- Amazon.co.jp ・マンガ (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065114926
作品紹介・あらすじ
「サンタさんって信じてる?」「編集者って信じてる?」 漫画家・後藤先生は娘やアシさん相手に、クリスマスも仕事と家庭で大忙し!
感想・レビュー・書評
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"隠し事は描く仕事でした"
漫画家であることを隠している父と娘の日常コメディ第六巻。
この巻は年末年始ネタ中心。自由の利かない"自由業"。大変だなあ。"初回文書"の話はしみじみ共感。
巻頭・巻末描き下ろしは新展開?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雑誌「月刊少年マガジン」で連載されていた久米田康治の「かくしごと」の第6巻です。2020年4月にはTVアニメの放送、2021年7月には劇場版が公開されました。漫画家であることを隠し通そうとする父と娘の日常を描いたハートフルコメディです。巻頭/巻末のカラーページと本編のモノクロページで時間軸が異なるのが本作の特徴ですが、カラーページの展開がどんどんと核心に近づいてきているのが分かります。本編は、いつも通り漫画家の日常が描かれています。物凄く面白いネタがあるわけではないけど、じんわりと面白い作品です。
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ゴトー先生は、人に良い風に勘違いされるケースが多いですねw
六條センセー、志治君、十丸院など…。
誰かが勘違いした考えを、ほんとにゴトー先生は持ってないのかなー。
六條センセーは想いが強すぎて行動こわいってばw
まぁゴトー先生は大概女性相手に勘違いさせるような言動が多いですけどね…!
志治君のは、良い話だけど、後々自分の首をしめるって展開になるってのが切ない。
年賀状という小さい空間にも、キャラを掘り下げるっていう先生がとても漫画家。
絶望先生の裏話(?)みたいのも聞けて良かったです。
その後の業界不況問題で切なくなるけどなー。 -
サンタを何時まで信じていたかという割とオーソドックスな話題から、編集を何時まで信じていたかなんて漫画家あるあるネタへ繋げてくる構成は面白いなぁ。それが更に自身の経験に繋がってくるのはもう本当に話作りの上手さを感じさせる
少しずつ進展している未来編に登場した少年、「お父さんの隠し子」じゃないってことはやっぱり…… -
"「人間弱いもんだから
そこまで気にする必要ないんじゃないかな
罰受けたんなら
もう少し買ってもいいんじゃないかな」
「お父さんは娘に甘すぎだよ
このままじゃ計画性のない大人になってしまうよ」
「そ そうだな」"
描き下ろしカラー漫画の展開……。
著者プロフィール
久米田康治の作品





