- 本 ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065106518
作品紹介・あらすじ
資本主義が発展した理由を教えましょう。カネを使うことによって資本主義はぐんぐん伸びたのです。無駄に贅沢に! お金を使おう! 大社会学者マックス・ウェーバーの最大のライバル、ゾンバルトの代表作『恋愛と贅沢と資本主義』。フランス革命前後のフランスを舞台に、繰り広げられる贅沢と奢侈。あるときは女子の気を引くために。あるときはライバルよりきっぷの良いところを見せるためーーーー。無駄遣いが何を産んだか。たっぷりお楽しみください!
目次
プロローグ
第1章 新しい社会と大都市
第2章 贅沢の展開
第3章 愛の世俗化
第4章 奢侈からの資本主義の誕生
エピローグ
資本主義が発展した理由? カネを使うことによって資本主義はぐんぐん伸びたのです。無駄に贅沢に! お金を使おう! 大社会学者マックス・ウェーバーの最大のライバル、ゾンバルトの代表作『恋愛と贅沢と資本主義』。フランス革命前後のフランスを舞台に繰り広げられる贅沢と奢侈。あるときは女子の気を引くために。あるときはライバルよりきっぷの良いところを見せるため。無駄遣いが何を産んだか。たっぷりお楽しみください!
感想・レビュー・書評
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資本主義がいかにして贅沢品と恋愛から作られていったかについて書かれていました。
今の世の中がこうなっているのも流れがあってこうなっている、ということを普通に暮らしているだけでは感じにくいと思うので、認識させてくれて感謝です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
奢侈、見栄、恋愛?ま、現代でも通ずるものがあるよなぁ…と、思いながら読んでました。タワマンやら高級車に服飾、装飾、あれやこれや…なんかそんな感じがしてならないのは、庶民だからなのか…。
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贅沢と恋愛が初期の資本主義を形成していった、という考え方を漫画で分かりやすく解説。ざっくり理解するのに便利な一冊。
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初期資本主義の成り立ちに、女や奢侈が重要であったと考察する本(の漫画)。
原著を読んで無いので分からないが、部分的には正しい考察なのだろう。
いつの世も人の根本は変わらない事はよくわかる。 -
資本主義は、恋愛と贅沢から生まれた。
王や貴族らによる消費の拡大、大都市の誕生、新興成金新貴族の登場、こうした社会の発展の中で都市と当時の社会制度が形成され必要以上の贅沢、つまり奢侈が生まれたのだ。ぜいたくの発展には、女性が大きく関係している。
社会で愛の世俗化が始まり非合法的な恋愛が広まった。それにより宮廷では愛妾たちが権力を持ち新たな宮廷文化が発達、街では特に17世紀から18世紀にかけて高等娼婦や娼婦が増えた。パリには10,000人の娼婦がいたと言われている。
浪費の悪徳は罪でもあるが、産業を促進することによって全体には利益をもたらす。こうして初期資本主義は発展していった。 -
なんとなく購入。まんがだけでは、その本質に迫れないけれど、原著を読んでみようという気にさせる内容でした。
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・「試し読み」ページ
https://man-gaku.com/_ct/17154555
【書誌情報など】
製品:恋愛と贅沢と資本主義
著者
原作:ゾンバルト
漫画・漫画原作:Teamバンミカス
漫画・漫画原作:名波優太
発売日:2018年04月11日
価格 定価 : 本体600円(税別)
ISBN 978-4-06-510651-8
判型 A6
ページ数 192ページ
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784065106518
著者プロフィール
ヴェルナー・ゾンバルトの作品





