噛みあわない会話と、ある過去について

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 111
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065118252

作品紹介・あらすじ

どうして「いじめ」てしまうんだろう。あれは「いじめ」だったのだろうか……。いまもっとも注目を集める作家、辻村深月の最新短編集!

感想・レビュー・書評

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  • ナベちゃんのヨメ/パッとしない子/ママ・はは/早穂とゆかり

    言葉の不条理。記憶の不条理。人間関係の、昔と今の不条理。
    同じ出来事に対して同じ記憶を持つとは限らないのだけれど、うーーん ここまで違うこともあるのかも……
    ドキドキドキドキ です。

  • 他人に下した評価が、態度が、自分にも返ってきている。
    気づかないのは誰だって自分だけは特別だから。
    けどいつか気づく。
    そしてそれは時間が経つほどに取り返しがつかない。
    他人事みたいに思える過去の自分のふるまいは、結晶化していてもう干渉できない。

    繊細でタフという、一見矛盾するような人格がとてもしっくりくる。全然あり得る。
    正しいから勝つ、じゃなくてスペックが高いから勝つ。
    その構図は子どもの頃も大人になっても変わらない。
    出てくるのは、かわいそうな人、お人好し、そういうものとはだから違う。

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