- Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065107706
作品紹介・あらすじ
イスラム美女子ナダが見合い結婚!? 困惑するナダを励ますためサトコがとった行動とは。次にくるマンガ大賞WEB部門4位の注目作
感想・レビュー・書評
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シリーズ第二段。
日本人のサトコと、サウジアラビアの女の子・ナダ。アメリカの大学に通う2人は、ルームシェアすることに。
日本とサウジアラビア、文化や成り立ち、環境が全く異なる2つの国。
しかし、そこは若い女の子2人。
あっと言う間に仲良しに...
(服装や礼拝、結婚(一夫多妻)など)文化や生活の違いで、戸惑いや勘違いもたくさんありますが、いつまでも仲良しの2人ですね。
後半、ナダの婚約の話が進み、ちょっぴり切ないサトコでした
(サウジアラビアでは、婚約者は父や兄が決めるんですね...)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
借りたもの。
アメリカでルームシェアをする日本人のサトコとサウジアラビア人のナダが織りなす、カルチャーショックの数々。
異国の地でイスラーム圏との文化の違い、その考え方を知る。
日本ではあまり見かけない量り売りのスイーツショップ。
サウジアラビアでは性別や独身、家族によってお店の中で分けられることや女性一人での外出は良くないとされ、一人でご飯を食べに行く事が無いという。
ジェスチャーが激しい事に気後れする日本人…
食パンは日本独自のパン(アメリカでは手に入らない)
そしてナダに結婚相手の話が!
そこからイスラーム特有の結婚事情について。
元々、部族間争いが絶えず、女性が未亡人になりやすかった頃に成立したイスラーム。女性の保護政策の一環だった訳だが。
現代でも妻を複数持つ人に求められるのは甲斐性。
どの妻も金銭的にも平等に扱うという事。……何となく光源氏を彷彿させられた。
日本のサブカルチャーがサウジアラビアでどの様に扱われているか、ちょっと紹介。
肌見せ厳禁、でもグロOK…ポケモンは進化論NGという立場から変化を「友達を呼んだ!」という無理がある設定に。所変われば、なカルチャーショック。
サウジの礼拝タイムによってお店が閉まること。
アメリカで若者の選挙への関心の高さやサウジで女性に選挙権が与えられる事を喜ぶナダを見て、選挙の大切さを痛感するサトコ。
後半にはクラスでひょんなことから村八分になったサトコが極端に他人の顔色を伺うようになってしまったこと、日本の同調圧力の息苦しさを垣間見るエピソード。
巻末は作者のサウジアラビア旅行記。 -
2巻までとりあえず読了です。
サトコとナダの、お互いの壁を超える決心みたいなのが描かれていたのはとてもいいと思いました。 -
イスラム教徒の女性も存外に逞しく楽しげということがこの漫画を読むとほんわかと解ってくる。
が。
この巻ではナダの許嫁が(存在として)登場。
親の決めた相手と結婚かぁ。
確かにナダの言う通りその後に愛が育つかもしれんが、それは恋愛の愛というよか家族愛の愛であるところが大きそう。
恋愛楽しいのになぁ。
やっぱり結婚相手は自分で選びたいなぁ。
まぁ実際は失敗してバツついたけどさ(笑)
そう言った諸々のことがもしかしてイスラムの世界では女性の救済にも通ずるところがあるのかもしれんけど、せっかくのんびりと暮らせる環境の日本に生まれたんだからさ。
巻末のサトコのお話は「あるある」だよね。
それで引きこもるひとも多いけどサトコの場合は脱出。
引きこもって見つかるものもあれば脱出して出逢うひともいる。
どの道を選んでも幸せでありたいよねぇ。
もちろん、それは頑張って踏ん張っているひともさ。
「幸せ」がオーバーでも、せめて楽しくあれ! -
再読
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何かを打開したくても、なかなかサトコのような勇気はない。
うらやましく思う。
恋愛、結婚、食事、娯楽等異文化知るのは楽しい。 -
進化論がだめだからポケモンがお友達を呼ぶの、めっちゃかわいい笑
国旗の向きとかも意識したことなかったな
私はこう、あなたはそう、でも友だちよ
そういうものよ
素敵、、! -
2017-12-13
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サトコもナダも相変わらず軽やかで、読んでいて気持ちがいい。娘が大きくなったとき、読んで欲しいなあ。次回、やや波乱の予感……!?