- 本 ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065104026
作品紹介・あらすじ
フィールドに出て、野生食材をとろう!
「野食」とは「野生食材をとって食べる」ことを意味する。この耳慣れない言葉に接したとき、都市圏で暮らす人であれば「身近にそんな自然はない」と返すかもしれない。また、「初心者には無理なんじゃないの?」と疑問を持つ人もいるだろう。だが、いずれも答えは「ノー」だ。世界有数の大都市である東京を例にとっても、都市河川はもちろん、街路の植え込みでさえ独自の生態系が形成され、簡単に利用できる美味しい野生食材が多数隠れている。そして、あなたがその気になれば、いつでもこの“都市の食物連鎖”の頂点に立つことができるのだ。「野食」に必要なのは、少しの知識と、一歩踏み出す勇気だけ。さあ、本書を片手にフィールドに出よう!
(目次)*本書目次より抜粋
野食のススメ 初夏の章
野食初心者に一番おすすめのフィールド・干潟
初夏の水中には美味しい食材がいっぱい
野食のススメ的レシピ 初夏の章
コラム1 野食活動における危険について
野食のススメ 夏の章
まずは川に行ってみよう!
海に行けばタンパク質とビタミン源がすべて揃う
野食のススメ的レシピ 夏の章
コラム2 漁業権について
野食のススメ 秋の章
ガサに挑戦しよう
ヘビを捕まえてみよう
野食のススメ的レシピ 秋の章
野食のススメ 晩秋の章
サビキ釣りで最高に美味しい青物を釣ろう
晩秋は「ロゼット野草」が狙い目だ
野食のススメ的レシピ 晩秋の章
コラム3 釣り用語解説
野食のススメ 冬の章
冬は海のレジャーに最適?
冬の海で海藻狩りを楽しもう
野食のススメ的レシピ 冬の章
野食のススメ 春の章
タコ・イカを釣ってみよう
夜釣りのゴンズイも面白い
野食のススメ的レシピ 春の章
おわりに
参考文献
感想・レビュー・書評
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あたりまえですが、魚を釣ってきて調理すれば
それだけで食費が浮きます。
生活費に対する食費の割合であるエンゲル係数
を下げるのは、そのような生活をするのが一番
効果的です。
この本はそれを目指しているのです。しかし畑
を耕すなどの自給自足ではないです。
東京でも東京湾で魚は釣ることができるし、ち
ょっとした野草も手に入ります。
知識さえあればキノコだって立派な食材です。
要は「そこらから食材を採ってくる」のです。
しかし決して「何でも食べてやる」と言うよう
なゲテモノ食いではなく、あくまで食べること
が出来ると古くから認知されている食材を集め
て、料理をするのです。
ある程度事前に定めたルールはあるらしく、そ
の調理には小麦粉などは使用可能です。
それでもあらゆる身の回りの動植物を食す逞し
さは素晴らしいです。
野草くらいの知識は頭に入れておきたいな、と
思う一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネットで著者の記事を読み興味を持ちました。
街中でも食べられるものが結構あるものですね。
面白く読めましたがカラー写真があればもっと楽しめたかも。
新書なので仕方がないのかな。 -
これを読んでも具体的に行動は起こせない。
活動が参考程度に分かるレベル。 -
ダンジョンに行かなくても味わえる身近な『非日常』飯。やってみたい・食べてみたい・美味しそうと思いながら読了。知識と道具とそして食欲を持って『野食』の道へ……。
著者プロフィール
茸本朗の作品





