- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065109397
作品紹介・あらすじ
「オッサン、今マデアリガトウ!」
合宿、バイト、お誕生会! 硬派な不良・大我(16)たちを振り回す、天真爛漫な金髪幼女・マリアン(9)の毎日は笑顔でいっぱい。そんなある日、マリアンを連れ戻しにフランスからおじいちゃんがやってきて……!? 心温まる“たじたじ同居4コマ”、完結!
感想・レビュー・書評
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仮に、私がフランス語に精通していたなら、完結してしまった事のショックを延々と書きたい
まさか、全2巻で、この可愛い娘とお別れとは思ってもいなかった
キャラも立っている、絵も上手い、台詞も薄っぺらくないし、ストーリーの展開もだらだらしてない、こんだけのクオリティなら、大台到達は厳しいにしても、最低、5巻までは出るだろう、と思っていたんだが、ダメだったか
この『マリアンといっしょ!』が(2)で終わってしまうとなると、ツイ4ってのは、かなり、レベルの高い四コマ漫画が揃っているんだな
竹書房や芳文社も実力のある四コマ漫画家を揃えちゃいるが、星海社、やるな
しかし、地味にショックが続く・・・・・・
できりゃ、他の雑誌で続きか、新作を連載してほしいな
週刊ヤングジャンプか、ヤングアニマルのアンケートで、掲載してほしい漫画家は?って設問があったら、つきよみ先生の名を書いて、感想を書く欄で魅力を語って、どんだけ推しか、をアピールしてみるか
YJの方は厳しいかもしれないが、YAならチャンスあるかもしれないし
さすがに、LOの巻末は、うさくん先生でなきゃダメだろうからな
とりあえず、次号のアンケートで実行するとして、(2)の感想を書くとしよう
まぁ、ざっくり言えば、大我とマリアンの絆が、様々な日常イベントを経て、更に強まっている
マリアンの恋愛感情は一途で本物。彼女の言葉を本気と思っていないにしても、マリアンが自分の中で特別であるのは、ちゃんと、大我は感じているようで、彼の中にも仄かな好意は芽生えているようだ
カップルとしてはともかくとして、少なくとも、お似合いであるのは間違いない。父と娘に見えるってのも、まあ、否定はできない
リンカの健気な頑張りにも、胸が揺さぶられるんだよなぁ
お父さんとの間にあった隔たりも、大我とマリアンのおかげでなくなって、何よりだ
やっぱ、お互い、言うべき事を相手にちゃんと、言葉で伝えてないと、仲が変に拗れちゃうんだろう
父親と仲直りできた、その感謝の念もまた、大我への恋心を強め、リンカはますます、美しくなる
そんなリンカに一目惚れした右野の女を見る目は、案外、悪くない
リンカが大我にベタ惚れである以上、交際できるのは望み薄にしても、それくらいで諦めてちゃ、大我の舎弟は失格。何度、砕けようが果敢に告白し続けて欲しい
ショーゴは(1)と変わらず、良くも悪くも、好感が持てるバカのまま
恐らく、満場一致だろうな、残念過ぎるイケメンってイメージが
美男子なのにロリコンなのか、ロリコンだからこそ美男子なのか。考えるのもアホらしい二択だ
そんな彼は、これからも、清く正しく、自分らしいまま、幼女を優しく目で続けるんだろうなァ
彼のような筋の通ったロリコンが増えれば、この世の中、もう少し、マトモになるだろうに
まぁ、ロリコンな彼には、相性の良い彼氏が出来そうだけど
類友って言葉があるし、この人も、もしかすると、女装男子が恋愛対象なのかもしれん。悪いとは言わんけど、カオスまっしぐらすぎるな
ショーゴの妹である瑞希も、何気に良い味が出てる
当人は一般人と思っているようだけど、そもそもがショーゴの妹だし、大我らと交流する事で朱に交われば赤くなっており、彼女も結構、「普通」から逸脱している。大我らに対し、平然と接する事ができ、なおかつ、つい口が滑っても、可愛いお仕置きで済んでいるのが証拠だろう
感想を書いてたら、ますます、続編が読みたくなったぜ
新作なら新作で、今度は、おねショタが読みたい。元社畜かオタク喪女のヒロインが、人外美少年を拾って、飼育しちゃう、みたいな、ギリギリの背徳感が漂うラブコメ、どうだろう
どの回も、大我とマリアンの絆にキュンキュンさせられる。その中でも、私的に推したいのは、大我たちがマリアンの為に、サプライズ誕生日パーティを催すくだり。これは、ほんと、大我が良いパパをしていて和む。顔は怖いし、勉強も出来ないけど、マリアンの為となったら、大抵の事は出来るようになっちゃう、愛だねぇ
この台詞を引用に選んだのは、大我のカッコ良さが、これでもかってくらい出てるので。男が一度、口にした事を翻すのは男らしくない?それは、普通に良い男の場合。大我は、マリアンが惚れるくらいの、凄ぇ良い男なので、意見が180度変わっても、何ら、カッコ悪くない詳細をみるコメント0件をすべて表示