興亡の世界史 人類文明の黎明と暮れ方 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 77
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065116432

作品紹介・あらすじ

講談社創業100周年記企画「興亡の世界史」の学術文庫版。大好評につき、第4期刊行スタート。その1冊目は、東大名誉教授で、国立西洋美術館長、文化庁長官などを歴任した著者が、ヒトの誕生から古代地中海世界にいたる長大な文明史の「見取り図」を示す。
著者の青柳正規氏は、この40年あまり、おもにイタリアの遺跡の発掘に携わり、文明を「手触り」で理解してきた。本書では、メソポタミアの最初の都市文明・シュメールや、従来の文明観に大きな変更を迫っている「古代アンデス文明」、著者自身が近年手掛けているローマ帝国の遺跡・ソンマ=ヴェスヴィアーナの最新成果など、文明・文化の「多様性」に着目し、人類の歴史の大部分を占める「古代」を通観する。
約600万年前、直立二足歩行へと移行した人類には、多くのリスクが待ち構えていた。ホモ・エレクトゥスとホモ・サピエンスによる2度の「アウト・オブ・アフリカ」、現生人類に近い思考能力を持ちながら絶滅したネアンデルタール。我々は、いくつもの危機を乗り越え、環境に適応し、地球上のあらゆる陸地に拡散し、農耕というイノベーションを経て、文明を築くようになったのである。
では、「文明の進歩」を測る物差しは何か。現代人はなぜ、過去への時間認識が縮小し、「歴史」への感覚が鈍ってしまったのか――。廃墟と化した遺跡には、私たちの現在を知り、未来を考えるヒントが隠されている。[原本:『興亡の世界史00 人類文明の黎明と暮れ方』講談社 2009年刊]

感想・レビュー・書評

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  •  興亡の世界史は「第何巻」という番号が付いていない。人類の歴史の最初について語っているのはこの巻なので、これから読み始めましたが、予想以上に面白かった。
     太古の文明の話は、古墳の話が多いので余り面白くないものが多いのですが、この本は考古学オタクでなくても楽しめます。全部で21巻あるシリーズのデジタル版が半額になっていたので、思わずポチってしまったのです。
     この次に読むのはアレキサンドロス大王の巻にしました。全巻制覇はいつのことになるのだろう。

  • AM1a

  • 序章 文明史を学ぶということ
    第1章 ヒトから人類へ
    第2章 農耕というイノベーション
    第3章 文明の誕生
    第4章 多様な文明の隆昌
    第5章 古代地中海文明
    おわりに―文明が滅びるとき

    著者:青柳正規(1944-、中国・大連、美術史)

  • 『興亡の世界史』の中に紛れ込んでいるけど、科学の発展を否定してるような老人の戯れ言。『いまの日本、いまの世界の未来は明るいとは言えない』とか断言している序章の時点で、投げ捨てようか迷った。
    『清貧』とか他人に押しつけるのが好きそうだよね。
    あなたがそうやって海外の発掘にいけたのも、科学の恩恵だと思うんですけどねえ。
    帯にも『なぜ、必ず滅ぶのか』がクローズアップされてますけど、
    個々の文明が滅んでも人類が滅んでいないことは都合良く無視している言い草だと思うんだ。

    著者の肩書きからは信じられない主張というか、この内容から著者の肩書きが想像できないと言うべきか。
    それよりなにより、どうして『興亡の世界史』にこれ入れちゃったの?ってレベル
    一番良かったのは表紙。

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著者プロフィール

1944年大連生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。同大学院入学。文学博士。東京大学教授、国立西洋美術館館長、文化庁長官などを経て、現在、日本学士院会員、東京大学名誉教授、山梨県立美術館館長。著書に『古代都市ローマ』『皇帝たちの都ローマ』『逸楽と飽食の古代ローマ』『文化立国論』など。本シリーズ編集委員。

「2019年 『興亡の世界史 人類はどこへ行くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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