- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065109625
作品紹介・あらすじ
「私は小槙ちゃんを抱けるなら10万も惜しくないの」
女子高生・菱川 俊が恋しているのは、同じく女子高生の刑部小槙! この恋心、お金を積んででも届けたい! たとえ手段は不純でも、小槙への想いは、純粋で一点の曇りナシ!!
刑部小槙と菱川 俊、二人は共に女子高生。 俊の恋は、ひたすら“小槙一筋”! 対する小槙は、通常運転でそれをスルー!! それでも、どうにかこうにか遊ぶ約束を取り付けた俊は、小槙とファミレスデートに! それなのに、パフェ食べただけで即解散!!? そこは「帰りたくない」って言うところでしょうが!!!
感想・レビュー・書評
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将来的に死んでくれ/長門知大/講談社
刑部小槙と菱川 俊、二人は共に女子高生。 俊の恋は、ひたすら“小槙一筋”! 対する小槙は、通常運転でそれをスルー!! それでも、どうにかこうにか遊ぶ約束を取り付けた俊は、小槙とファミレスデートに! それなのに、パフェ食べただけで即解散!!? そこは「帰りたくない」って言うところでしょうが!!!
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978-4-06-510962-5 157+2p 2015.3.16 2刷
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最後キスしたのか気になる(≧∇≦)
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保健室でなんてことを…
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菱川さんを見ていると、高校生だった時の自分を思い出します。愛と性の区別がよくわからなくて、でもひたすら真っすぐに誰かを想っていたあの頃を。
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これも少し前に読んだもの。別に読み終わったものを逐一のっける必要はないのだろうけれど、まあ備忘録的な。
カテゴリやタグに登録した言葉で説明は足りるだろう。細かいことは必要ない、百合で、ギャグだ。
諸君、僕は百合が好きだ。肉体関係から始まる百合が好きだ。お互いに少し意識している程度の百合も好きだ。とりわけ、僕は重い百合が好きだ。ふとした瞬間に友達のしぐさにドキッとする少女が好きだ。パートナーに抱くコンプレックスが爆発する女性の姿など、それだけで白米も進もうというもの。誰しも相手を独占したいと思っていて良いし、とはいえそれで相手に嫌われたくないと、様々な葛藤を胸の裡に秘めていて欲しい。それが僕の切なる願いだ。
――だが、ここに例外が存在する。
大々的に宣伝されている通り、本作の主人公は想い人への好意を隠そうとしないばかりか、しょっちゅう買収を試みる。という時点で本作がシリアスな雰囲気を持ちようはずがないということは、お分かりいただけるだろう。
ではなぜ、僕がこの作品に☆5などという評価をつけたのか。無論、僕とて「とりわけ」重い百合が好きなだけであって、決して偏食家という訳ではないのだけれど。
まあ、ギャグが面白いというのはある。とはいえ、本作のギャグはかなり力づくなもので、テンションと勢いとパワーで持っている部分が高い。力こそパワーと言わんばかりにギャグをぶつけてくるので、ぶっちゃけギャグ自体は突出している訳ではない。
しかし、本作は百合においても非常にパワフルである。強度の強い百合を力強くストレートでぶち込んでくる。繊細さは皆無なのだけれど、まあ強い百合であることに変わりはない。恐らくは、そこが良いのだと思う。女の子が適当にイチャこいている、百合の皮を被って紙面の向こうの読者に媚びる作品とは違う、ひたむきでまっすぐな百合が、ここにはある。
そして三巻の最後には、これまでで一番続きが気になる引きが待っている。ずるくね?