな並行世界=ネギま!世界の映像資料を見る刀太達。
    ネギま!で省かれてしまったヨルダとの最終決戦の様子が明らかに。
    ティクノクトンVIIとか白鳳来迎って初出の魔法がある!

    ここで、まだ解明されてない謎があるんだけど、アリカってどうなったの?

  • 懐かしい面々と、1つの可能性な巻! ネギまファンなら嬉しいけど、UQからだとう~ん…ってなりそう。
    私は前者なので楽しめました。

  • 前作の読者には面白いのかもしれないけど、このシリーズから読みはじめた身としてはさっぱり。

  • ほぼ全編ネギま!のその後で、
    うーん、うれしい気持ちとそこはそっとしておいて欲しかった気持ちが半々。
    刀太の物語で無くなっていくのは勘弁してほしい。

    前作も今作も修行してるあたりが一番面白いので、そういう展開になるといいなー。

  • パラレルかぁ。
    しかし、夕映吉、本屋のタッグは最強すぎるぜ。

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著者プロフィール

出身:東京都、血液型:B型、デビュー:『ひと夏のKIDSゲーム』1993年9月「マガジンFRESH」読みきり掲載、受賞歴:第50回新人漫画賞 入選(審査員特別賞)、『ラブひな』(平成13年度 第25回講談社漫画賞・少年部門受賞)コミックス:『AIが止まらない』全9巻・『ラブひな』全14巻・『陸上防衛隊まおちゃん』全4巻(原作)・『魔法先生 ネギま!』全38巻・『ラブひな0』(KCDX)・『ラブひな∞』(KCDX)・『ラブひな特装版 IRO-HINA Version』 全14巻 (KCDX)・『完全版 A・I が止まらない!』全7巻 (KCDX)・『新装版 A・I が止まらない!』 全8巻 (KCDX)など。

「2014年 『ラブひな(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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