ディザインズ(3) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 93
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・マンガ (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065107768

作品紹介・あらすじ

自然界を超越した異形の生物、HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を”設計”された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか…その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 生物の”感情”という不安定な機能が衝撃的展開を招く第3巻!

感想・レビュー・書評

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  • 文句なしに面白い。手塚治虫のSFを彷彿とさせる設定だが、こちらは物語性よりも、より趣味的にユクスキュルのいう環世界(Umwelt)の図像表現に力点がおかれている。カエルなのもいい。
    ただ、あんまりお話を進めようという気配がないのは、アフタヌーンの悪い癖だ。お話完結するのだろうか。

    『生物から見た世界』ユクスキュル
    『開かれ』ジョルジョ・アガンベン
    はどちらも文庫で出ているのであわせて読みたい。

  • "「とうとう象の魂に触れたよ
    彼女の皮フが伝えてくれる さすが僕の妹だ
    知ってるかい?
    象は時空を超える存在かもしれないんだ」"[p.180]

  • 五十嵐大介版けものフレンズ、と言うわけでもないけど、動物の要素を入れられた人間、と言うよりヒト化した動物HAの話。
    人間の愚かさを何度も見たキイ(!)の思考に感染するイルカが、今後どうなる。
    オクダはどうなる。
    たのしい。

  • イルカたちは可愛げなくて苦手だったけどさすがに今回のキイは可哀想だった・・・人間なんてみんなバカ・・・

  • 緑の中で蠢く生物の息遣い、雨で濡れそぼる森、木々を渡るヒューマナイズド・アニマルの疾走感。
    生命の営みは壮大で美しいのに、人間の争いの卑小で醜い有様ときたら。
    HAが人類を見限る日は近いようです。

  • 絵の美味さは現時点でも5本の指に入りそう。
    構想の現実感も絵と併せてストーリーに色を添えるでしょう
    音楽は・・想像するだに楽しみです。
    映像化は間違いなしでしょうが。人を選ぶでしょうね

  • 動植物への描き込みの緻密さにも息を呑むけれど、それ以上に、人間ではないものが世界をどのように知覚しているか、を表現する技法に圧倒される。少女の姿をしたカエルが、密林に降る豪雨を通じ、皮膚感覚によって周辺一帯の情報を察知するシーンは凄まじくも美しい。

    今後のイルカたちの進退や、オクダの真意のありか、オクダ邸襲撃のゆくえなど、物語の展開も面白い。
    次巻も楽しみ。表紙も毎回格好良く、第1巻が陸の生き物、第2巻が海の生き物、今巻が空の生き物、というモチーフだったけれど、次巻はどんな表紙になるだろう。

  • 再度1,2巻から読み返さなければ。

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プロフィール

2002年12月から2005年7月にかけて『リトル・フォレスト』を連載(全2巻)。
2014年8月、実写映画として『リトル・フォレスト』公開。

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