カラー図解 分子レベルで見た体のはたらき いのちを支えるタンパク質を視る (ブルーバックス)

  • 講談社 (2018年5月16日発売)
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  • 本 ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065116852

作品紹介・あらすじ

生命とは、無数の「タンパク質分子」が織りなす、驚くほどの秩序を持った化学反応だ。生命の営みに必要な全ての化学反応が、DNAに書かれている20種類のアミノ酸からなるタンパク質によって行われる。なぜ、そのように働くのか? 最新バイオサイエンスで明らかにされたタンパク質の働きと働く仕組みを、119点の高精細3Dカラー図版を使って解説。無料分子グラフィック・ソフトウェア『CCP4mg』の使い方も巻末に。


「生命」とは何だろう?
 生命とは、無数の「タンパク質分子」が織りなす、驚くほどの秩序を持った化学反応です。遺伝情報の制御、情報伝達、食物の消化、ATPの生産、免疫、物質の変換と循環など、生命の営みに必要な全ての化学反応が、DNAに書かれているわずか20種類のアミノ酸からなるタンパク質によって、瞬時も休まず行われています。
 では、タンパク質は「なぜ、そのように働くことができる」のでしょうか?
 それには、タンパク質の立体構造が大きく関わっています。
 本書は、最新のX線結晶解析とバイオサイエンスによって明らかにされた生命を司るタンパク質を、119点の高精細3Dカラー図版を使って、その働きと働く仕組みを解説します。
 さらに、無料でダウンロードできる『分子グラフィック・ソフトウェアCCP4mg』の使い方と、「PDBデータのダウンロード方法」も解説しているので、自分のPCで確認しながら、より深く理解することができます。

感想・レビュー・書評

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  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000038069

  • これはいい。

  • 本館開架(新書) [蛋白質] [分子生物学]
    http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB26081188

  • 請求記号 491.4/H 69/2057

  • 太古から哲学的・宗教的な対象であった「生命」は、20世紀に入り、タンパク質と呼ばれる多くの分子を中心にした「化学反応」であることが判ってきた。さらに21世紀に入り、「なぜそのような反応が起こるのか?」が分子レベルで理解できるようになった。本書は、最新の3Dカラー図解で、「生命のメカニズム」を分子レベルで紹介する。

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著者プロフィール

1948年、茨城県生まれ。1974年、東京工業大学大学院修了。ロンドン大学博士研究員、協和発酵工業(株)東京研究所主任研究員、東海大学開発工学部教授、東海大学医学部教授、東海大学糖鎖科学研究所教授を経て、2016年より東海大学先進生命科学研究所教授。理学博士。現在のおもな研究課題は、コンピュータ科学を駆使した、より効果的で、より安全な医薬品の開発。さらに、人間のQOL向上につながる有用物質の探索・創製にも興味を持って研究活動を展開している。著書に『暗記しないで化学入門』『熱力学で理解する化学反応のしくみ』『「香り」の科学』『カラー図解 分子レベルで見た体のはたらき』『はじめての量子化学』(いずれも講談社ブルーバックス)など。

「2020年 『カラー図解 分子レベルで見た薬の働き なぜ効くのか? どのように病気を治すのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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