新装版 水域 下巻 (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
4.29
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本棚登録 : 36
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065116562

作品紹介・あらすじ

ダムに沈んた山村と現代の街が繋がったとき、少女は知る。誰かが生きたからこそ自分が在ることを。『蟲師』の漆原友紀が贈る感動作!

感想・レビュー・書評

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  • ダムの奥底に沈められてしまった村の家族の、孫の女の子、千波が主人公。

    他の方も書かれてますが、この漫画の何がすごいって、空気感がすごい良い。夏の暑いうだるような感じ、水底の音のない感じ、水底から上を見上げた時のキラキラした感じ、そして、恵みの雨。全てがとても素敵に表現されてます。

    夢の中でだけど幸せな1日を過ごせた事、本当に良かったと思う。最後は辛い嘘をついたけど、雷神さんと澄夫を見送れて良かった。

    最終話でおばあちゃんがボケて澄夫を心配するのはかなりリアル…。でもその分おじいちゃんが元気で、家族で暮らせているのが良かった。

    人におすすめしたいくらい良い漫画でした!

  • すごい構成。
    初っぱなから、上巻でイメージしていたことがまとめてドーッとやってきて驚いている。
    先が気になってあっという間に1冊読んでしまった。
    なんとも割り切れない感情がこちらにも伝わってきて、感情移入して話を読むことができた。
    夢の共有のところはいい作りだったな~
    龍神様が帰られたことで一応皆この件は終ったと納得した・できた、ような感情になった。
    一つだけ気になったのは、お父さんは、村の人達が移住してしまった後何年あの村に残り続けたのだろう?

  • 蟲師が好きだった。
    蟲師の作者さんの本ってことで漫画喫茶でふと目に止まって、読んだ!

    蟲師の雰囲気、空気感みたいなものが好きだったけど、これも素敵な空気感!
    田舎の雨、水のない暑い夏、最高すぎる空間を漫画で味わえる。
    あと、自分の故郷や、母親や、おじいちゃんおばあちゃんを思い出すな。私の故郷との向き合いはまだ終わってなくて、これからだと思うから。そこへの伏線なのかも。

    お話も涙出るくらい良かったけど、
    空気感の体験が素晴らしく大好きだった。
    作者さんがどんな人なのか気になったーー
    漆原友紀さんか、覚えておこう!そのうちまた何かで巡り会えたらいーな!
    蟲師もまた見たくなってる、
    今書いてるお話とかもあるのかな、
    何かインタビュー記事とかあるかなーーーー

  • わたしの県でも、水底に沈んだ村がある。
    あの村に住んでいた人たちも、こんな想いに身を切られたのだろうか。
    どんな村だったんだろう。
    知らずにいて、見ようともしないこと。当事者からすれば、無関心は残酷だ…。

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞1998年冬のコンテストにて四季大賞を受賞した短編を連作化した『蟲師』でデビュー。同作は第30回講談社漫画賞一般部門を受賞した。他に『フィラメント ~漆原友紀作品集~』『水域』がある。「アフタヌーン」2018年6月号より『猫が西向きゃ』連載開始。


「2021年 『猫が西向きゃ(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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