赤ちゃん本部長(1) (ワイドKC)

著者 :
  • 講談社
4.62
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本棚登録 : 74
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065111093

作品紹介・あらすじ

50万ユーザーが読んだ話題のウェブコミックがついに単行本化!株式会社モアイに勤める武田本部長47歳。ある朝突然、頭の中はそのままで体だけが赤ん坊という状態に……。どうやら生後8ヵ月ぐらいの大きさらしい。部下の坂井部長40歳、天野課長35歳、西浦平社員28歳による社内育児スタートです!

感想・レビュー・書評

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  • 待ちに待った単行本1巻!

    「朝起きたら 赤ん坊になっていたのだ」
    何の前触れもなく、武田営業本部長(47歳)が中身はそのまま身体だけ赤ん坊になってしまったところから始まる、笑撃のダイバーシティ漫画。

    みんなで組んでいく社内育児体制の素晴らしさ…!漫画だからね、とはそんなに感じなくて、ほんとにこんな優しい人たちがいそうな気がして、心温まる。

    登場人物みんな個性強め。この多様性。なかなか笑えるんだけど、個人的にうるっときてしまう話もあったりする。良い。

  • ある朝突然身体が赤ちゃんになってしまった、という、グレゴール・ザムザ的な始まりだけれど、カフカと違うのは、その変化に周りが対応、順応していくというところ。本人も変化をすんなりと受け入れているところ。
    ギャグ漫画だけれど、様々な多様性をサラリと登場させているところが良い。結婚する/しない、子どもいる/いない、パートナーが異性/同性…。そんなこと分かってるわよと思っていたとしても、結婚せえへんの?ええ人おらんの?子どもは?仕事は?と、悪気はないけどまだまだ不躾に聞いてしまったりする世の中やんな、というところも描かれている。
    続きも期待!

  • 赤ちゃんなのに、全然かわいくないですが、読んでると、かわいく思えてくるから不思議です。
    いろんな人がいて、いろんな考え方があるけど、当たり前と思っていても、視点を変えて考えなきゃいけないことって、たくさんあるなーと思えました。
    気付ける人になりたいと思いました。

  • 面白すぎる。頭が47歳のままで、体が8カ月の赤ちゃんになってしまった本部長。
    初めは受け入れられない人達もいるが(本人も含めて)慣れてくると、可愛い可愛いと以前よりきっと人間関係が良くなっている筈。本部長も、出来ない事は周りにしっかり頼んでいる、巻き込み力が強い。
    やはり人は外見で判断するところが大きいんだなと実感。

  • 本部長(47)が突然赤ちゃんになって(中身はそのまま)仕事をするというすごい設定!会社含め周囲の人たちがまごまごしながら対応していくのがおもしろいです。でも明らかに対応力高い、そしておおらか!こんな会社に勤めたい。
    あと男性カップル+子どもの家族が普通に受け入れられていたり、多様な生き方があるのが当たり前であるという風に描かれているのがなにげにいいです。

  • web連載時から大好きで、単行本化を待ち望んでいた作品。
    本で読み直して、また笑って泣いた。
    大好き!
    会社の本部長がある日突然赤ちゃんになり(思考は大人のまま)、部下が子育てに大わらわ、というあらすじではあるのだけど、子育てコメディと一括りにはしたくない。
    生きていれば迷惑もかける、互いに支え合っていけばいい。
    様々な生き方があっていい。
    そう温かく包み込んでくれる作品だ。
    同性のカップル、出産願望のない女性、独身を楽しむ男性、色々な人達が緩やかに繋がりながら生きている。
    時折異なる考えの人を傷つけてしまうこともあるけれど、その決めつけは違う、と言い合える空気がまずあるのが素晴らしい。
    「ポリコレ棒怖いわー」だの「マイノリティにいちいち配慮してたら息苦しいわー」だのという声が聞こえるこの頃だけれど、尊重し合う世界は誰にとっても生きやすいじゃないか、とこの作品を読んでいてしみじみ思う。
    更に、もう一つ上の次元、創作についても差別やハラスメントではない面白さを作れる、ここにある!と言いたい。
    私には引っ掛かるところもあるけれど(セクハラの辺り)、作者はそれにも耳を傾けてくれるだろうことがわかる(「男も女もフェミニストでなきゃ」(チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ)を読んだ時もそう感じた)。
    続刊が楽しみだ。

  • さらっと楽しい.結構深いテーマも織り込まれてる気がする.

  • ある日突然赤ちゃんになってしまった本部長。体は赤子、心は47歳バツイチ武田本部長。赤ちゃんとなっても、仕事は出来ると職務に就くが、赤子故に色んな物理的支障が生まれる。この相応な肉体から相応じゃない肉体になった時に変化描写は「普通じゃない」事への対処のお手本の様に見えてくる。深い!!下手な社内モラル啓発ビデオより、これ読んだ方が解るんじゃなかろうか、共感力が一般企業に勤める常識人として持ち合わせていると言う前提であればだが。
    社内に在って目に見えないマイノリティーについて描いてある漫画である。本部長が赤ちゃんになったら…と言うパラレルギャグマンガではない。
    西浦のポジションが凄く頼もしい!!その西浦は会社にカミングアウトはしてないようだが、同性婚している。その西浦が普通に結婚できるのに(ストレートだから)、と言う意味で何故天野課長は結婚しないんですか?と不用意に聞く場面がある。その際、ユーチューバーでサバゲ―やったり趣味を満喫するタイプの独身・天野課長は「恋愛も結婚も 無理にする方が何倍も寂しい」と答える。そして、なぜ結婚しないのか、と聞かれる事が寂しいと言う…この一言は名言にしたい。

    会社漫画としてとても深い。こう言う会社で働きたいと思う。

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著者プロフィール

東京都出身、B型、蠍座、一人っ子。
おっかけ対象が男子で恋愛対象が
女子というマイノリティ。

「2015年 『2DK 2015 AUTUMN』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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