はねバド!(12) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 150
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065110973

作品紹介・あらすじ

予選決勝を戦い、インターハイ個人戦の出場権を得た、北小町高校バドミントン部の羽咲綾乃と荒垣なぎさ。トーナメント表では、別々の山に振り分けられた2人が、再度戦うのは決勝。5回戦、優勝候補の筆頭・益子泪と対戦した綾乃は、攻撃の中で彼女の弱点を見つける!

感想・レビュー・書評

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  • 益子の試合終了。意外と丸く収まって、お兄ちゃん含め益子がスッキリできたのはよかった。お母さんとの向き合い方もわかったみたいだし、次の綾野の試合が楽しみ。コニーと新垣の試合も熱くて非常に良い感だった。

  • 丸々1巻掛けても2試合を描き切るには全くページ数が足りていない。だというのに助長と感じることなく作品に没頭できるのはそれだけ描かれる試合の様子が素晴らしいから

    羽咲綾乃と益子泪の試合。泪は綾乃の上位互換と言われ前巻では綾乃が上回る瞬間は有っても泪は更にそれを上回ってきた。それが12巻ではむしろ綾乃優勢なシーンばかりで進む。小学校時代は一強で今は三強と言われながらも無敵の泪にとって綾乃は確かな壁と呼べる程の強敵。だからこそがむしゃらになって戦う必要があり、それが泪に溢れるばかりの涙を流させる理由になる
    綾乃はバドミントンを通して泪を理解する道を探していた。途中から遣り方を変えて泪を圧倒し始めたことで当初の目的とは異なる結果になったのだろうけど、それが泪の敗北を招き本当の泪を取り戻すきっかけになるのは印象的
    ロビーで幼子のように拗ねる泪は本当に可愛らしい

    そしてもう一方のなぎさとコニーの試合。こちらはこちらで熱量が素晴らしい
    本作の序盤から圧倒的な才能を持っていると明言されてきたコニー。そんなコニーに膝に不安を抱えるなぎさが勝つなんて有り得ないと思いながら読んでいたけど、試合の中で次々と成長し新たな境地を開いていくなぎさの姿は本当に熱く奇跡も在り得るのではと思わせる程だった
    それだけに終盤から本領発揮しあっという間になぎさを追い込んでいくコニーが強すぎて恐ろしい。
    このままなぎさは負けてしまうのか、それともここから更なる成長を遂げるのか、次巻でどのような決着が見られるのか非常に気になってしまう。そしてあの告白は果たして届いていたのだろうか?

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著者プロフィール

「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。
主な作品に『どがしかでん!』『パジャマな彼女。』(集英社)。
2013年6月より「good!アフタヌーン」にて『はねバド!』連載開始。

「2019年 『はねバド!(15)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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