ランウェイで笑って(5) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 473
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065114131

作品紹介・あらすじ

身長は、158cmから伸びなかった・・・。
藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。
モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。
そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?


課題に対し、奇策・パジャマを提出した育人。だがその先にこそ、一次予選の“本当の試練”が待ち受けていた。資金不足ゆえのデザインの妥協を天才・綾野遠に見透かされていた育人。手を差し伸べたのは、他ならぬ遠だった。新ブランド立ち上げを視野に入れた遠に腕を見込まれた育人はスカウトを持ちかけられて…? 一方、千雪は、やっとのことで手に入れた仕事の現場で異質な存在感を放つモデルに出会う。彼女の名は──長谷川心。

感想・レビュー・書評

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  • このあたりは本当に顔の描写が下手。感情表現はもっと出してほしいな。心ちゃんの話し、そんなに面白くないんだよなぁ。

  • パジャマは3位!
    二次予選は免除でショーに出られることに
    打ち上げで綾野に高級焼肉をおごられる
    自分のブランドに都村を引き抜きたい…?

    一方、千雪はあらゆるオーディションに落ちまくっていた
    ひょんなことから欠員が出た撮影に参加することになるが、心が主役で顔さえもでない役
    それさえも外された

    モデルを辞めたい圧倒的な才能を持つ心
    努力してもかなわない千雪が噛みつく

    心のマネージャーもかつてはモデルを志していたが、身長という足枷により苦戦、権力と金でランウェイを歩くが空虚なだけだった
    雫は千雪を見守ると宣言
    心のマネージャーはなんとか辞めさせまいと都村との仲をさこうとする?

  • モデル軸とデザイナー軸で話が進んでいたけれど、そこに間にいる子が入ってきて、三つ巴?

  • ちょっと育人の人間らしい嫌な部分が見えてきて、これが深みにつながるといいなあ

  • 千雪は主人公の座を追われてしまったと認識していたために再び千雪メインの話が描かれたことに少し驚いていたり

    モデルのセイラに似合う服とのお題でパジャマなどという奇策に打って出た育人。ボロクソに言われた後でも千雪の言葉を思い出し手直しせずその奇策を押し通した姿勢は主人公らしさに溢れている

    そして直後の学園長の台詞はこの作品が扱うファッションという特殊なジャンルを思うと色々と印象深い。オシャレなんて人それぞれだし時代によっても大きく変わる。ダサいも同様
    自分の中のオシャレを完遂し面白いや楽しいを追求する姿勢こそ育人が、そして本作が目指す方向性なのだとはっきり明示されたように思える

    予選を3位通過した育人。現在の実力やそもそも奇策で立ち向かったことを思えば充分な順位では有るけれど、本選優勝を目指すなら不安の残る結果
    綾野のブランドに参加することで本選までに実力を伸ばすことができるのだろうか?

    一方の千雪はやはり身長の低さによってオーディションに全く受からず大苦戦。最近の育人が財力の低さを補って余りあるほどの才能によって成果を出しているのに比べて、単純に持っているか持っていないかで判断される世界に身を置く千雪の方が大変なように見えてしまう
    そしてそんな千雪の前に立ち塞がったのが心というのも驚きで先の展開がどうなっていくのか気になって仕方ない

    持っているのにモデルを辞めたがっている心と、持っていないのにモデルを志し続ける千雪
    ここに育人がどう関わってくるのかな?

  • 久しぶりに千雪がメインの巻。158cmのチビッ子がパリコレモデルを目指すというストーリーは、少年漫画的で面白い。モデルとして必要なすべての才能を持ちながら、モデルになりたくない長谷川心との対比の構図も、王道だがよく練られていると思う。

  • 「同じ不幸なら最も幸せなところで不幸になればいい」

    才能と理想。それぞれの想いとは裏腹に現実は残酷。ファッションという分野を通じて、これだけ人間の複雑な心情を描いているも素晴らしい。

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著者プロフィール




「2020年 『ランウェイで笑って 158cmモデル、パリコレへ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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