少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
2.56
  • (1)
  • (3)
  • (17)
  • (9)
  • (6)
本棚登録 : 135
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065117101

作品紹介・あらすじ

日本が本気でマネしたら世界一の経済大国に!
賢くておもしろい国家戦略。

経済成長率年3.5%、
65歳以上の労働力率3.6割で毎年増加、
人口減少に影響されない社会保障、
共働き大国でも待機児童ゼロ、
外国人労働者4割でも優秀な技術者を優遇……

マネーの達人として「ホンマでっか!?TV」「有吉ゼミ」などで活躍したファイナンシャルプランナーがシンガポールへ移住。
そこで見たのは賢くて合理的な政策、世界基準の教育、合理的なインフラ。
日本と同様、少子高齢化社会で消費税は7%。なのに老後の不安はゼロ。67歳まで同賃金での雇用義務、共働き率9割でも待機児童ゼロ。シニアも女性も活躍して、さらに労働人口4割は外国人も優秀なエンジニアを優遇し高技術労働力を確保しているから、労働人口も個人の所得も増えるばかり。
シンガポールには日本が取り入れたら経済的に得をして、国民が幸せになる理想社会があった。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シンガポールに移住したらあかん…(自分は)
    という反面的な感想になりました。

    気力とガッツと野望のある人向きなんですって、シンガポール。

    50年ほどの新しい国って、やはり現代の思想をモロ反映した国なんだから、日本みたいな年取った国とはちょっと比べるのは無理があるかなと思いました。

    こうするべきだよ日本!って言われたり、日本の方がいいとこもあるし、年何回も帰ってきてたり。どっちやねん。(笑)
    はぁ、まあ、海外転勤について行った家族のエッセイなら面白かったのになぁ…というところかな。

    辛口になっちゃうけど、FPなのにあまり職業関係ないお話だし、この本、何が言いたかったの?て感じ。

  • シンガポールで見た日本の未来理想図(花輪陽子)

    ■日本より少子高齢化が深刻だが、老後の不安ゼロ
    ・ライドシェアや自動運転など新しい技術はいち早く導入され日々生活が快適になる。
    ・人口減少に影響されない社会保障により、国民や永住者の老後不安を軽減
    ・物事を決めるスピードも速く、非常に合理的・効率的に国が回っている。
    ・学力は世界ナンバーワンの教育政策
    ・新がぽーり案は日本人の倍稼いで、倍使うイメージ。
    ・貯められる金額は同じなため、生活レベルが上がる分幸福度が上がる

    ■日本との比較
    ・日本は技術・資産を「持っている国」なのにアピールが下手でもったいない。
    ・シンガポールは持てるものは少ないが、戦略やプレゼンテーションなどで持てるものを最大限に活用していて対照的
    ・シンガポールは経済成長のためなら何でもするというブレない軸がある国

    ■持ち家率は9割
    ・日本は6割
    ・家という財産があると愛国心や社会の安定につながり、老後生活の不安も軽減できるため、政府が持ち家を推進
    ・ファミリータイプの物件から3,000万円前後から買えるが、外国人は基本的に購入できない。
    ・家賃はオフィス街の近くだと月30万、郊外でも20万円弱。

    ・国家予算4割は国防費と教育費
    ・定年退職は67歳
    ・人口の4割が外国人労働者
    ・共働き大国で土地が少ないが、保育所を色々なビルに作り待機児童ゼロ
    ・学力は世界一で日本からの親子留学も急増
    ・2歳児が1時間座っていられる。
    ・子供が私の年金
    ・生活費は月60万円
    ・経済格差は日本以上

  • 少子高齢化とほぼ無関係、目指したくも無い、ハテ

  • 旅行で行ったこともあるシンガポール。懐かしく楽しく勢いのあるシンガポールについて学べました。

  • 仕事、教育、お金など、シンガポールでの暮らしについて、とても具体的に紹介されているので、シンガポールに住もうという方にはとても参考になると思います。
    ただ、タイトルにあるような、日本の今後の方向性を考えるために読むと、ちょっと肩透かしを感じるかもしれません。基本的には、シンガポールの紹介本です。

  • 期待した内容と少し違いました。
    シンガポール生活の話が中心。

  • はじめに
    第1章 合理的で賢い政策
    第2章 快適な生活
    第3章 「世界基準」の人をつくる教育
    第4章 物価の高さは世界一でも合理的
    第5章 シンガポールリッチの暮らし
    第6章 シンガポールで暮らすなら
    おわりに

  • 期待したような論理的な内容ではなかった。また、結果的にあまりシンガポールに住みたい、いい国だと思えるポイントが見つからなかった。

  • 節税対策にもなり、教育水準が高い。治安も良く海外での暮らしに慣れていない方もシンガポールであれば有意義な暮らしができるのではないでしょうか。
    この作品を読んで自分も早く駐在したいと思いました。

  • 2018年8月読了。
    賛否分かれる内容だと思う。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

■監修・翻訳者略歴
花輪陽子(はなわ・ようこ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士 (国家資格)、 CFP (R)認定者。外資系投資銀行を経てFPとして独立。2015年から生活の拠点をシンガポールに移し、東京とシンガポールでセミナー講師など幅広い活動を行う。『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』(講談社プラスアルファ新書)、『夫婦で貯める 1億円!』(ダイヤモンド社)、『ジム・ロジャーズ 大予測』(東洋経済新報社)、『大転換の時代』(プレジデント社)など著書・訳書多数。海外に住んでいる日本人のお金に関する悩みを解消するサイトも運営。まぐまぐ 「花輪陽子のシンガポール富裕層の教え 海外投資&起業実践編」も執筆中。

「2023年 『捨てられる日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

花輪陽子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×