- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065106198
作品紹介・あらすじ
フランスの王位継承をめぐるイギリスとの百年戦争のただなか。「フランスへ行け。王を助けよ」との啓示をうけたジャネットことジャンヌ・ダルクは王太子シャルルに対面し兵を得る。神の声を聞く娘、ついにオルレアンへ!
感想・レビュー・書評
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ジャンヌ・ダルクの人生で絶頂の時であるオルレアン解放。
フランスの救世主・聖女として崇拝されるも、この先の彼女に降りかかるのは魔女と呼ばれ、自分自身の信仰との対峙。
物語は、転落のランスへ。 -
年末のお楽しみ、山岸版ジャンヌ・ダルク。内気な娘であったジャネットが、啓示を得たと確信することで、強いジャンヌになっていく。周囲もその熱量に巻き込まれ、それがさらに彼女を特別な存在に変えていく…。
あくまでジャンヌの心情に寄りそいながら、それと同時に俯瞰的な視点を併せ持つ描き方が、絶妙のバランス感。平板な記述でしかなかった史実が、生き生きと目の前に立ち上がる気がする。 -
ラ・ピュセルことジャンヌがついにオルレアンに!大天使ミカエル(?)に導かれ戦いに連勝。。。ああこのときが絶頂期なのかと不安になる。最後がわかっているだけにつらい。
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ジャンヌ・ダルクを描いた歴史物第3巻。今回はオルレアン解放まで。イケイケゴーゴーなジャンヌに爽快感。これから先が悲劇の始まり。
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乗りに乗る。
死を恐れないことの強さ。
別方向から見れば、必ず告解を受けさせることで戦意を高揚。
王族の裏面。
まで心理の襞が描かれる。
著者プロフィール
山岸凉子の作品





