- 本 ・マンガ (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065117743
作品紹介・あらすじ
「どうして52年も黙っていられたのだろう?」亡くなった祖母が大切にしていた手紙には、50年以上前の悲恋の真実が書かれていた。伝えることができなかった祖母の思いを届けるため、孫の小春は台湾へ向かうがーー。「娚の一生」「姉の結婚」の西炯子が描く、“キスから始まる”ドラマチックな恋物語。『秘密』『月見ヶ丘にリンゴの風』などオムニバス4編収録。
感想・レビュー・書評
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ほのかな初恋?みたいな恋愛短編集。
3話目のカタブツ女子の話が好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「キス」をテーマに描く読み切り完結オムニバス。掲載誌のせいもあるけど、どうしたんだ、西炯子。ウェルメイド過ぎて却って訝しんでしまう。
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短編集。
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まあまあかなあ。
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ここ数年西炯子先生の描く恋愛と自分の感覚がズレてきてフェードアウト気味だったけど、書店の試し読み冊子の1話「手紙」がよかったので購入。オムニバス短編集で1話あたり40Pとボリュームもそれほどではないので気兼ねなくサクっと読める。
掲載誌がなかよしとのことで、決めゴマ、瞳の大きさなんかもローティーン向けに寄せて描かれている印象が目立っている。ストーリーの好みは断然1話!時間をかけたすれ違いの恋愛という意味ではとても好み。4話の「前髪」は、共感性羞恥のある人はちょっと途中でページを閉じたくなってしまうかも。
自分がリアルタイムでなかよしを読んでいた20年前は、キスは連載の最終回で散々盛り上げて描かれるのが定石でしたが、随分時代が変わったなぁと実感しました… -
なんか、懐かしい。あの頃の恋バナが、今はこんな感じでよみがえる、みたいな?
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最初のお話で泣いてしまった。。
マディソン郡の橋とはまた違うけれど
生涯ひっそりと静かに
思い続けたい相手が心の中にいたとして
だれがそのことを責められようか。
心の中は自由。
でも若い心は、正義と潔癖が世界の中心。
無理にわかろうとしなくても
すべてはっきりさせなくても
心は自由なんだよね。
正解は用意されてはいないけれど
自分の心が感じたものが
たどり着いた答えが
きっと正解なんだろうな、と。
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キスにまつわる短編集。
2話目のキスした犯人を探す話が良かった。
あとは普通?
意外な展開もなく、オーソドックスな話でした。 -
掲載誌がなかよしだったから期待していなかったのですが、面白かったです。むしろ最近の大人のグジャグジャ感がなくて、久しぶりにスッキリと読めました。これはこれで終わり?
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ちゃんと「なかよし」なんだけど西炯子なオムニバス集。
かわいらしいけれど大人っぽい苦さもあり、絶妙な匙加減でした。
一番最初の方話がほろっときて一番好きだったな〜
著者プロフィール
西炯子の作品





