C.M.B.森羅博物館の事件目録(37) (講談社コミックス月刊マガジン)
- 講談社 (2018年2月16日発売)


- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065109274
作品紹介・あらすじ
名探偵・森羅が臨むは、宇宙空間での不可能殺人! 2075年、ロボットしかいない小惑星で、たった1人の人間が銃殺された。ロボット三原則があるかぎり、ロボットたちに人間を殺すことはできない。それでは、犯人はいったい何者なのか‥‥? 「鉱区A-11」ほか3編収録!
絵が上手くなりたい少年は、美術室の前の十字路で、悪魔を呼んだ‥‥!?(「クロスロード」)
「ヨーロッパの火薬庫」バルカン半島で、何度襲われても生き延びたたった一つの村の秘密とは?(「シュロのコイン)」
画家が残したメッセージ、「黄金は猫のシッポの先にある」。古地図を手にその伝説を紐解くと?(「猫のシッポ」)
『C.M.B.』史上初の宇宙編! ミステリとサイエンスの名手・加藤元浩が「ロボット三原則」に挑む! 2075年、月軌道上にある小惑星で、たった1人しかいない作業員が何者かに撃たれて殺された。その場にいたのはロボットたちだけ。果たして彼を殺したのは誰なのか? 宇宙工学博士の森羅と、航空宇宙監査官の立樹が調査に向かうと‥‥!? 「鉱区A-11」ほか3編収録!
感想・レビュー・書評
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十字路の悪魔やら、古き良きSFなロボット三原則ものやら、美しきふるさとやら、にまじるガチ感。
この自由さはやっぱり強みだよなぁ。あと、小惑星のはなしは確実に、月に囚われた男を見たからだろーー、感もあり。
宗教の強さと伝承の恐ろしさがきてるなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クロスロード……高校の日常の謎タイプ。小粒なネタ。
シュロのコイン……マウがからんでくると世界規模の話になって嬉しい。謎解きはツラい結末だったけど、CMBはこういう世界史的な物語があるから好きなんだよね。
紘区A-11……2075年、未来の宇宙で働く七瀬さんと森羅。小惑星に一人しかいなかった技師が射殺された。どうやって死んだのか? AIロボットの矛盾した行動は何故か? 未来のシチュエーションならではの謎で、トリックも斬新でおもしろかった。
猫のシッポ……最初と最後は日常の謎系。猫の正体は最初から分かったけど、男の子達の冒険とラストシーンの地図がかわいかった。
著者プロフィール
加藤元浩の作品





