- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065112717
作品紹介・あらすじ
“罪”には“罰”を。ならば少年たちの願いは、裁かれるべきなのか──。 さえない高校生・信太郎。彼と幼なじみの4人には、他の誰にも知られてはならない宝物があった。それは暗い洞窟に眠る、5年前に彼らが犯した大罪の証拠……。高校2年の夏、彼らの秘密に忍び寄る影が。姿なき敵の暗躍に、5人の距離が変わり始める。 とっくに血に染まったその腕で、秘密と友情は守り抜けるのか。 美麗な筆致で綴られる新世代のクライム・サスペンス開幕!!
──最後に。罪人は、ただ一つの“真実”に触れた。謎はすべて明らかになり、嘘はすべて剥がれ落ちる。人は、人を殺してはいけないんだ。殺人をめぐる物語は、このようにして閉幕する。その罪は、決して贖えるものではないけれど、この魂は、呼吸をするたびに軋むけれど、君がいるなら、背負っていける。だから、この身の望みはひとつだけ。「傍にいてください。永く、永く──」
感想・レビュー・書評
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ネタバラシは本人の告白…表紙とタイトル負けで終わったなぁ。漫画に対してはどれもそれなりに面白いと思って読むのだが、登場人物全てが「キャラ付け」であり、演じてる感が抜けなくて、どんな理由があろうと「人を殺してはいけない」と言う結論に至る道程にも説得力を欠き、何かの模倣にしか見えなかった。
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つらすぎる、でも希望も感じる結末。
彼ら4人と、他の大人キャラクターとの間に
ずっと深くは関わらないような隔たりが感じられて、
結局彼らは彼らの世界で生きていたのだなぁと、
そしてこれからも彼らで生きていくのだろうなと
そんな気持ちになる物語でした。
仕方がないのでしょうけれど、世から隔絶されたまま
生きていくのであろう彼らが哀しいです(´・ω・`)。