- 本 ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065109632
作品紹介・あらすじ
何者かによって
”球”がこの地上に投げ入れられた。
情報を収集するために機能し、
姿をあらゆるものに変化させられる
その球体は死さえも超越する。
ある日、少年と出会い、そして別れる。
光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……
刺激に満ちたこの世界を彷徨う
永遠の旅が始まった。
これは自分を獲得していく物語。
フシは自分がハヤセのもとに残ることで、トナリたちを監獄島(ジャナンダ)から解放した。一旦は島を出たトナリだったが、フシを助けるために再び島に向かう。再会した二人が島を離れようとしたその時、島民たちを襲うノッカーが現れた。自分を慕う人々と守るべき仲間の存在を知ることによって失うことも知る。これは自らの運命を変える物語。
感想・レビュー・書評
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主人公が不滅なので別れは必然ではあるけど、
なかなか慣れんな。
表紙はピオランが良かったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハヤセの執着って復讐とか支配とかそういうんだとばっかり…
そっか、それでフシ追っかけてたんだね
最後の船のシーンは乗っ取られたってことでいいのかな
また出てくるのかなあやつは -
失って得る方式辛いけど、なんかあったかい
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【読了2018/04/18】
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ハヤセを海に放り出す場面、ピオランが徐々にピオランじゃなくなる、どれも印象に残る。愛とは何か、ハヤセの言葉に表情を歪めたフシは本当に人に恵まれていたんだと感じた。あとピオランが老いていくことに対して「ピオランという人物が徐々に消滅していく感覚」と言い表していたのがとてもリアルで、グサッときた。
著者プロフィール
大今良時の作品





