天地創造デザイン部(1) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.09
  • (38)
  • (51)
  • (18)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 575
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065104613

作品紹介・あらすじ

天界にある動物の「デザイン室」では、神様(クライアント)からのムチャ振りを受けて、日々さまざまな動物がデザインされていた。「ユニコーンってなんで存在しないの?」「美味しい生き物の条件って?」「海で最強の動物は?」「蛇と鳥、どっちが強い?」など、面白くてためになるコメディ満載!! マンガの単行本とは思えない、登場した動物たちの図鑑も収録!! これを読めば、動物園や水族館が100倍楽しくなる!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「もし生物が誰かによってデザインされたとしたら?」という視点で生物の造形や生態に改めて感心させられたり、デザイナー達の発想力に驚かされたりする漫画。
    進化論に喧嘩売る内容ではない。

    登場する生物は、全く知らない生物はほぼおらず、動物園や水族館等で見た事がある生物とその仲間もそこそこいる。いわゆる動物雑学的な部分についても、その手の図鑑や番組で見た事あるものも多い。
    しかし普段なら、へー凄い生物もいるもんだなー、で終わる内容もデザイナーがいるという視点で考えると全く違って見える。
    奇抜な造形、機能的な内部設計、固定観念を打ち破りすぎる生態等々、生物に対して言うと変な感じだが、生物って本当によくできている。
    それらのデザイナー達も個性的な方ばかりで、まあこれだけぶっ飛んだデザイナー達なら作れるな!という謎の説得力がある。
    神のアバウトなオーダーに対してデザイナーが試行錯誤する工程が楽しく、同じコンセプトでも全く違う生物ができたり、「こういう造形の生物は実現できるか?」といった思考実験的な事もあったりする。これはその手の図鑑や番組ではなかなか無い視点なので新鮮。

    結構な種類の生物が登場するが、嫌なリアルさが無く、可愛い生物は可愛く、カッコイイ生物はカッコよく描き分けられている。素人目だが、しっかり特徴も出てると思う。
    一応、話の後に作中に登場した生物の写真(モノクロ)も載ってる。

    贅沢をいうなら、生物は体色にも特徴あるしカラーで見たいなあ

  • ☆4.5

    発想が面白い‼︎
    読んでいるうちに、「本当にそういう意図でこうなってるのかも⁈」と思ってしまうような、夢のある作品。
    そして改めて自然の面白さに気がつけるし、自然は本当によくできているなぁと感心する。いろんな動物の知識も増えるし、とても良い漫画。
    可愛い動物ももっと出してほしいなぁ。あと動物たちの名前を人間が付けたものじゃなくて、オリジナルの仮の名前にしたらもっと面白かったかも。

  • これも土井さんに教えてもらった作品……。
    よくこういうのを見つけてくるよね(笑)

    これは、天国で天使たちがいろいろな生き物をデザインしている、という話、それもコメディです。
    で、いろんな動物が登場するのですが、それがそのまま動物図鑑になっている、というもの。
    けったいな設定ですが、中味は全然オタクでもなんでもなく、しごくまともなところが可笑しい。
    小学校から使えます。
    とりあえず司書は読んどいて、です。

    2018/01/30 更新

  • 神様からのふんわりしたオーダーに沿って、生物をデザインする会社の話。
    「かっこいい武器を持つ動物」で、なぜ鹿はOKでユニコーンはNGなのかって話が面白かった。
    あと、イカの頭って三角の方じゃないんだね。あれは胴体で、触手が頭から生えてるって初めて知った。

  • こういう生き物についてのお話大好きです。

  •  「大人が読める学習マンガ」の傑作『決してマネしないでください。』で、私はすっかり蛇蔵のファンになってしまった。

     今作では蛇蔵は鈴木ツタ(マンガ家)とともに原作に回り、作画は「たら子」という別のマンガ家にまかせている。私は蛇蔵のすっきりした絵柄も好きだけどなァ。

     それにしても、蛇蔵・鈴木ツタ・たら子と3人の名が並ぶと、「ホントに人の名前か、これ?」って感じで、字面がスゴイ。

     神様が忙しいので、一部の動物のデザインと製造はアウトソーシングしている、という設定(笑)。その外注先が「天地創造社のデザイン部」で、天使たちが神様とデザイン部の連絡役を務める。

     「クライアント」である神様の“無茶ぶりなオーダー”に振り回されつつ、天地創造デザイン部は新しい動物を創造する仕事に大わらわ。それぞれキャラの立った数人の「デザイナー」たちが、自分の作りたい生き物を作ろうとする。

     そのデザインが神様のお眼鏡にかなった場合(=生物としてのクオリティが高く、地球で生き残っていける条件をきちんと備えていた場合)、天使たちに「天啓!」がビビッと下って「採用」となり、実在する生物となる。

     つまりこれは、地球上に生息する生き物たちが、なぜそのような形状と生態を持っているのかを、動物学・生物学などの知見をふまえ、笑いにくるんで解き明かしていくマンガなのだ。

     科学史や科学の基礎知識をコメディ仕立てにして読者に提示した快作――『決してマネしないでください。』を生んだ蛇蔵らしい作品といえる。
     「理系のコメディ」という、ほとんど例のない(電子工作コメディの傑作『ハルロック』などを除けば)ジャンルを切り拓いている作家さんなのだ。
     
     ちなみに、『決してマネしないでください。』がファンの間で「決マネ」と略されていたのに対し、本作は「天デ部」と略すそうだ。

     独創的コメディを楽しむうち、生物に関するさまざまな知識がおのずと身につくマンガである。
     もっとも、このマンガで得た知識は、話のネタになるくらいが関の山で、およそ実用的ではないけれど……。

  • 地球の生物は神様の依頼で天上の制作会社が作っているという設定で、実在する生物の雑学が学べる話。

  •  神様の要望に答え、地球に生きるもの達をデザインするデザイン部の物語。コメディ。
     いや、そんな生き物いないだろ。どうしてこうなった、と言う実在の生き物たちがわんさか出てくる。神様。

  • 神様(クライアント)の依頼をうけて下請けのデザイン部の皆さんが地球上の動植物を創造していくコメディなんですけど、普通に勉強になるしめっちゃ面白いのでみんな読んで欲しい。
    ペガサスとユニコーンはガチで無理な学術的根拠が示されている…

    昔、堂本剛のDO-YA!にゲストで来てた大槻ケンヂ氏がチョウチンアンコウか何かを見て「神様は何を思ってこんなの作っちゃったんだろうね」みたいに言ったのがめっちゃツボでずっと覚えてて、なのでもしデザイン部がアニメ化する時にはOPかEDはオーケンさんでお願いします。

  • 神様の依頼で様々な動物たちをデザインしている天地創造デザイン部。ユニークなデザイナーたちに翻弄される天使。
    動物の意外な生態を紹介していて面白いんだけど、イマイチかなぁ。期待しすぎだったかも。

全37件中 1 - 10件を表示

たら子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

天地創造デザイン部(1) (モーニング KC)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×