紀州のドン・ファン 野望篇 私が「生涯現役」でいられる理由 (講談社+α文庫)
- 講談社 (2018年4月20日発売)


- 本 ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065117774
作品紹介・あらすじ
「私はいい女とHするためだけに生きているし、そのためだけに大金持ちになった」と宣言する、紀州のドン・ファンこと野崎幸助氏。その破天荒の自伝はベストセラーとなった。本作はその第2弾。ドン・ファンが実際にどんな女性たちを抱いてきたのか、その詳細を初めて明かすとともに、「死ぬまで現役」でいられる健康法と精力増進法を指南する。
感想・レビュー・書評
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二年前に出版された『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』を読んで面白かったので
この本を読んでみました。
「今年急に亡くなったのですよね。
もっと沢山いろいろなこと教えてほしかった。
と思ったら、その後、続編がでていました!
読んでみます。」
と感想を書いた私。
で、(いまとなっては)昨年発行された、
この本を読んでみました。
前作について
〈その出会いについての描写が少なかったことで
助平読者が落胆したというネットの書き込みがあるようです〉
とのことです。
その需要に応えた内容であったと思います。
はぁー。
この本の出版一か月後に
ドンファンは亡くなりました。
でもその少し前に55歳年下の美しい奥さんと結婚できたのだから
幸せな人生だったのではないでしょうか。
ご冥福をお祈りします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
記録
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先ごろ謎の死を遂げたことで世間を騒がせた著者の第二弾。
前著が自身の半生や人生哲学が中心だったのに対し、今回は自身のエロ話が中心。副題の「私が『生涯現役』でいられる理由」の理由については本書を読んだが不明。
事件後の報道では真偽は不明だがすでに「現役」ではなかったとの説もあり、今となっては本書もちょっと著者が吹かしてんじゃないの?と思わないでもない。
前述したが、本人の苦労話や人生哲学が盛り込まれた前著の方が読みごたえがあった。
R.I.P. -
今話題の紀州のドン・ファンこと野崎幸助の話。
前作は立身出世の話がメインだったけど、今作はとことんゲスくて、パブリックイメージどおり。 -
ついに”イッて”、もとい”逝って”しまった紀州のドン・ファンの辞世の作。第一作があまりにも面白く、続編である本作が出版された直後に読んでいたら、すぐ本人が亡くなられるというスピード感に驚いてしまった。
著作としての完成度は残念ながら前作には劣り、前作のヒットにより、「こう書けば読者は喜ぶだろ」という本人(もしくはゴーストライター?)の意図が透けてみえてしまい、紋切り型の表現が多発する点には多少辟易させられる。
とはいえ、これでドン・ファンの姿が見えなくなってしまうというのは、一ファンとして大変悲しい。例の事件は未だ真相が不明であり、一刻も早い解決を望む。 -
読んでる途中に作者が亡くなってかなりビックリした。登山家の栗城さんに続けて、個人的にはかなり衝撃の訃報でした。
一作目が人生通じた行き方を書いていて、この二作目はどっちかってとシモの話に焦点を絞って信念を書いている感じ(笑)
一作目よりも、かなり笑いながら読ませてもらいました。バイタリティが凄すぎる。そのバイタリティがあるからこそ、あそこまで上り詰めたんだろうなぁと。
和歌山県田辺市が生み出した偉人であることに間違いはないでしょう。
バイタリティだけでなく、あぁいう楽しい文章まで書ける。そして本に出来るだけの人生経験をしていて、記憶に残っている。
惜しい人を亡くしたなと思います。ご冥福をお祈りいたします。まぁでもこの方は、あの世でも変わらずハッスルしてそうです。 -
前作が面白かったので。前作よりも女性関係にグッと寄せた今作。それはそれで面白かった。前作の領域を期待すると期待はずれかもしれないし、前作期待はずれだった人は今作でヒットするかもしれないし。うらやまけしからん内容。
著者プロフィール
野崎幸助の作品





