うちの旦那が甘ちゃんで (講談社文庫)

  • 講談社 (2018年8月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784065118306

作品紹介・あらすじ

はっきり言って月也は「ぼんくら」である。月也とは、南町奉行で風烈廻方同心を拝命している、沙耶の旦那のことだ。のほほんとした性格から、盗人を取り逃がすことが多く、付き人である小者たちは愛想を尽かして次々に辞めていった。小者は捕り物の補助や身の回りの世話をする重要な存在で、小者がいなければ同心は能力の半分も発揮できない。次の小物をどうやって手当てすればいいのか。沙耶が思いついたのは、なんと自分だった!


はっきり言って月也は「ぼんくら」である。月也とは、南町奉行で風烈廻方同心を拝命している、沙耶の旦那のことだ。のほほんとした性格から、盗人を見つけても取り逃がすことが多く、付き人である小者たちは愛想を尽かして次々に辞めていった。小者は同心が私費で雇い、捕り物のときの補助や身の回りの世話をしてもらう。一心同体で捜査にあたり、小者がいなければ同心本来の能力の半分も発揮できないと言える。次の小物をどうやって手当てすればいいのか。考えあぐねていた沙耶が思いついたのは、なんと自分だった。「御用だ!」。

感想・レビュー・書評

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  • なんやかんやで神楽坂淳さんである
    まぁまぁ気に入っているようである

    そして「長く続いているシリーズは面白いに違いない理論」により本作を手に取った次第

    ひと言で言うとお手軽!
    神楽坂さんの魅力はこれに尽きる

    「甘ちゃん」の同心に女房が小者となって付き従い、女の繋がりを使って捕り物をするストーリー
    女性の目から見た江戸の町の風景が立ち上がる
    そんなシリーズなのだわきっと

    そして気付く、なんとなしに語り口に違和感があるのは、現代風の語り口や話言葉だからなんだわ
    ピースサインをするうっかり八兵衛みたいなノリやな
    もちろん狙ってやってるんだろうけど、読みやすさより、ちょっぴりの気持ち悪さが先に来ちゃうなぁ

    うん、でもなんか離れがたい魅力もあるのよ
    だから続けて読むだわさ

    • ひまわりめろんさん
      まきちゃ

      まぁ、今はその時ではないってことなのかもしれんねー(テキトー)
      まきちゃ

      まぁ、今はその時ではないってことなのかもしれんねー(テキトー)
      2025/10/19
    • みんみんさん
      マキさん♪宮部さんの時代物は半分はホラーだから
      気をつけてね笑
      マキさん♪宮部さんの時代物は半分はホラーだから
      気をつけてね笑
      2025/10/19
    • bmakiさん
      えっ。ホラーなんですか!?
      ありがとうございます。気をつけて読みますっ!ホラー好きでは無いですが、多分読めるとは思うのでm(_ _)m
      えっ。ホラーなんですか!?
      ありがとうございます。気をつけて読みますっ!ホラー好きでは無いですが、多分読めるとは思うのでm(_ _)m
      2025/10/19
  • コミカルで気楽に読める時代小説シリーズ、1作目。
    同心の妻が活躍します。

    紅藤(くどう)月也は、南町奉行の風烈廻方同心。のほほんと人がよく、夫としては好もしいが、同心としてはぼんくら。
    小者(付き人)が呆れて、どんどん辞めて行ってしまうほどだった。
    妻の沙耶は、そのことに頭を痛めます。
    小者というのは、一応制度としてある身分で、少しだが給料も出る役。
    荷物を持って歩き、何かと用事をするので、いなければ仕事にならず格好もつかない。(提灯を持って「御用だ」と叫ぶのも、小者)
    そこで沙耶が思いついたのは、自分が小者になればいい!ということ。
    さて?

    風烈廻方同心というのは、強風の時に見回るのが主な仕事で、火事の用心なのです。
    日頃から見回りはするが、定廻りほどは忙しくはないし、火盗改めほど猛々しくもない。
    月也がおっとりしているのは上役にも知られているため、とりあえずはまぁいいか、みたいな空気に(笑)

    夫婦仲よく町を歩き、出くわした事件を捌いていく‥沙耶が。
    行った先で、人に信頼されるのも沙耶。
    明るく、自覚はないがかなり綺麗で、まっすぐな人柄がにじみ出ているのだ。

    奉行所には届けたくない程度の少額の盗難が起きていたり。
    盗賊が店の女に手を出していくので、それを表沙汰にするわけにはいかない事件。
    囮に綺麗な少年を店に置いたらどうだとは、芸者の音吉姐さんの提案。

    ちょっと上手く行き過ぎな軽さはあるけど~
    こういうのも、暗くならなくて、いいですね。
    必要なタイプかも☆

  • フォロワーさんお薦めの1冊です。
    新感覚時代小説。

    南町奉行所で風烈廻方同心を拝命している紅藤月也とその妻沙耶。
    月也は「のほほん」としている性格で、夫としてみると「じつに好もしい」のですが、はっきり言って月也は「ぼんくら」。夫としては最高、同心としては問題あり。

    第一話は、初夏の頃。
    一軒一軒「奉行所に届けを出したくない」程度に盗んでいく盗っ人が、何軒か入ります。
    月也に小者(付き人)がいませんが、沙耶が自分が小者になると申し出て…。
    沙耶の作る質素だけど薬味のきいた納豆や豆腐などの料理がとても美味しそうでした。
    紅藤家の朝食の基本は覚弥(かくや)で、拍子木に切った大根にたっぷりの葱、鰹節、醤油をかけて食べるのだそうです。

    第二話は、七夕近く、朝顔の季節。
    梅の花の砂糖漬け(口臭を消すための)買いたいけれど月也の前で恥ずかしくてなかなか買えない沙耶。
    二人は、鰻屋の店の中で盗賊に手籠めにされた娘が首を吊るところに出くわします。
    女を手籠めにして口を封じている盗賊。
    噂を広めないように犯人を捕まえなくてはいけない事件です。
    芸者の音吉に相談すると半玉のおりんとおたまが「唐がらし〈年端もいかない男の子)を使うのはどうでしょう」と提案します。
    沙耶は男装をして唐がらしの牡丹の客を装い犯人をおびきだそうとしますが、牡丹に告白されてしまうという、少々、色っぽいお話。
    梅の花が事件の鍵ですが、今で言えばガムのようなものでしょうか。
    女湯にウグイスの糞がぬか袋につめておいてあったり、風流なものがこの時代には色々あったのを知り、面白く読みました。

    • やまさん
      まことさん
      こんにちは。
      いいね!コメント!有難う御座います。
      字の大きさは、中です。
      やま
      まことさん
      こんにちは。
      いいね!コメント!有難う御座います。
      字の大きさは、中です。
      やま
      2019/12/06
    • やまさん
      まことさん
      こんばんは。
      いつも、いいね!有難う御座います。
      「うちの旦那が甘ちゃんで 」の字の大きさは、小でした。
      きょう、町へ出...
      まことさん
      こんばんは。
      いつも、いいね!有難う御座います。
      「うちの旦那が甘ちゃんで 」の字の大きさは、小でした。
      きょう、町へ出たので書店で確認しました。
      やま
      2019/12/25
  • うちの旦那が甘ちゃんでシリーズの1作目。
    2018.08発行。字の大きさは…小。

    タイトルが気になって少し読んでみて、これは新しい、面白いと飛びつきました。
    女性が中心の捕り物帖、始めて読みます。月也は、素直で優しく剣の腕は立つ。妻・沙耶は、夫を支えて情報収集に井戸端会議、女のネットワーク。男装姿も美しい。是非、会ってみたい(笑)。

    神楽坂淳さんの本を読むのは、初めてですが、次作が楽しみです。

    • まことさん
      やまさん♪おはようございます。

      やっと読みました。遅くなってしまってごめんなさい。
      江戸の街の風情が、食べ物や匂いや香りなどとても豊...
      やまさん♪おはようございます。

      やっと読みました。遅くなってしまってごめんなさい。
      江戸の街の風情が、食べ物や匂いや香りなどとても豊かで(特に食べ物が(*^^*))素敵な作品でした。
      ご紹介どうもありがとうございました!!
      2019/12/06
    • まことさん
      やまさん♪追伸です。
      「うちの旦那が甘ちゃんで」は字の大きさはどれにあたりますか?プロフィール欄に載っていなかったのですが、小くらいですか...
      やまさん♪追伸です。
      「うちの旦那が甘ちゃんで」は字の大きさはどれにあたりますか?プロフィール欄に載っていなかったのですが、小くらいですか?
      2019/12/06
    • まことさん
      やまさん♪おはようございます(*^^*)
      字の大きさは小ですね!
      わかりました。
      やまさんも、どうぞよいお年をお迎えくださいね!
      やまさん♪おはようございます(*^^*)
      字の大きさは小ですね!
      わかりました。
      やまさんも、どうぞよいお年をお迎えくださいね!
      2019/12/26
  • 気楽に楽しく読める時代物。江戸の暮らしがリアルに色濃く描かれていて(例えば「梅花」や岡っ引、遊女など)学ぶことも多かった。それだけに、事件の内容や月也と沙耶のキャラが今一つなのが勿体無く感じる。月也が甘ちゃんというのは面白いがあまりに阿呆すぎるというか、良い所がなさせすぎるし、沙耶も端々で夫を舐めているように感じられて少し苦手だった。次作を読むかは微妙なところ。

  • 「神楽坂淳」の長篇時代小説『うちの旦那が甘ちゃんで』を読みました。

    「池波正太郎」、「木村忠啓」、「月村了衛」の作品に続き時代小説です。

    -----story-------------
    はっきり言って「月也」は「ぼんくら」である。
    「月也」とは、南町奉行で風烈廻方同心を拝命している、「沙耶」の旦那のことだ。
    のほほんとした性格から、盗人を見つけても取り逃がすことが多く、付き人である小者たちは愛想を尽かして次々に辞めていった。
    小者は同心が私費で雇い、捕り物のときの補助や身の回りの世話をしてもらう。
    一心同体で捜査にあたり、小者がいなければ同心本来の能力の半分も発揮できないと言える。
    次の小物をどうやって手当てすればいいのか。
    考えあぐねていた「沙耶」が思いついたのは、なんと自分だった。「御用だ!」。
    ―新感覚時代小説。
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    2018年(平成30年)に刊行された「うちの旦那が甘ちゃんで」シリーズの第1作… 現在では、7作目まで刊行されているようですね、、、

    軟派なタイトルに、軟弱な主人公… どうかなー と思ったのですが、これが意外と面白かったですね。


    主人公の「紅藤月也」は南町奉行所の風烈廻方同心で、武芸の腕は一人前だが、おぼっちゃま育ちの、のほほんとした性格… 手柄をたてる同心の下で働きたい岡っ引き等の小物は、「月也」を見限って逃げてしまう、、、

    そこで、同心の娘でしっかり者で頭も冴えている妻「沙耶」が、「月也」の小物役となり、夫婦二人三脚の夫婦同心として事件を解決していく展開が愉しめました。


    第一話は、商家に押し入り、被害にあった商家が奉行所に被害を出さない程度の少額だけを奪う盗賊を捉える物語、、、

    「沙耶」は、角寿司のおかみ「喜久」や夜鷹蕎麦の「お清」、高利貸しの「お種」、銭湯のおかみ「お良」たちの協力を得て、盗賊の誇りを傷つけるような罠を仕掛け、見事に誘い出すことに成功する。

    第二話は、首を吊ろうとしていた鰻屋の娘「前(さき)」を救うべく、「沙耶」が囮になって犯人を捕まえる物語、、、

    「沙耶」は、芸者の「音吉」の協力を得て、強姦魔を誘き寄せるための水茶屋を開店し、自らも男装して客に成りすまし、強姦魔を見事に誘い出すことに成功する。


    「月也」と「沙耶」の夫婦同心の活躍… もっと読んでみたいですね。

  • 江戸の生活の描写が好きだった。食べ物も美味しそう。そういえば毎食暖かいご飯食べれるのは贅沢だったのかと改めて思った。

  • 豆腐と大根おろしが食べたくなる。

  • 読み終わってみれば、軽さがいい時代小説でした。

    最前まで佐伯泰英さんの居眠り磐音シリーズを読んでいたため、最初の数ページは違和感を禁じ得ませんでしたが、ぼんくらと呼ばれてしまう器の大きな月也と、それを支える沙耶の有能さがいい案配で、夢中になって読み終わりました。

    続刊が出ていますね。
    続きも読みます!

  • とにかく旦那が可愛い!これにつきます笑
    優しい旦那としっかり者の奥様で、
    夫婦で今で言う警察みたいなお仕事を頑張る物語。

  • 相思相愛というか、いい感じの夫婦の話でした。こういう夫はいいなと思ってみたり、わたしだったらいつも気をもんでキーキー言って疲れちゃいそうとか思ってみたり。設定が江戸時代だからよかったかな。全然手の込んだものではないのですが、食事の場面が美味しそうでした。

  • 読みやすく良かった!
    ちょっと沙耶が出来すぎな気もするけど、わかりやすく、知らない事を話の流れを消す事なく、小出しにしてるのが良い。
    今までの時代小説とはちょっと違っていて良い。

  • 司馬遼太郎の功名が辻を思い出す。ぼんくら夫を良妻が支える。とても面白く早く続編を読みたくなる。仲睦まじい夫婦で心が晴れるが,慢心した夫がすべてを壊す功名が辻のような結末にならないことを願う。
    あらすじ(背表紙より)
    はっきり言って月也は「ぼんくら」である。月也とは沙耶の旦那で、風烈廻方同心を拝命している。のほほんとした性格から盗人を取り逃がすことが多く、小者(付き人)たちは愛想を尽かして次々と辞めていった。次の小者を誰にするか。考えあぐねていた沙耶が思いついたのは、なんと「自分」だった。―新感覚時代小説。

  • 初めて読む作者 神楽坂淳氏の作品である。

    かかあ天下のような、内容なのかと、思っていたのだが、相思相愛の月也と沙耶。
    旦那の月也は、風烈廻方同心を拝命している。
    「ぼんくら」と、言われつつ、小者たちが、やめて行くのだが、、、、
    「ぼんくら」という言葉が、適切でないような、優しさあふれる人物になっている。
    そして、少しでも、夫を支えたいと、願う沙耶が、小者が、居ないのなら、自分がなれば・・・と、
    そして、その考えは、見事に、情報収集で、夫が、手柄を立ててくれるようになっていく。

    しかし、言い方ひとつで、感じ方が違うと思う。
    のんびり・おっとり―――のろま・気が利かない
    世話焼き―――お節介焼き
    情報通――――宣伝マン
    ふっくらさん―――デブ
    綺麗好き―――神経質
    私の近辺では、傷つく言葉を言う人はいないけど、言われて 心が折れる人もいる。
    ちょっとした一言で、傷つくこともある。

    ここで「ぼんくら」「甘ちゃん」と、言われていても、月也自身が、気にしていない事が、一番いいと、思う。
    沙耶の人柄の良さから、これからの情報取集によって、旦那様の活躍できる部分を次回 期待したい。

  • 事件?はあっさり片付いてしまうので推理物?として読むとイマイチかな.
    仲の良い夫婦の話.と思って読むとほっこりする.

  • 1~9巻まであります。
    連続TVドラマみたい。
    自分の回りの人を密かにキャスティング
    しながら楽しく読んでいます。

  • 簡単に読めて、暇つぶしに手軽。ただ、もう少し人情やら、謎なり、物語に奥行きがあると、より面白いかも。

  • 初の神楽坂淳先生
    設定だおれかと思ったが、だんだんと周囲に『仲間』ができて、女ネットワークを駆使して事件を解決していきそう
    最近は「この世界のかたすみで=ぼんやり」みたいな人柄が好きだ
    甘ちゃん同心も好物になりそうです
    (ブクログやまさんの本棚を参考に借りました)

  • 1~4までの感想。
    ぼんくら亭主とのほほん妻の能天気同心夫婦が、周囲の人々のおかげで事件を解決していくシリーズ。
    3、4は後半を次の巻へ引っ張るあこぎな真似をしている。
    正直、二十歳前なら楽しめたかもしれない。
    でも、フルタイムで働いてる立場で読んでいると、ぼんくら亭主が家でお子ちゃますぎてイラっとする。
    作者に対して、「家事をなめるんじゃねぇ❗」と言いたくなる。

    時代小説というより、一種の童話、ファンタジー的な読み物。

  • 元年8月20日読了。
    内容は、あんまり好みじゃぁなかったけれど、暇つぶしにはなった。
    時代考証は、きちんとしているようなので、勉強になった。
    シリーズ物らしいけど、続きを読もうか、悩み中。

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著者プロフィール

1966年広島県生まれ。作家であり漫画原作者。多くの文献に当たって時代考証を重ね、豊富な情報を盛り込んだ作風を持ち味にしている。小説には『大正野球娘。』『三国志』『金四郎の妻ですが』『捕り物に姉が口を出してきます』『うちの宿六が十手持ちですみません』『帰蝶さまがヤバい』『ありんす国の料理人』『あやかし長屋 嫁は猫又』『恋文屋さんのごほうび酒』『七代目銭形平次の嫁なんです』などがある。

「2023年 『うちの旦那が甘ちゃんで 飴どろぼう編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

神楽坂淳の作品

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